biglobeのプロバイダ解約をする方法と注意点を知っておこう

今の賃貸物件に欠かすことのできないものと言えば、インターネット環境です。

その必要性を感じて、数年前から各部屋にインターネット回線を引いているオーナーも多いことでしょう。

そういったオーナーの中で、biglobeとのプロバイダ契約を解約して、他のインターネット接続業者と契約をする方が増えてきています、

というのは、月々のインターネット代金を節約できる可能性があるからです。

biglobeから他のプロバイダに変えるとこんなメリットが!

biglobeは1996年にNECによりサービスが開始された、インターネット業界では老舗と目されているプロバイダです。

インターネット大手であることは間違いなく、実績は充分ですし、信頼感を感じさせるブランドでもあります。

しかし、こと現代のインターネット界隈において、突出した魅力のあるサービスを展開しているとは一概に言い切れません。

現在、様々な会社がインターネット接続サービスを新たに展開しており、既存のプロバイダとの差別化を図るために、月々のインターネット代金を低く抑えたプランを打ち出しています。

biglobeを解約してそのような新しいインターネット接続サービス業者に乗り換えるだけで、インターネットの月額料金を以前より低く抑えられることもあります。

特に最近は建物ごとの一括契約で、かなりお得なサービスを受けることが可能です。

biglobeとプロバイダ契約をしている戸数が多ければ多いほど、その差額が大きくなります。

インターネット接続サービスをbiglobeから他の業者に変え、浮いた費用で家賃を少しでも下げることができたなら、部屋を借りたいという人々への大きなアピールポイントになります。

このような方法を採用するオーナーが、現状増えているのです。

biglobeと他のプロバイダや光回線サービスの違いを知ろう!

biglobeとは、そもそもどのようなメリットのあるプロバイダなのでしょうか?

biglobeのアピールポイントは、回線使用料とプロバイダ料金が合算されているbiglobe光を選ぶことで、安い料金でインターネットを利用することができるという点です。

確かに以前はフレッツ光と、プロバイダの両方の料金が必要でした。

それと比較するなら、biglobe光の料金はお得になります。

しかし、現在はもっと使用料金の安いサービスがどんどん出ていて、さほどbiglobeが旨味のあるサービスだとは言えなくなりました。

また、不動産オーナー向けの光回線サービスが続々登場してきています。

この不動産向けサービスでは、初期費用こそかかりますが、月額料金をかなり安く抑えることが可能です。

ここで、不動産向け光回線サービスを行っているA社をご紹介しましょう。

A社には有線タイプと無線タイプの2つのタイプがあり、初期費用は有線タイプで198,000円、無線タイプで298,000円となっています。

これに工事費がそれぞれ60,000円かかります。

月額利用料は、部屋の数が10戸の場合が1,764円で、20戸の場合が1,344円となっています。

初期費用は結構かかりますが、長い目で見ればきっと利益につなげられることでしょう。
biglobeを解約しても、充分メリットがあるのではないでしょうか。

biglobeのプロバイダ契約を解約する時の注意点

biglobeを解約することを決定したならば、次の注意点を確認しておきましょう。

まず、biglobe光ではなく次のような回線を別に使用している場合は、回線業者も解約をしなければなりません。

1.フレッツ光

2.ドコモ光回線

3.TOKAI・ADSL

4.コミュファ光回線

これらの回線業者を解約しておかないと、そのまま回線使用料が発生してしまいます。

また、解約後にはSIMカードやレンタル機器を返却することがあるので、処分しないで保管しておきましょう。

biglobeの利用料金は利用停止時の翌月か、翌々月に請求されるので、覚えておく必要があります。

biglobeのメールを使用することもできなくなりますし、その他のサービスも使えなくなるので、現在どのサービスを利用しているのか確認をしておくことも大事です。

そして一番問題になるのが、biglobe解約時に発生する違約金です。

違約金はプロバイダの契約状況で違ってくるので、契約をした年月日と契約したコースを再度確認し、幾らぐらい必要になるのかチェックしておきましょう。

できれば違約金の発生しない月に解約をするのがベストですが、3年縛り契約だとなかなかそうもいきません。

この違約金に関してはとても大事なことなので、後ほど詳しく解説を行います。

biglobeを解約する時のポイントを確認しよう!

biglobeの解約手続きは、インターネットで行うことができます。

解約の手続きの前に確認が必要なのが、biglobeを退会するのか、インターネット接続の解約だけなのか、どちらを希望するのかというポイントです。

Biglobeを退会すると、その時まで利用していた全てのサービスが継続使用できなくなります。

具体的には、メールアドレス、個人ホームぺージ、ブログなどです。

これらを残したいという場合には、インターネット接続だけの解約を選んでください。

ただし、違約金に関しては退会も解約も同じ料金が発生します。

ログインIDと、ログインパスワードを入力する必要があるので、もし忘れてしまった場合は、郵送での退会手続きという方法があります。

biglobeのHPにある、【郵送での退会のお申込み】をクリックすることで、手続きを進めることができます。

ログイン後は画面の案内に沿って手続きを行えば大丈夫ですが、違約金などの大事な情報はしっかりメモをとっておく必要があります。

また、解約月の使用料金は日割りができません。

そのため、ギリギリまでプロバイダはbiglobeを使用するのが賢い選択ですが、ここで見落としてはいけないことがあります。

biglobeの場合、毎月25日が退会の最終受付日になっています。

26日以降は翌月の退会になってしまうので注意が必要です。

biglobe解約時の違約金について詳しく知っておこう!

biglobeを解約する時に発生する違約金ですが、最初の契約時にどのプロバイダプランで契約を行ったのかが重要なポイントになっています。

biglobeには2つのプランがあり、契約期間の違いによって区別されています。

2年プランの場合は、24ヶ月単位の契約となっていて、24か月目の契約最終月が契約更新月になります。

この更新月の25日までに解約を申し込まないと、また24ヶ月の契約となってしまいます。
2年プランの場合の違約金は9,000円です。

3年プランの場合は36ヶ月単位の契約になっているので、やはり最終月の36ヶ月目が更新月にあたります。

この更新月の25日までに解約を申し込まないと、さらに36ヶ月の長期契約になってしまいます。

3年プランの違約金は20,000円と、結構かかってしまいます。

biglobeを解約するなら更新月に行うのがベストですが、条件次第では更新月の前に解約をした方が良い場合があります。

たとえば3年プランで契約をしている時に、更新月まで6ヶ月以上残っているのならば、更新月までに23,880円以上の使用料を支払う計算になります。

もし更新月まで6ヶ月以上残っていて、他のインターネットサービス業者と早く交換したいのなら、違約金を払ってもすぐに解約をしてしまうという選択肢があります。

モバイルルーターを利用するという方法も!

biglobeを解約した後は、新たなインターネットサービス業者と契約をすることになりますが、おすすめの方法として、モバイルルーターを使用するやり方があります。

モバイルルーターならば、新たに建物に回線を引く必要がありませし、プロバイダーと契約をする手間もありません。

インターネット無料という広告で入居者を募集し、入居者が決まった後にモバイルルーターを申込んでも充分間に合います。

また、モバイルルーターを扱っている業者には、契約の縛りを設けないというサービスが増えてきています。

このようなルーターならば、入居者が退去した場合にすぐに契約を打ち切ることができます。

もちろん違約金は一切かかりません。

最近はモバイルルーターに参入する会社が増えているので、サービス合戦でどんどん安く使用することが可能になっています。

安い料金で使い放題のルーターも増加しています。

こういった手軽に扱えるルーターを使用することで、インターネットを設置する費用を大幅に減らすことができるでしょう。

外に持ち出せるルーターは若い人たちに人気なので、そういった入居者を獲得するチャンスにもなります。

モバイルルーターに関するニュースを日頃からチェックして、より良いサービスを探してみましょう。

インターネット無料をアピールして入居者を確保しよう!

入居してすぐにインターネットができるということは、現代では重要な部屋探しのポイントになっています。

普通、インターネットには4,000円から5,000円毎月かかります。

この金額が浮くとなれば、入居希望者にとって大きなアピールポイントになります。

実際にかかるプロバイダ料金の何割かを管理費に上乗せすることで、家賃を据え置くという方法もあり、インターネット全盛の現代にふさわしい経営戦略と言えるでしょう。