窓の補助鍵は100均のものでも防犯対策に十分有効!

防犯意識の高い人であれば玄関などには色々な防犯対策をしていると思いますが、窓の防犯対策はされていますか?

窓からの侵入を防ぐには、窓に補助鍵を取り付けるのが効果的で、今や100均でも購入することができます。

今回は、100均のおすすめ補助鍵とその性能、取り付け方などをご紹介します!

窓の補助鍵の役割とは?

まずは、窓の補助鍵の役割を見ていくことにしましょう。

「窓の補助鍵」は、その名の通り、窓の防犯効果を高めるためのものです。

しかし、なぜ、窓の防犯が必要なのでしょうか。

それには、昨今の景気の悪化や治安の悪化が背景にあります。

空き巣犯などは窓から侵入することが少なくないので、不正な侵入を防ぐためには、窓にも防犯対策をしておく必要があるのです。

また、よくある勘違いに「クレセント錠があれば防犯できる」というものがあります。

しかし、クレセント錠は、防音のために付けられているものであり、防犯用の鍵ではありません。

そのため、100均やホームセンターで売られている補助鍵を窓に取り付けることが重要になるのです。

100均とホームセンターを比べると、やはりホームセンターで売られている補助鍵の方が性能が良いような印象を受けますが、そんなことはありません。

100均の補助鍵の性能については、次の章でお伝えします。

100均で売られている窓の補助鍵の性能は?

続いては、100均で売られている窓の補助鍵の性能について触れていきます。

窓の補助鍵は、ホームセンターなどで購入する人も多いですが、自由に使えるお金が少ない人や学生などは、あまり防犯グッズにお金をかけることができませんよね。

しかし、窓の防犯対策を何もしないのでは、今の時代、あまりに無防備です。

なぜなら、何も対策されていない窓は確実に空き巣などに狙われるからです。

そのため、「お金をかけずにしっかり防犯対策したい」と思っている人は多いでしょう。

そんな人におすすめなのが、100均で売られている窓の補助鍵なのです。

また、肝心の性能ですが、100均で扱っていても、決して品質が悪いということはありません。

むしろ、「100均の商品なのに、ここまでしっかり窓の防犯ができるのか!」と驚くような高性能のものも実際にあります。

逆に、値段は高くてもあまり性能が良くないものもあるので、100均にあるグッズで安全・安心が買えるのであれば、これほど良いことはありませんね。

次の章では、そんな100均のおすすめ防犯グッズである「サッシ専用の補助鍵」について、詳しくお伝えしていきます。

100均の「サッシ専用の補助鍵」とはどんなもの?

全ての100均で取り扱いがあるわけではありませんが、立ち寄った100均に「サッシ専用の補助鍵」が置いてあればラッキーです。

これは、窓のサッシに取り付けて使います。

窓1枚に対して、その上下のサッシに2個取り付けるのがおすすめですが、1つしか付けられなくても、大いに効果を発揮します。

主に、窓を閉めているとき(外出時や睡眠時など)に使うものですが、日中、在宅しているときにも防犯の面で役に立ちます。

例えば、ちょっと換気したいという時には、窓を少し開けますよね。

しかし、そのまま窓を閉め忘れ、そこから空き巣に入られてしまうなどの被害に遭うことがあります。

こうした場合も、この「サッシ専用の補助鍵」を付けておけば安心です。

なぜなら、開けた分しか開かないように、しっかりと固定できるからです。

そのため、猫などの小型のペットを飼っている人は、その脱走を防ぐ目的でもこれを利用することがあるようです。

100均の商品ではありますが、壊れにくい造りになっているのでコストパフォーマンスが良いのもメリットです。

100均の「サッシ専用の補助鍵」の取り付け方と注意点

100均で取り扱っている「サッシ専用の補助鍵」について、先ほどからお伝えしていますが、ここでは、その具体的な取り付け方法や注意点を見ていきましょう。

取り付け方は、本体をはめ込むか、クルクル回して付けるだけです。

これなら取り外すときも工具がいらないので女性でも簡単ですし、賃貸アパートに住んでいる人にとっては、これも嬉しいポイントでしょう。

しかし、どんなものにもメリットがあればデメリットもあります。

それは、100均の「サッシ専用の補助鍵」も例外ではありません。

まず、取り付けで気を付けなければいけないのが、「強くロックし過ぎない」ことです。

特に、クルクル回しながら窓に取り付けるタイプのものは、強くロックしようとして締めすぎると、窓が歪んでしまうことがあります。

そうしたことを防ぐためにも、あまり強く締めないように注意して下さい。

また、万一窓ガラスを割られてしまうと、割れた部分から手を入れて開けられてしまうことは十分考えられます。

そのため、窓の防犯では、補助鍵ロックだけに頼るのではなく、他の防犯グッズと併せた対策をすることをおすすめします。

サッシ用補助鍵ロックと併せて使いたい窓の防犯グッズは?

先ほどは、窓のサッシ用補助鍵ロックのデメリットとして、窓が割られた際のリスクに触れました。

では、補助鍵ロックを使う際、どんな防犯グッズと併用すると効果が上がるのでしょうか。

ここでは、100均で購入できる2つの防犯グッズをご紹介します。

まず1つ目は、「窓用の防犯ブザー」です。

空き巣犯が窓から部屋に侵入しようとすれば、その振動などを感知して音が鳴るので、侵入を諦めさせることにつながることが多くなります。

ただし、取り付けた後に落下してしまったり、誤作動することもあるので、気を付けて使ってみて下さい。

そして、もう1つが「窓ガラス用防犯フィルム」です。

これは、そのまま窓に貼るだけで使えます。

ただし、貼る時に気泡が入ってしまうと、その効果が薄れるので、しっかりと窓に貼り付けて下さい。

これを貼っておけば、窓ガラスを割られるのを防ぐことができますね。

このように、100均にはサッシ専用の補助鍵以外の防犯グッズもあるので、こうしたものも一緒に使ってみると良いでしょう。

賃貸物件で窓の防犯対策をする際の注意点!

ここまで、100均の「サッシ専用の補助鍵」について、その性能や取り付け方、使用時の注意点などをお伝えしてきました。

最後は、賃貸物件で窓の防犯対策をする際の注意点についてお伝えしておきます。

持ち家であれば、大掛かりな防犯対策であっても、ある程度自由に行うことができます。

しかし、賃貸アパートなどの場合は、そうはいきません。

住まいを借りているということは、いつかそこを出ていくということです。

そして、出ていく際には、原状回復と言って、「部屋を元の状態に戻す」必要があります。

その際、大掛かりな防犯工事をしてしまっていては、原状回復するのが、時間の面でも費用の面でも大変です。

もちろん、大掛かりな防犯対策には、はじめから大家さんや管理会社の許可が下りないことが多いです。

仮に「好きにして良い」と言われても、部屋を出ていくときのことを考えて原状回復しやすい防犯グッズを選びましょう。

しかし、そこでも、100均などで売られている窓の補助鍵なら安心です。

取り付けも取り外しもしやすく、安価で性能も良いので、窓の防犯を考えるなら、100均の窓用補助鍵を取り入れてみてはいかがでしょうか。

100均グッズで窓の防犯対策をしよう!

今回は、100均の窓の補助鍵についてその性能や取り付け方などをご紹介しました。

繰り返しますが、空き巣などの被害を防ぐには、窓への防犯対策も必要です。

そして、記事でお伝えしたように、100均の防犯グッズでも、複数組み合わせれば防犯効果を高めることができます。

ご自身の安全と日々の安心を守るためにも、窓の防犯対策はしっかりと行なうことをおすすめします。