インターネットの接続が遅い!スマホや契約回線が原因?!

最近はパソコンではなく、スマホでインターネットをする人が増えています。

しかし、スマホでインターネットをする場合、接続や動作が遅いといったトラブルもあります。

その原因と対処方法、そして最近人気のインターネット無料賃貸についてご紹介します。

スマホのインターネット通信速度が遅い原因

はじめに、スマホのインターネット通信が遅いときの、主な原因を見てみましょう。

・スマホの空き容量が少ない
・速度制限にかかっている
・インターネット回線やwifiの不具合か電波の影響

一つずつ解説していきます。

スマホの空き容量が少ないことについてですが、使わないアプリが増えていたり、スマホのデータ容量が増えることによってスマホの動作は鈍くなり、通信速度にも影響が出てきます。

もともと、スマホ自体のデータ容量が少なくても同じことが起きるのです。

原因が速度制限にかかっている場合、それぞれのスマホの設定の速度制限に達してしまうと、当然通信制限がかかり、通信速度は遅くなります。

最後に、wifiやルーターを使っている場合、その機器の電波がつながりにくいと通信速度にも影響が出ます。

外で無料のwifiスポットを使うときも、スポットによっては電波がつながりにくいスポットもありますよ。

現在はインターネット通信にwifiを使う人がほとんどですが、ほかにはどのような回線の種類があるのでしょうか。

次の項目で解説していきます。

スマホのインターネット通信の種類

スマホのインターネット通信ができる機器は、次のような種類の回線があります。

●3G・4G

携帯会社が提供している、音声通信とデータ通信回線ができる通信規格です。

3Gとは「3rd Generation」の略で、日本語で第3世代という意味を表します。

4Gとは、第4世代という意味で通信速度が速いという特徴がありますが、電波が届く範囲は3Gより狭く、建物などの障害物にも弱いです。

●LTE

4Gの回線の中の通信規格の一つとされていますが、今の携帯は全部LTEを使用しているため、ほとんどLTEと4Gは同じものとされています。

3Gより通信速度が速く、世界共通の通信を可能にました。

●wifi

無線でインターネットに接続する技術の一つです。

公共の場所などで使われることが多く、無料で提供されることもあります。

電波の届く範囲は数十mほどですが、外で利用することで携帯のデータ通信量を節約することができます。

●WiMAX

携帯電話会社が提供している高速データ通信回線の一つです。

wifiより電波の届く範囲が広いという特徴があります。

このように、スマホのインターネットの回線は多種多様です。

wifiやルーターはいくつかのメーカーが販売していますが、メーカーによって通信料金、使えるギガ数や通信速度など違いがあります。

料金は安いけれど、その代わりに通信速度がほかのメーカーと比較して遅い場合もあります。

wifiやルーターを購入する際は、ご自身のインターネットの利用頻度や使い方で、合うメーカーを選びましょう。

インターネット無料賃貸について

最近人気である、インターネット無料の賃貸物件もあります。

このタイプの物件を契約すると、部屋の中ではパソコンやスマホ、テレビでのインターネット通信が自由に使い放題で、その料金は無料という物件です。

賃貸のインターネット回線とは、どういった仕組みなのでしょうか。

賃貸のインターネット回線の仕組みは、大きく分けて2種類あります。

一つ目は、マンションタイプの賃貸の場合に限りますが、マンション全戸で光フレッツに加入して、全戸に光フレッツの回線を引いているケースです。

全部屋のインターネット通信料金を支払う契約をするかわりに、通信料金が安くなる契約となっています。

マンションの大家は全戸のインターネット料金を負担することになりますが、住人が毎月支払う共益費や管理費などでカバーします。

二つ目は、マンション、アパート、それぞれの賃貸物件で大家が独自で契約している回線を引いているケースです。

この場合も大家は、入居者が入った部屋で使用した分の通信料金を負担することになりますが、その代わりマンションの空き部屋を少なくするという効果もあります。

特に学生の出入りが多い物件や、築年数が長く経ってきた物件などは、ある程度の入居者を確保するためにインターネット無料という特典をつけていることがあります。

一方で、インターネット無料賃貸には、通信速度が遅いというクレームもあるのです。

インターネット無料賃貸は通信速度が遅い?

なぜ、インターネット無料賃貸では通信速度が低速になるケースが起こるのでしょうか。

・マンションタイプで全戸加入の場合は、全戸で一本のケーブルを利用しているため低速になりやすい

・入居者がパソコンやスマホでインターネットをする時間帯(夜間など)が重なりやすいため、低速となる

・使用しているルーターの不具合

・契約している回線の通信速度が元から遅い

などの原因があります。

マンションなどの集合住宅では、個々の回線ではなく全戸で一つの回線を使っているため、低速になりやすいという事態が起きています。

そして、共有の回線を使うことによって個人情報が洩れる可能性も高くなり、セキュリティを設定するとその分低速になるという報告もあります。

マンションでずっと同じルーターを使っていることにより、ルーターが故障していたり古くなって性能が鈍くなっているということもあり得るのです。

このようにいくつかの原因があげられますが、そのときの対処方法を次の項目でまとめました。

賃貸でインターネット通信速度が遅い場合の対処

スマホやパソコンの不具合が原因の場合もありますが、回線に原因がある場合は、ルーターの不具合の可能性もあるので、一度管理会社に連絡して確認しましょう。

しかし、回線の通信速度が遅いという場合には、速度まで保証する契約はほんどない場合が実情です。

もし、契約に通信速度に関する規約がなかった場合、通信速度を早めるのなら、個人で別の回線を契約するしか方法はありません。

工事をして新しい回線を引く場合は、前もって管理会社に確認の連絡をいれましょう。

もちろん、インターネット無料物件が全て通信速度が遅いということではありません。

私も以前インターネット無料賃貸に住んだことがありましたが、特に通信速度など問題なく使えました。

また、こうした物件を選ぶメリットとしては、契約や解約の手続きの手間を省ける、簡単に接続が出来る、といった点があります。

マンションが契約している回線の種類によって通信速度も変わってくるため、物件探しの際にはどこの回線か、契約の内容など慎重に確認しましょう。

スマホのインターネット通信が遅い場合の対処方法

インターネット回線に問題がある場合は、次のとおりに対応しましょう。

・通信制限がかかった場合は追加料金を払うか、契約している通信制限値を上げる

・wifiの不具合であった場合は、契約している回線に連絡をいれる

・電波のつながりやすい場所に移動する

・通信機能をいったんオフにして、もう一度つなげる

スマホの通信速度が遅いのは回線だけの問題ではなく、スマホ本体に問題がある場合もあります。

データやアプリの容量が大きいとその分スマホの動作遅くなります。

その場合の対処方法は

・使わないアプリは消去する(または、無効か停止をさせる)

・再起動させる

そうすることによって動作がスムーズになることがあります。

もちろんスマホ本体の故障の場合もありますので、その場合は携帯会社に連絡を入れましょう。

快適なインターネット環境

スマホのインターネット通信速度が遅い原因は、回線やスマホ本体にある場合に分かれます。

対策も原因によって様々ですが、スムーズにインターネットをするためにも、自分に合った料金プラン、通信量の回線を契約しましょう。

原因を探り、快適なインターネット環境を整えましょう。