ホームセンターやインターネットでは、外から見えないものや、デザイン性の高いものなど、多くの種類の窓ガラスフィルムが販売されています。
ここでは窓ガラスフィルムのメリットや、外から見えないタイプのガラスフィルムについて、詳しくご紹介します。
窓ガラスフィルムには様々な効果がありますので、ぜひ試してみてください。
窓に貼るガラスフィルムのメリット
部屋の窓ガラスに貼るガラスフィルムは、ホームセンターやインターネットでも数多く販売されています。
ここではガラスフィルムのメリットについてご紹介します。
・種類が豊富で中には部屋の中が外から見えない商品もあり、プライバシー保護に役立つ。
・紫外線カットや断熱性、遮光性といった効果が付いた商品もあり、既存の窓ガラスに貼るだけで効果をプラスすることができる。
・業者に頼まなくても、DIYで作業することができる。
・窓ガラス自体を断熱や遮光タイプのものと交換することを考えれば、かなり費用を抑えられる。
・水で貼るタイプや、吸着タイプなど、賃貸物件でも取り入れられる、貼って剥がせるタイプの商品も販売されている。
・直射日光を遮る効果が高い商品を選ぶと、窓際の家具や床の日焼けを防ぐことができ、家具が長持ちする。
・色付きやデザイン性の高い商品を選ぶと、部屋の雰囲気を変えることができる。
・窓にフィルムを貼っているだけなので、飽きたときには剥がしてすぐに元に戻せる。
外から見えない商品も!ガラスフィルムの種類
先にも少しお話したように、窓に貼るためのガラスフィルムには、多くの種類があります。
自分の好みの見た目や欲しい効果、接着タイプなど、あらゆる視点から考えて、適したものを選ぶのがおすすめです。
ガラスフィルムのメリットでも少し触れましたが、選ぶ対象となる、ガラスフィルムの種類について、改めてご紹介します。
【見た目】
・外から見えないタイプ
・曇りガラスタイプ
・既存の窓ガラスと変わらない透明タイプ
・デザイン性の高い模様が入ったタイプ
・部屋のアクセントにもなるカラータイプ
・色も模様も入ったステンドグラスタイプ
・外から見ると鏡のように見える鏡面タイプ
【効果】
・断熱
・遮熱
・遮光
・防虫忌避
・防犯
・飛散防止
・UVカット
・結露防止
【接着方法】
・水で貼るタイプ
・吸着タイプ
外から見えないガラスフィルムのメリット
様々なタイプのガラスフィルムをご紹介しましたが、ここでは、その中でも外から見えないガラスフィルムのメリットについてご紹介します。
・外からの視線を遮ることができる
1階に住んでいたり、人通りの多い道に大きな窓が面していると、特に覗かれているわけではなくても、外からの視線が気になります。
外から見えないガラスフィルムを用いることで、外からの視線が気にならなくなります。
・直射日光を和らげてくれる
窓ガラスはお部屋の明るさを保つために欠かせないものですが、透明であるがゆえに、直射日光が部屋に入ってしまいます。
直射日光が入り過ぎると、家具や床の色褪せに繋がったり、暑くなり過ぎてお部屋の中が快適でなくなり、エアコンの効率が悪くなってしまうこともあります。
外から見えないガラスフィルムを貼ることで、窓ガラスが不透明になります。
そうすることで、適度な明るさを保ちつつ、直射日光を和らげてくれるので、結果省エネにも繋がります。
・レースのカーテンやブラインドが必要なくなる
日中レースのカーテンや、薄いブラインドを閉めっぱなしにしている方も多いと思います。
外から見えないガラスフィルムは、レースのカーテンや薄いブラインドを設置しなくても、同等の効果を得られます。
そのため窓際をスッキリさせることができ、お部屋のレイアウトの邪魔になることもありません。
外から見えないガラスフィルムのデメリット
プライバシーの保護に役立ち、様々なメリットがある外から見えないガラスフィルムですが、デメリットはないのか気になるでしょう。
外から見えないガラスフィルムは、窓ガラスがマジックミラーのようになるタイプのものが人気です。
日中外から見たときに、窓ガラスが鏡のように反射することで、中が見えなくなります。
マジックミラーの仕組みはご存知かと思いますが、明るい側から暗い側を透視することができません。
そのため日中は良いのですが、日が落ちると、お部屋の中が明るい側、外が暗い側になってしまうので、状態が逆転してしまいます。
外が暗くなったらお部屋の中が見えやすくなるので、カーテンやブラインドを活用する必要があります。
また、曇りガラスタイプのフィルムを用いた場合は、日中であっても中から外が見え辛くなります。
外の様子が伺えなかったり、景色が楽しめないというデメリットがあります。
デメリットも踏まえて、ガラスフィルムを選ぶことが大切です。
窓にガラスフィルムを貼るときに気を付けたいこと
比較的安価で、既存の窓ガラスに外から見えないなどの効果をプラスできるガラスフィルムは、DIYで貼ることができ、大変便利です。
しかし、DIYで作業できるが故に、気軽に取り入れ、トラブルに繋がる場合もあるので、いくつかのポイントに気を付けて取り入れてください。
・ガラスフィルムを貼ることができる窓か
ガラスの中に針金が入っているワイヤーガラスや、ペアガラス、防犯ガラスは、ガラスフィルムを貼ることができません。
窓ガラスに温度差が生じ、熱割れを引き起こす可能性があるので避けましょう。
・貼って剥がせるタイプのガラスフィルムか
賃貸物件に用いる場合は特に大切なポイントです。
弱い接着力の商品であっても、剥がすときに糊残りしてしまう可能性もあります。
賃貸物件でも安心の、貼って剥がせるタイプのガラスフィルムを選ぶようにしましょう。
また、貼って剥がせるタイプの商品であっても、長期間貼りっぱなしにしていると劣化が起き、剥がしにくくなる場合があります。
貼ったら退去するまで貼りっぱなしにするのではなく、劣化を感じたら貼り直しを行うことがおすすめです。
ガラスフィルムを貼った窓のお手入れ方法
せっかく貼ったガラスフィルムを綺麗に保つためにも、日頃のお手入れが大切です。
ここでは外から見えないタイプなどの、ガラスフィルムを貼った窓のお手入れ方法をご紹介します。
窓ガラス用のガラスフィルムは、既存の窓ガラスと比べると、傷が付きやすくなっています。
柔らかい布で、一定方向に拭くようにし、ガラスフィルムを傷つけるような、ブラシや研磨剤入りのスポンジは使わないようにしましょう。
から拭きもガラスフィルムにダメージを与える可能性があるので、柔らかい布を濡らして使用するのがおすすめです。
簡単には取れないような汚れがついてしまったときには、たっぷりの水を含んだ柔らかい布を当て、汚れを浮かしてから掃除しましょう。
洗剤を使用するときには、中性洗剤を使ってください。
スプレーボトルに水を入れ、中性洗剤を混ぜたものを作っておくと、掃除のときに便利です。
窓に外から見えないフィルムを貼って、防犯効果を高めよう!
DIYで施工できるため、比較的安価で窓ガラスに付加効果が付けられる、ガラスフィルムのメリットがお分かりいただけたのではないでしょうか。
賃貸物件でも取り入れやすいですね。
中でも曇りガラスタイプや、鏡面タイプのように、外から見えないフィルムは、プライバシーの保護や防犯にも役立ちます。
ガラスフィルムの効果や特徴に着目し、あなたのお部屋や生活に適した商品を選択してください。