アパートには、インターネットを個人で契約しなければいけないところと、ネット環境が整っているところがあります。
インターネットは、仕事で使う方もいますし、もちろん趣味で使う方もいて、格安スマホにする時に導入したいと思われる方も多いと思います。
インターネットを個人契約するときにおすすめのプロパイダや、アパートのネット環境についてまとめました。
インターネットの個人契約をしたい!アパートの場合は貸主に確認
テレビ離れが進み、SNSを楽しむ方も増えて、インターネットのニーズは高まってきています。
パソコンで視聴できるチャンネルも人気がありますよね。
スマホやアイパッドがあれば事足りるようになってきてはいるのですが、パソコンがあればできることも広がります。
また、格安スマホにする場合も、ネット環境を整えることでスピードが上がります。
動画を見たい時は特にそうですが、インターネットの接続回線は、スピードが速い方がいいですよね。
そのため、光回線を検討する方も多いはずです。
動画を頻繁に見たり、仕事などで使う場合でも安定したネット環境で快適に使えます。
しかし、アパートなどの賃貸物件の場合は、そもそも個人契約を禁止している場合もあるようです。
ですから、勝手に契約する前に管理会社、もしくは大家さんに確認することが大切です。
それでGOサインが出れば、光回線の個人契約に踏み切れます。
アパートでインターネットの個人契約時に確認が必要なのはなぜ?
アパートなどの賃貸物件で、光回線の個人契約をするときに確認が必須なのはなぜでしょうか。
その理由の一つは、工事が必要になる、ということです。
そこまで大掛かりな工事ではありませんが、アパートは借りているものですので、自由に工事などを行うことは当然ながらできません。
もし、工事するスペースが共用で鍵がかかっている場合はその鍵を借りなければいけませんし、同じアパートの方に不審がられてしまうかもしれませんよね。
また、室内へ光ケーブルを通す際、壁にコンセントを作るなどの作業が行われることになります。
アパートの設備面を変えてしまうことになるため、勝手に工事して、後で損害賠償金を貸主に払わなければいけなくなるかもしれません。
大家さんによっては、そうしたことに寛容な場合もありますので、かならずしも断られるとは限りません。
きちんと確認したうえで、インターネットを個人契約できるかどうか考えたいものです。
アパートでインターネットを個人契約するのは大変?
光回線なら、インターネットを最大限に楽しむことができますが、個人契約するのは大変です。
光回線の対応エリアになっているかどうかを確認し、電柱からケーブルを引きますが、階層が高いと難しくなります。
まずは下見をしてもらうことになるかもしれません。
工事内容によっては、大家さんの了承を得られないこともあるでしょう。
「引っ越しの際には元に戻すこと」を条件にされる場合もあります。
工事費用に加えて修繕費用もかかる場合、よく検討したほうがいいでしょう。
また、すでに回線があるアパートのインターネットが遅くて、個人契約して改善したいこともあります。
どうしても利用者が多いと、スピードが遅くなってしまいますよね。
特に、夜間など集中する時間帯になると、いらいらするほど遅くなることもあり、個人契約したいと考えるのも自然なことです。
しかし、これもスムーズにはいかないことが多いです。
もともとある回線の利用者が減る、ということになるためです。
回線の利用者が多いので、利用料金も安くすることができるようになっているのです。
自分だけ一抜けして契約して、他の部屋の住人も真似していったら、貸主としては困ってしまいますよね。
インターネットができるアパートもさまざま
アパートのインターネット環境について、すでに回線があるタイプとないタイプのことは、これまでもお話をしてきましたが、もう少しくわしくご説明します。
インターネットが使えるアパート、マンションには「インターネット完備」「光ファイバー対応」など、条件によって違ってきます。
まず、「インターネット完備」ですが、回線工事が済んでいて、なおかつプロパイダとの契約済みであることを指しています。
つまり、パソコンがあればすぐにつながる状態になっている、ということですね。
インターネット利用料なども家賃に含まれていることが多く、手間もかかりません。
ただし、速度が遅くなってしまうこともあります。
そして、「光ファイバー対応」ですが、こちらは光回線の共用スペースまでの工事だけが済んでいる状態です。
そこから自分の部屋に回線を引き、プロパイダと個人契約をする必要があります。
入居後にこのような手間がかかるため、すぐにはパソコンでインターネットが使えないことになります。
そのため、入居前にプロパイダ契約を済ませてしまう方もいます。
「インターネット対応」も似ていますが、こちらは光回線に対応しているわけではない場合もあります。
インターネット対応のアパートでの手続き!防犯対策もしっかりと
ご紹介した、インターネット対応のアパートでインターネットを楽しむためには、次のステップを踏む必要があります。
1.プロパイダを比較して決めて、個人契約する
2.回線工事の日取りを決める
3.工事をしてもらう
4.インターネットの設定をする
だいたい1週間くらいで完了するのが一般的ですが、時期によっては長引くこともあります。
多いのは1~3月で、引っ越しする方が増えるので、工事の日程も決めにくくなるかもしれません。
そのため、なるべく早めに契約しておくことをおすすめします。
また、セキュリティ面にも注意が必要です。
共通のWi-Fiを使っていてパスワード設定もしていないと、他の住民から個人情報を見られてしまうトラブルも起きます。
ネットショッピングを利用している場合、クレジットカード番号などが盗まれるおそれもあり、とても危険です。
セキュリティソフトを導入し、しっかり防犯意識を持つことが重要です。
工事が不要で気軽にインターネット!WiMAXもおすすめ
最後に、アパートでのインターネット個人契約におすすめなWiMAXについてご紹介します。
工事不要で契約後からすぐに使えて、ルーターを持ち運んで、外でもWi-Fiが利用できます。
光回線よりはスピードは落ちますし、プランによっては速度制限もかかりやすいのがデメリットですが、趣味として楽しむ分にはこれでも十分です。
エリアが非対応だったりしますので、事前にサイトでエリア測定をしてから契約してください。
プロパイダによってはお試しできるプランもあるので、本格的な契約前に確認してみることもできるでしょう。
契約期間に縛りがあるものの、キャッシュバックがたくさんもらえるプロパイダ、月額料金が安いプロパイダなど、売り込み方はさまざまなようです。
キャッシュバックについては、すぐにもらえるものではないため、「忘れそうで怖い」という声も聞かれます。
自分が使いやすいプロパイダを選びましょう。
また、WiMAXのルーターはコンパクトなものが多く、失くしてしまうことも考えられます。
そうすると、違約金を払って再契約になるかもしれないので、くれぐれも保管方法や保管場所には注意してください。
アパートでもインターネットを楽しもう
アパートでインターネットを楽しむ場合のさまざまなケースについてご紹介しました。
光回線は速くて便利ですが、「インターネット完備」アパートでは、個人契約はできないこともあります。
工事が必要な契約を考えているときは、貸主への相談は必ず行ってください。
また、WiMAXなら、手軽に使えるメリットがあります。
月額料金も安く、キャンペーンも行っていて、お得に使えます。
対応エリアの確認と、失くしたり水没させたりしないための注意が必要ですが、アパートでインターネットを楽しみたいなら、ぜひ検討してみてください。