マンションは戸建てと違い、壁一枚先に隣の人が住んでいます。
そのため、隣人の声が気になってしまうときや隣人の声が大きすぎて迷惑…。
なんてことありませんか?
私も引っ越しは何度かしてきましたが、マンションに住んでいる今は、どうしても隣人の声が気になってしまいます。
では、今回はマンションの隣人の声は、どのようにして対処したらいいのかについて、ご紹介していきます。
マンションの代表的なトラブルとは?
マンションの代表的なトラブルについて、ご存じでしょうか。
マンションは、壁一枚の仕切りでいろいろな人が生活しているので、どうしても様々なトラブルが発生します。
それは、マンションに住んでいるうえで、仕方のないことかもしれません。
マンションで起こりうるトラブルを知っておくことで、対処することができるので、少しだけご紹介していきます。
・異臭がする
・上の階の人の足音が気になる
・隣人の声が気になる
このようなトラブルが、発生したりします。
対処の仕方によっては、さらに隣人と大きなトラブルになってしまったり、場合によっては、引っ越ししなくてはならないことがあります。
そのため、きちんとした対処法を学んでおくことによって、トラブルを回避することができます。
特に、マンションで隣人の声が気になることなどは、よくあることです。
この対処法を覚えておくことによって、快適に過ごすことができます。
では、今回はマンションの隣人の声について、対処法や体験談をご紹介していきます。
マンションでの隣人の声についての体験談
対処法をご紹介していく前に、私の実体験をご紹介させていただきます。
私は、引っ越しを5回ほどしています。
最初は地方で、戸建てから戸建てへの引っ越しだったのですが、仕事の関係で、都心部に引っ越ししなくてはならなくなりました。
そして、今住んでいるのがマンションです。
今住んでいるマンションは、とても立地が良く、駅やスーパーなどに行くのが楽です。
しかし、ひとつ悩んでいることがあります。
それは隣人の声です。
マンションは壁が厚いので、声は聞こえないだろう、というようなイメージがありませんか?
鉄筋作りだから声や足音、生活音など聞こえることがないだろうと思い、このマンションを契約しました。
しかし、住んでみてわかりました。
マンションの壁は厚いのだけど、隣人の声や生活音など、なぜか聞こえてくるのです。
私は自宅で仕事をしているので、なるべく静かな部屋で仕事をしたいのですが、日中でも夜でも関係なく、隣人の声が常にするのです。
これでは、仕事も集中することができませんし、ゆっくり寝ることができません。
隣人の声は、時には叫び声だったり、時にはひそひそ声だったりします。
住んで2週間ほどは我慢しましたが、だんだんと我慢ならなくなった私は、ある対処法を試すことにしました。
その対処法をご紹介していきます。
どのくらいの音が迷惑?
マンションの隣人の声の対処方法を知るのはもちろんですが、その前にどのくらいの音や、どのくらいの声が迷惑なのか知っておかなくてはなりません。
そのため、まずは音の大きさについて、ご紹介します。
・ささやき声→40デシベル
・3m以内の距離での会話→60デシベル
・1m以内の距離での大声での会話→70デシベル
・怒鳴り声→90デシベル
声は、大体このくらいのデシベルになっています。
電車の高架下の場合は、80デシベルになっているので、明らかに怒鳴り声を出した場合は、隣人の迷惑になります。
基本的には、昼間なら55デシベル以下、夜間は45デシベル以下となっています。
そのため、ささやき声よりも、かなり大きな声を出してしまうと、騒音になってしまうのです。
マンションで隣人の声が聞こえる原因
マンションの隣人の声が聞こえる原因を突き止めることで、対処法に繋がることがあります。
そのため、原因を突き止めてから、対処法を見つけていきましょう。
・壁が薄い
壁が薄いとやはり、声が聞こえてしまいます。
マンションやアパートなどは戸建てと違い、壁一枚ですぐにお隣さんです。
壁が薄いと、どうしても生活音や隣人の声などが、気になってしまいます。
・隣人の声があまりにも大きすぎる
「ここはきっと防音に優れているだろう」
「マンションだから大きな音を出しても大丈夫だろう」というような考えがあるのでしょう。
特に迷惑になるとも考えもせず、遠慮なく大声で話しているか、元から隣人の声が大きいかの、どちらかの場合があります。
・窓を開けている
夏は特にそうですが、窓を開けて生活している場合、どうしても外に声が漏れてしまいます。
大声でなくても聞こえてしまう場合があるのに、それが隣人が大声だった場合はどうでしょう。
当たり前ですが、窓を開けていると聞こえてしまいますよね。
・築年数がかなり経っている
築年数がかなり経っていると、壁や床などが腐敗してしまって、隙間などができることがあります。
この隙間から、声が聞こえてしまうことがあるのです。
・木造
鉄筋の場合は音が伝わりにくいのですが、木造の場合は壁がいくら厚くても、音を伝えやすくなっています。
そのため、隣人の声も聞こえてしまうことがあるのです。
このように、隣人の声が聞こえてしまう原因は、いくつもあります。
いくつかは、自分たちだけでは解決できない原因もあるのですが、それはこれからご紹介する対処法を見れば、解決することができます。
気になるマンションでの隣人の声の対処法
マンションで隣人の声が気になる場合の対処法を、いくつかご紹介していきます。
・管理人やオーナーに言う
基本的に自分で隣人の家に行って、「声が気になるので、もう少し静かにしてもらえますか?」と言いに行くのはやめましょう。
一人で行ったりした場合は、何があるかわかりませんし、そこから、またトラブルになってしまう可能性があります。
ですから、隣人の声など気になった場合は、まずは管理人やオーナーに相談して、対処してもらうようにしましょう。
・防音カーテンや防音グッズを使用する
管理人やオーナーに相談する前に、自分で対処をする方法としては、防音カーテンや防音グッズなどを使用してみるのもいいでしょう。
しかし、デザインが少なく、防音カーテンなどは他のものよりも重いので、そこはデメリットかもしれません。
・破損している場合も管理人に相談
壁や床などが破損している場合は、管理人やオーナーに相談するようにしましょう。
元から壊れているようなものなどは、管理人側が直す義務があるので、自分で壊した以外は、きちんと管理人に伝えて直してもらいましょう。
・マンション選びに気を付ける
マンションを選ぶ時点で、『防音はどのようになっているのか』『鉄筋なのか』『木造なのか』の確認をしましょう。
そして、マンションの内見をしたとき、マンション内の様子を、しっかりと確認するようにしましょう。
・それでも直らない場合は引っ越しも考える
管理人やオーナーに相談したり、防音対策をしても改善が気にならない場合は、最終手段ですが、引っ越しも視野に入れるようにしましょう。
もちろん、引っ越しはお金が掛かってきます。
ですが、隣人の声などで寝れなかったりなど、生活に支障が出るような場合は、引っ越しするしかないかもしれません。
しかし、引っ越しする前にできることは、すべて行なうようにしましょう。
マンションでの隣人の声も気になるけど自分たちは大丈夫?
私は自分でも防音対策をしてから、管理人に相談しました。
すると、マンション内に張り紙をしてもらうことができました。
それから、2週間ほど経ったころでしょうか。
隣人の声が気にならなくなりました。
実際に、この対処法を試してみて、効果がありました。
みなさんも自分で防音対策などをしてみてから、それでも効果がない場合は、管理人やオーナーに相談するようにしましょう。
今回は、マンションの隣人の声の対処法について、ご紹介してきました。
隣人の声が気になるというのは、確かに当たり前のことでしょう。
しかし、自分たちの声はどうでしょう?
隣人に聞こえていませんか?
隣人の声が気になると思っているということは、もしかしたら、自分たちのことも、隣人が気になっているかもしれません。
マンションでの隣人の声は適切な方法で対処しよう
マンションの隣人の声が、気になるときの対処法について、ご紹介してきました。
マンションの隣人の声が気になるときは、今回ご紹介した対処法を試してみて、それでもだめだったら最悪、引っ越しも視野にいれましょう。
そして、自分の声も迷惑にならないように、気を付けるようにしましょう。
ぜひ、参考にしてみてください。