内装業者として独立したい!年収はアップできるのか?

内装業者として働いていて、独立を考えているけれど、その一歩が踏み出せず迷っている方もいるのではないでしょうか。

その一歩が踏み出せないのは、ひとりでやっていけるのか、年収はどれくらいになるのか心配だからといった理由が考えられます。

そこで、独立するための心構えや仕事のやり方などをご紹介していきましょう。

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内装業者として独立する前に知っておこう

国内の内装業者数は、ピーク時の2000年から比べると、やや減少傾向にあるようです。

しかしその反面、新しく独立している内装業者の数は増えていると言います。

2015年度の調査によると、新しく建設業許可を取得した内装業者は、前年度比で13.0%増加しているとのことです。

これは、内装業者が独立しやすいことと、建設業も価格競争にさらされているので、安くて早い業者を求める傾向にあるからだと言われています。

また、建設業は不況の影響を受けにくく、内装業者は新築だけでなく、リフォームや賃貸物件の原状復帰など、需要が多いことも独立を促す要因のひとつでしょう。

技術さえあれば、人に使われるよりも自分で稼いで、より多くの年収を手にしたくなります。

大きな都市周辺の高級マンションリフォームを請け負うような管理会社から仕事がもらえるようになれば、かなり安定した年収を得られるようになるでしょう。

内装業者として独立!どこを目指す?

内装業者として独立するには、自分はどこを目指して独立するのか、はっきりさせておく必要があります。

内装業は、大きく3つに分けることができます。

・壁紙やクロスの貼り替えなどを専門に扱う業者

・賃貸物件の清掃も一括して請け負う業者

・キッチンやユニットバスなど、一括リフォームを請け負う業者

この中で、一括リフォームは大手が行うことが多いので、そこに参入するか、他の2つのうちどちらかを目指すのかで年収も変わってきます。

また、仕事の受注についても大きな差があります。

《大手管理会社の一次下請け》

上記の一括リフォームがこれです。

そう簡単になれるものではありませんが、ここに参入できれば安泰です。

参入条件としては、法人化していること、ある程度の社員数、しっかりとした実績、健全な経営状況など、厳しい審査があります。

《二次下請け》

先程の一次下請けの大手管理会社から、一括リフォームを請け負う、二次下請けです。

一次は厳しくても、二次下請けにつければ、安定した仕事が得られるでしょう。

《自分で営業》

アパート経営の大家さんなどに直接営業をして仕事をもらう方法です。

内装業者として独立すると年収はどれくらい?

内装業者として独立した場合の年収はどれくらいなのでしょうか?

今回は、ひとりで仕事をする、いわゆる「ひとり親方」の場合として見ていきます。

仕事内容にもよりますが、内装全般を扱っていて、二次下請けの場合、一日当たり18,000~25,000円位が相場です。

腕が良く、実績があれば高くなりますし、腕もそこそこ、実績もさほどないとなれば、当然日当も低くなります。

また、この仕事は実働数が重要なので、日当がさほど良くなくても実働数が多ければ年収は良いでしょうし、日当が高くても実働数が少なければさほど稼ぐことはできません。

したがって、技術力と営業能力のバランスが良くないと、安定した収入は得られないのです。

いくら腕の良い職人でも、仕事を取ってくる能力や仕事を発注してくれる相手との良好な人間関係を築くことができなければ、独立したとしても仕事を得ることは難しいでしょう。

反対に、仕事を取ってくる能力があっても、技術がともなわなければ、次の仕事に繋がりません。

内装業者として独立するには、技術を磨き、自分で営業し、仕事をつかみ取っていく覚悟が必要です。

内装業者として独立したら即年収は上がる?

例えば、会社に所属し、内装職人として働いている場合、常用代金は所属会社の決めた日当分が支給されます。

しかし、独立してひとり親方になると、仕事を受ける相手が決めた常用代金が支給されるようになります。

直接、受注元から常用代金を受け取るので、会社に所属しているときよりも、「かなり多くの金額が入ってくる」と思いがちですが、実際にはそうでもないのです。

例えば独立したときに、会社に所属していたときの日当が18,000円、独立してひとり親方になったら1,500円上がって日当は19,500円だったとします。

単純に考えるならば、日当がほんの少しでも上がれば、年収アップに繋がります。

しかし、独立していると交通費などの諸経費も自分で支払わなくてならないので、実際には年収は増えても手元に残る金額は思ったほどではない、ということになりかねません。

そのため、独立に必要なのは、技術力と営業力のほかに、交渉力も重要になってきます。

受注元に交渉することで、いかに常用代金をアップしてもらい、仕事をやりやすくするかも、独立した職人の腕にかかっています。

ひとり親方のメリットデメリット

これまで、内装業者として独立した場合のひとり親方についてお話してきました。

ひとり親方であれば、上司も従業員もいないので、自分ひとりの采配で仕事ができ、年収も自分で稼いだ分だけ取ることができます。

また、嫌な仕事は断ることができますし、残業や休日も自分で決められます。

さらに、常用代金や仕事内容など、自分で受注元に交渉できるのもひとり親方ならではです。

このように、仕事を行う上ではメリットが多いように感じます。

では、デメリットにはどんなものがあるのでしょうか。

それは、すべてひとりで行わなくてならない難しさと、収支のバランスです。

個人事業主として社会に認められるためには、開業届けの提出、納税、屋号名の口座での取引は必須条件になります。

これを怠ると、融資が受けられなかったり、仕事の受注面でも支障をきたす場合があります。

また、帳簿つけや納税などの書類作成も頭の痛い問題です。

しかし、これらをきちんと把握しておかないと、どんぶり勘定になってしまい、大変だけど儲からないという結果になってしまいます。

特に内装業者は、クロスなど仕入れが多い業種なので、収支の把握は重要です。

どうやったら年収アップできる?

内装業者として独立し、年収を上げるにはどうしたら良いのでしょうか。

多くの受注がきても、ひとりで仕事を行うには限界があります。

また、一所懸命にやっても工期に間に合わなければ、一気に信用を失ってしまいます。

そのため、より年収をあげるには自分以外の職人を雇うことです。

人数がいれば、大きな仕事も受けることができますし、壁や床など各部門に専門の職人を置くことで、強みにもなります。

きちんとした従業員として雇うのでなく、忙しいときに手伝ってもらえる仲間を確保しておくというのも良いでしょう。

このやり方でしたら、ひとり親方と変わらずに仕事を行うことができます。

ひとりで仕事をしていると、仕事の広がりがなく、頭打ちになります。

職人を増やしてたくさんの仕事を行えるようにしましょう。

また、気を付けたいのは経費です。

クロスを切るカッター、接着剤、それを塗る刷毛、計測スケールなど、内装業には消耗品が多く、荷物も多いので車で移動する際の燃料代、場合によっては駐車場代などが掛かってきます。

地味ですが、そういった細かい部分の経費削減が年収アップに繋がっていきます。

内装業者として独立するには職人以外の能力も必要

内装業者として独立するには、なんと言っても職人としての技術が必要です。

また、それに加えて営業力や交渉力なども重要です。

独立するには比較的ハードルの低い内装業者ですが、仕入れるものや消耗品が多いので、どんぶり勘定にならないように注意しなければなりません。

いずれにしても、ひとりで仕事をやっていくのは、自由ではあるけれど、その分覚悟も必要だということを頭に入れておきましょう。