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鉄骨造のマンションは防音性に注意!物件選びと騒音対策

2019.7.13

日常生活において、外部からの騒音はできる限りシャットアウトしたいものですよね。

マンションなどの賃貸物件では、建築構造の種類によって防音性が変わってきますが、「鉄骨造」はどのくらい騒音に対して強いのでしょうか。

この記事では、鉄骨造の特徴や防音性を踏まえ、その部屋選びについて詳しくお話していきます。

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マンションは構造の種類によって防音性が変わる!

新生活を始めるとき、せっかく時間をかけてマンションなどの賃貸物件を選んでも、外部からの騒音に悩まされては先が思いやられてしまいます。

冒頭でお伝えしたように、賃貸物件の建築構造にはいくつか種類があり、それによって防音性も大きく変わる場合があります。

そのため、部屋探しをする際は、あらかじめそれぞれの構造の特徴や防音性を知っておくことで、騒音に対する後悔も回避することができます。

では、鉄骨造の防音性について見ていく前に、まずは建築構造の種類について見ていきましょう。

一般的なマンションでは、鉄骨造(S)、鉄筋コンクリート造(RC)、鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)の3つが主に用いられています。

・鉄骨造(S)

骨組みに鉄骨を利用した構造で、「軽量鉄骨」と「重量鉄骨」の2種類に分けられます。

アパートで使用される木造より強度が高く、家賃も比較的安く抑えることができます。

・鉄筋コンクリート造(RC)

高強度の鉄筋にコンクリートを打ち込んだ構造で、木造や鉄骨よりも耐久性、防音性に優れます。

・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)

高強度の鉄筋・鉄骨にコンクリートを打ち込んだ構造で、高層マンションやビルなどの大規模な物件に用いられています。

RCよりも耐久性が優れている一方で、防音性はさほど変わりはありません。

鉄骨造のマンションの防音性は?

マンションの構造の種類についてそれぞれご説明してきましたが、次に鉄骨造の防音性について見ていきましょう。

結論から言うと、鉄骨造の防音性は高いとは言えず、外部からの騒音を遮断することは難しいです。

まず、前述したように、鉄骨造には「軽量鉄骨」と「重量鉄骨」があります。

軽量鉄骨は、鋼材の厚さが6mm未満で、主に小規模な物件や一般住宅で使用されることが多く、防音性は木造と大差はないとも言われています。

一方で、重量鉄骨の場合、鋼材の厚さが6mm以上で、主に高層マンションやビルなどで利用されます。

壁に防音素材が用いられることも多く、軽量鉄骨と比べると高い防音性が期待できますが、鉄骨造であることには変わりはないため、RCやSRCと比べると防音性は望めません。

そのため、外部からの騒音を気にする場合、防音性の優れたRCやSRCのマンションを選ぶか、あるいは鉄骨造のマンションで何かしら騒音対策をとることが必要になります。

鉄骨造のマンションに快適に住むために!現地で防音性の確認を

一番良い方法は、防音性に優れたRCやSRCのマンションに住むことですが、どうしても予算的に厳しい場合など、鉄骨造の物件から探さざるをえない人もいるのではないでしょうか。

鉄骨造のマンションであっても、物件や場所によって少なからず防音性が変わってくる場合もあるので、防音を意識した物件選びをすることが求められます。

そこで、物件探しの際にできる、防音性の確認方法についてご紹介していきます。

①部屋の中心で手を叩く

音が壁に吸収されずに反響する場合、防音性はあまり期待できないため、注意が必要です。

一方で、音の反響を感じない場合は、壁にしっかりと吸収されているか、もしくは音が外部に伝導しているケースが考えられます。

その見極めは、次の②で確認していきます。

②部屋の壁を叩く

音の伝導を感じることがなく、硬く詰まったような音がする場合は、比較的防音性が高いと期待できます。

外部に音が伝導し、響いている感じがあれば音漏れの注意が必要です。

③窓の位置を確認

開口部である窓は、壁と比べて厚さが薄いため、ダイレクトに音を通します。

そのため、例えば線路沿いなど、騒音の原因が窓の周囲にないかよくチェックすることが大切です。

以上のように、物件探しの際は現地に赴き、物件の周囲や部屋の防音性を確認することがおすすめです。

鉄骨造りのマンションで騒音トラブルを回避するには?3つのポイント

前項では、鉄骨造のマンションで物件探しをする際に、防音性を確認する方法についてお話してきました。

続いて、騒音トラブルをできる限り回避するための物件選びについて、3つのポイントに分けてご説明していきましょう。

①分譲賃貸を選ぶ

賃貸物件の場合、引っ越すことを前提に設計されているため、防音性を重視していない物件も少なくありません。

それに反し、分譲賃貸の場合は、長期的な居住を想定した構造になっているので、防音性の優れた物件が多い傾向にあります。

また、分譲賃貸は管理会社の機能がしっかり整備されており、万が一、トラブルが生じたときに適切な対応やカバーが期待できるでしょう。

②角部屋や最上階を選ぶ

四方が隣人に囲まれるわけではないため、騒音に悩まされるリスクを軽減させることができます。

ただし、最上階の場合、1階などの下階に比べると家賃が高くなるので、様々な要素と照らし合わせてから決めていきましょう。

③生活スタイルが近い人が多い物件を選ぶ

家族世帯と単身者、学生などでは生活スタイルが異なるため、騒音トラブルが起こりやすい傾向にあります。

自分と似た生活スタイルの人が多い物件を探すことも、騒音トラブルから回避する一つの方法です。

音に敏感な方は、上記3つのポイントを踏まえた上で物件探しをしてみてください。

おしゃれなうえに簡単!カーペットを敷くことが騒音対策に?!

鉄骨造のマンションは、構造的にどうしても防音性に欠けるデメリットがありますが、その物件や周囲の環境によっても左右されるため、慎重な物件選びが大切なことが分かりました。

では、実際に鉄骨造のマンションに住んでいくにあたり、自分でできる騒音対策はあるのでしょうか。

まず、心掛けたい対策としては、カーペットを敷くことが挙げられます。

騒音トラブルには、隣人との間で発展するケースもありますが、多くは階下住人との間で起こる傾向にあります。

と言うのも、イスを引きずる音や歩く音など、特に天井から入ってくる生活音はよく響きます。

そのため、2階以上に住んでいる場合は、カーペットを敷くことで音伝導を遮り、階下への配慮をすることが求められます。

階下に漏れやすいテレビの音も、テレビ台の下に柔らかい布を敷くことで音漏れ対策が期待できます。

最近では、防音性に優れた防音カーペットやマットも販売されており、集合住宅で多い騒音トラブルの対策アイテムとして活躍しています。

また、日常的にスリッパやルームシューズを履くことを意識し、階下への防音対策を行うこともおすすめの対策です。

簡単にできる!すきまテープと防音パネルを使って騒音対策!

引き続き、鉄骨造のマンションに住むにあたり、自分でできる騒音対策をご紹介していきましょう。

簡単にできる騒音対策の一つに、「すきまテープ」を使うこともおすすめです。

「すきまテープ」とは、外からの騒音を遮断するために、玄関や室内のドアの隙間を塞ぐテープです。

外からの騒音だけでなく、部屋からの音漏れも軽減させることができます。

このすきまテープは、ホームセンターはもちろん、100円ショップで手軽に購入することができるので、是非使用してみてください。

また、「防音パネル」を使った騒音対策もあります。

「騒音パネル」とは、防音性に優れた素材を組み合わせたパネルで、室内外問わず、用途によって様々な場所で使われます。

マンションの場合、壁に取り付けることで、外からの騒音や内からの音を遮断することが期待できます。

ただし、防音パネルの費用は、1m×1mでおよそ1~2万円と高いため、よく検討してから購入しましょう。

リーズナブルな価格を求める場合は、機能は落ちますが、吸音材や防音シートに替えてみるのも良いでしょう。

鉄骨造の防音性を知った上で物件選び

鉄骨造のマンションは、構造的にどうしても防音性に欠けてしまいます。

騒音トラブルを回避したい場合、金銭的に余裕があれば、防音性に優れたRCやSRCのマンションを選ぶことがおすすめです。

しかし、コスト面を考慮する場合は、鉄骨造のマンションから、できるだけ騒音リスクが抑えられた物件を探すのが良いでしょう。

気持ちの良い新生活がスタートできるように、慎重な物件探しをしてください。

 - 建物, 構造