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鉄骨造の住宅は音が響く?防音性の調べ方や対策方法とは

2019.6.19

鉄骨造のアパートなどの集合住宅に住んでいる方の中には、近隣住民の生活音が部屋に響くのが気になってしまうという方もいるでしょう。

このような「騒音」とも受け取れてしまうような音は、生活をしていくうえで、大変ストレスになります。

賃貸物件を借りる前にできる、防音性のチェック方法や、すでに鉄骨造の住宅に住んでいる方でもできる防音対策などについてご紹介していきます。

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音が響く?鉄骨造の特徴

アパートなどの賃貸物件を探していると目にするのが「鉄骨造」「木造」「鉄筋コンクリート造(RC造、SRC造)」などという言葉ではないでしょうか。

「鉄骨造」は住宅の骨組みに鉄骨を使ったものになります。

鉄骨造の建物の多くは、工場で建物の大部分を作り、現場でそれを組み立てていくという方法が一般的です。

この方法を取るために、住宅の完成までの期間が短く、コストも低いことから家賃が比較的安価なことが特徴としてあげられます。

また、防音性については、木造よりもやや高く、鉄筋コンクリート造と比較すると音が響くということが言えます。

一口に「鉄骨造」と言っても、実は2種類あり、「重量鉄骨」と「軽量鉄骨」があります。

軽量鉄骨は、使われている鉄骨の厚さが6mm以下のものを指します。

一方の重量鉄骨は、鉄骨の厚さが6mm以上のものを指します。

これらのどちらが、防音性に優れているのかというと、重量鉄骨のほうが音が響くことは少ないと言えます。

音は響く?鉄骨造の防音性の調べ方

鉄骨造の賃貸物件では、どのようなことを行うことで、防音性があるかを調べることができるのでしょうか。

内覧した時にできる方法を3つご紹介していきます。

①部屋で手をたたく

この方法は、部屋の中心で手をたたき、その時の部屋での音の反響を聞いて、防音性があるのかを確かめる方法になります。

手を「パンっ」とたたき、部屋にその音が響くように聞こえたときには、音が壁に吸い込まれず反響しているということになります。

音が反響してこなかった場合、壁が音を吸収しているか、部屋の外に音が漏れてしまっていることが考えられます。

②壁をたたく

この方法は、壁をたたきその反響する音で防音性があるかを確認する方法になります。

やり方は、壁を軽く「トントン」とたたきます。

たたいた音が軽く、音が響いているように感じた場合は、防音性が低いと言えます。

防音性が高いときには、詰まったような音がしますので、よく確認をしてみましょう。

③窓の位置を確認する

窓はいくつかのパーツで成り立っていますが、なかでもガラスが大きく範囲を占めます。

ガラスは音を通しやすい素材のため、壁などと違い、窓の防音性は高いとは言い難いでしょう。

そんな窓が、大きな音が聞こえてくるような建物のそばにあると、部屋に音が響くのです。

また、隣家の窓が近い場合にも、生活音が気になってしまうことがあります。

音が響くのを防ぐために鉄骨造の住宅でできること①

先ほどは、鉄骨造の賃貸住宅を借りる前に行うことができる防音性の調べ方についてご紹介してきました。

では、すでに鉄骨造の住宅に住んでいて音が響くことが心配な方ができることには、どのようなことがあるのでしょうか。

賃貸住宅でもできる、防音対策についてご紹介していきます。

【マットを活用する】

フローリングなどの床に、厚手のカーペットや防音マットを敷いてみましょう。

一見すると、あまり効果がないようにも感じてしまいますが、歩くときの振動を抑えることができますので、防音効果が期待できるのです。

【スリッパを使う】

こちらも歩く時の振動を抑えることができます。

足音というのは、下の階へ響きやすいので、これらの対策が有効になります。

厚さや素材に注意して購入するとなおいいでしょう。

【遮音カーテンをつける】

遮音カーテンを窓につけることで、防音対策になります。

窓を閉め、このカーテンをすることでより効果を高めることができるでしょう。

音が響くのを防ぐために鉄骨造の住宅でできること②

引き続き、鉄骨造の住宅に住んでいて、音が響くのが気になる方の防音対策についてご紹介していきます。

【家具のレイアウトを変更する】

音は、物を伝って聞こえてきます。

そのため、壁から音が聞こえてくることもあるでしょう。

このような場合、手持ちの家具で背の高い書棚などがある場合には、音の聞こえてくる壁から1cmほど離して配置をしてみましょう。

このようにすることで、音が聞こえにくくなります。

また、音の気になるような家電(洗濯機など)は、壁に沿うようには配置しないことをおすすめします。

これらの家電の音が、壁を伝って隣の部屋に聞こえてしまうからです。

【遮音シートを使う】

背の高い書棚などがないような場合にも、遮音シートを壁に貼ることで防音対策となります。

遮音シートは本来、壁の中に使うものなのですが、貼ることでも効果を期待することができます。

これは、ホームセンターやネット通販で購入することができます。

【頻繁に動かす家具には防振マットなどを使う】

該当するものには、例えばイスや洗濯機があげられます。

あまり意識はしないと思いますが、イスは出したりする時に音がしてしまいます。

この音が近隣住民に「騒音」と思われていることがあります。

そのため、イスの脚には100円ショップでも購入できる「チェアソックス」がおすすめです。

また、振動で大きな音が出る洗濯機には、防振マットを使うことで防音対策となります。

鉄骨造の賃貸を選ぶポイント①

鉄骨造に住むとなると、どのようなことを気にして物件を選べばいいのか気になりますよね。

音が響くことを気にせずに住むための、選び方のポイントについてご紹介していきます。

【防音性の高さが気になるなら分譲の物件を】

まず、「どうしても、音を気にしながら生活するのは嫌」という方は、分譲賃貸がおすすめです。

その理由としては、分譲賃貸は作りがアパートなどの賃貸住宅と比較してしっかりしているからです。

賃貸住宅は、もとより住民が引っ越してしまうことを考えて作られていることがあります。

つまり、防音対策がしっかりとされていない場合があるのです。

そのため、長期間住むことが考えられている分譲賃貸の方が、防音対策がしっかりと行われているものが多くあるのです。

【角部屋・最上階を選ぶ】

賃貸住宅を選ぶ際に、音が響くことを気にする方におすすめしたいのが、角部屋や最上階の部屋です。

これらの部屋は、上側や片側に部屋がないことから、比較的騒音に悩まされることが少ないです。

しかし、他の部屋よりもやや、家賃が高い場合があります。

家賃に大きな差がある場合には悩んでしまいますが、あまり差がないときには選んでみてもいいでしょう。

鉄骨造の賃貸を選ぶポイント②

鉄骨造の賃貸住宅を選ぶ際に、音が響くことが気になる方は、部屋の間取りなども気にしてみるといいでしょう。

【隣の部屋との間にクッションとなる空間はあるか】

音は、空間があると聞こえにくくなります。

これは、先ほども触れたように、音がものを伝って聞こえるからです。

これを踏まえて、隣の部屋との間にクッションとなる空間があるかを確認するといいでしょう。

部屋同士が隣り合っていると、音は直接聞こえてきてしまいます。

しかし、クッションとなる空間があると、音が聞こえにくくなるのです。

具体的にどのような空間を指すのかというと、浴室やトイレ、収納などのことです。

賃貸住宅を選ぶ際には、このような目線でも間取りを確認してみましょう。

【部屋数を確認する】

意外に思われますが、部屋数が少ないと音が響くことが少ないとされています。

これは、部屋数が少ない分、人が少なく部屋が広いことから音が響きにくいとされているためです。

鉄骨造でも音を気にせずに暮らせる!

鉄骨造は、木造ほどではありませんが、音はどうしても響いてしまうものです。

しかし、それに対する対策を、建築している時から行っているものもあります。

鉄骨造の賃貸住宅を考えている方は、防音対策が行なわれているか実際に行って確認することも大切です。

また、すでに住んでいる方も、簡単に行える防音対策がありますので、試してみるとよいでしょう。

 - アパート, 建物, 構造