近年話題の建築材料モルタル!外壁の強度を上げる手法も必見

独特の味わいを表現できると人気なのが、建築材料であるモルタルです。

外壁はもちろん、モルタル造形もブームとなっていますよね。

ちなみに、外壁材として使う際には強度も気になることでしょう。

その強度を上げるには、選ぶ手法が重要となるのです。

幅広い用途で注目のモルタルを、紐解いていきます。

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モルタルは強度よりデザイン性が魅力

まず、モルタルについて詳しくみていきましょう。

モルタルは、セメント・砂・水の3点を原料としています。

これらの配分は、セメントが1割、砂が2~3割で、そこに水を加えます。

これらをやわらかくなるまで練ったものをモルタルとよぶのです。

以前モルタルは、多くの外壁で使われていました。

ですが、コテを使って施工することは高い技術力が必要といえます。

職人技ともよばれるその技術力は、数回施工しただけで上げることはできません。

技術力は、そう簡単に上がるものではありませんよね。

そのため、近年では強度の高さと施工のしやすさから、サイディング外壁などが主流となってきました。

ちなみにモルタルは現在、そのデザイン性の高さから壁表面仕上げ材として注目を浴びています。

原料に混ぜるものにより、様々な色や模様が作れるのも魅力です。

またモルタルは、屋内外で使えるのも特徴的です。

そのため、浴室の腰掛仕上げや、レンガの目地にも多く使われています。

手作業による塗りむらが、かえって味わいを演出してくれるでしょう。

モルタルのコストを上げる原因には理由がある!

ここでは、モルタルの特徴をさらに詳しくみていきましょう。

先述した通り、現在の外壁はサイディングなどが一般的ですよね。

しかしサイディングは、パネルを貼り合わせて作る構造によりつなぎ目が目立つという特徴があります。

主に、家の角のつなぎ目が挙げられます。

それに比べ、モルタルは手作業によりつなぎ目がありません。

また、サンディングと同様強度の高さで人気なのが、ガルバリウムです。

黒を基調とした、シックな雰囲気の住宅でよく使われています。

ガルバリウムは、鉄表面にメッキ塗装が施されています。

それゆえ、熱を上げる性質があるのです。

つまり、熱くなりやすいため耐火性が低いということです。

反対に、モルタルは耐火性に優れています。

ちなみに、モルタルは施工期間がかかるといわれており、その施工期間の長さが、建築時のコストを上げる原因とされています。

ですが、一見デメリットともとれる施工期間の長さにポイントがあるのです。

先述した通り、モルタルは手作業で丁寧に仕上げますよね。

つまり、施工期間をじっくりとかけることで良質な仕上がりになるということです。

仕上がりにこだわる方にとっては、施工期間の長さをメリットととらえる方も多いのです。

モルタルは、施工期間の長さゆえにコストを上げると納得したうえで選びましょう。

セメントとコンクリートの特徴は!?強度はモルタルに勝る?

セメントやコンクリートは、モルタルと類似した建築材料といわれていますよね。

これらの特徴とは、何なのでしょうか。

材料ごとに大まかな特徴を以下にまとめました。

●セメント

セメントの原料は、粘度と石灰石です。

強度が低いため、砂や砂利と混ぜで練ります。

水と化学反応を起こすことで硬化するのが特徴です。

セメントの種類は、3つあります。

・ポルトランドセメント

・混合セメント

・特殊セメント

このなかの、ポルトランドセメントがコンクリートやモルタルに使われます。

すなわち、セメントはモルタルとコンクリートに使われる共通材料ということです。

●コンクリート

原料の配分は、セメントが1割、砂が3割、砂利が6割でそこに水を加えます。

強度の高さを活かし、住宅では駐車場などに多く使われていますよね。

モルタルとの大きな違いは、原料に砂利が入っているという点です。

砂利は砂に比べ粗く、原料に砂利を含めることで強度を上げる役割があります。

そのため、強度の点はモルタルよりも勝っているといえるでしょう。

モルタル外壁の種類は様々!強度を上げるならどれがおすすめ?

モルタルは、施工の仕方によって様々な表現ができるのも魅力の一つです。

外壁材としてモルタルを使う場合、以下のような手法があります。

●拭き付けタイル

約1~3mmの厚みでタイル材を拭き付ける手法です。

凹凸があるわりに表面のなめらかさが特徴で、まるで陶器のような高級感がでます。

塗料を吸わないため、少ない量で施工ができるのも魅力です。

つまり、モルタル特有の建築時のコストを上げる点を克服しているといえるでしょう。

モルタルに数種類のトップコートを加えることで、強度を上げることに成功しています。

ひび割れにも安心ですね。

●リシン

砂利のようにザラザラした質感です。

味のある風合いで、以前は住宅でよく使われていました。

●スタッコ

その名の通り、スタッコ材を約5~10mmの厚みで拭き付ける手法です。

塗料を多く吸うため、塗料の使用料が多いのも特徴的です。

重厚感があり、品のある風貌が人気につながっています。

コストを上げるのを防ぐなら自作モルタルもあり!

先述した通り、モルタルはそのデザイン性の高さが魅力です。

なかでも、アンティーク調の外観を作れるとモルタル造形が人気です。

既製品では表現できない、独特の味わいを演出できます。

最近では、そのモルタル造形を自作する方も増えてきました。

ここではその際に必要なモルタルを、自分で作る方法をご紹介しましょう。

①モルタルの原料を混ぜる

根気強く混ぜてください。

混ぜ続けるうちに、砂の色がなくなってくるでしょう。

セメントの灰色に変化してきます。

②水を入れる

職人のなかでは、水の量を天候によって変えるのが常識ともいわれています。

それにより、モルタルの硬化調整を行うのです。

また、用途によって硬化調整することも多いでしょう。

建築時のコストを上げるといわれるモルタルも、自作によりコストを下げることもできます。

モルタルを使って庭のアプローチなどを作れば、まるで絵本から出てきたような空間を表現できるでしょう。

ですが、外壁材としてモルタルを使う場合は、職人に施工を依頼したほうがよいです。

外壁は、家の強度に関わる重要な部分です。

自作する部分と職人に依頼する部分を考慮し、賢くコストを下げましょう。

モルタルのひび割れ補修に!接着強度の高い補修材

モルタルの特徴として、ひび割れを起こしやすいのは先程お伝えした通りです。

その際には、補修が必要となりますね。

大きなひびなどは、職人に依頼するほうが良いでしょう。

ですが小さなひびであれば、自分で補修する方も多くいます。

ここでは、おすすめの補修材をご紹介します。

【トーヨーマテラン ペーストモルタル】

チューブタイプで、部分補修に適しています。

先が細く、細かい部分の補修もしやすいと人気です。

短時間で乾く点も見逃せません。

【アサヒペン コンクリート 外カベ・ブロック塀補修材】

モルタルからレンガまで、幅広い用途が魅力です。

接着強度が高くたれ落ちにくいため、補修初心者にも扱いやすいです。

防水効果が高い点もポイントでしょう。

【サンホーム 軽量・仕上げ用モルタル】

材料の配合にこだわり、接着強度を上げることに成功しています。

そのため、塗りやすさも実感できるでしょう。

断熱性に優れ、外壁の補修にも適しています。

珍しい防結露性の高さにも注目です。

モルタルはデザイン性の高い建築材料!賢い工夫で建築時のコストを下げよう

モルタルは、そのデザイン性の高さから幅広い用途で人気です。

モルタル造形が近年注目を浴びていることも納得といえるでしょう。

建築時のコストを上げるといわれるモルタルですが、外壁材として使う際は手法によってはコストを下げることにつながります。

また、モルタル特有の扱いやすさから、モルタル造形や小さなひびの補修を自分で行う方も多いです。

このような賢い工夫が、さらにコストを下げることに役立ちます。