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モルタルを使って壁を塗りたい!使う道具や塗り方のコツは?

2019.3.2

ひと昔前は、壁や床の施工は職人に依頼していました。

しかし近年、DIYブームから、こういった壁や床の施工もご自身で施すかたが増えてきたように感じます。

そこで今回は、モルタルを使った壁の塗り方をご紹介します。

モルタルを使うときにおすすめの道具や、塗り方のコツをご覧ください。

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モルタルの原料となるセメント

モルタルの塗り方のコツの前に、モルタルの原料であるセメントについてお話しします。

セメントは、石灰石・粘土・珪石(けいせき)・石膏(せっこう)・酸化鉄からできていて、ここに骨材(こつざい)を加えると、セメントペーストができあがります。

このペーストはノロと呼ばれていて、ビビ割れたモルタルの壁を修復したり、タイルのつなぎめなどで使用されています。

近年、DIY人気から、ノロを使ったことがあるかたもいらっしゃるかもしれませんね。

セメントの種類ですが、主流となっているのは、ポルトランドセメントです。

一般的なセメントは、みなさんが想像する灰色ですが、白色をしたホワイトセメントもあります。

用途によって使い分けてみましょう。

また、顔料を加えることで色を付けることができるため、お好きな色に変えることも可能です。

こうしたセメントにほかの原料を混ぜると、モルタルやコンクリートが作れます。

次項では、モルタルの用途についてお話しましょう。

壁や床に使えるモルタル作りに必要な道具

モルタルは、先ほどお話ししたセメントに砂や水を練りながら作っていきます。

その扱いやすさから、DIY好きのかたなら一度は使用したことがあるでしょう。

セメントに骨材を加えたノロは、強度がないことから壁のヒビ割れに使われるのに対して、モルタルはつなぎめはもちろんのこと、接着剤や下地材、仕上げ材などに使われます。

では、モルタルを作るにあたって、必要になる道具を揃えましょう。

モルタル作りにおすすめの商品をご紹介します。

●大和技研:タフブネEX 20型 グリーン プラスチック強靭船

モルタルを混ぜるときに使います。

職人向けの道具になるので、使いやすく丈夫です。

モルタル作りだけでなく、用土を混ぜたり洗ったりと、ほかの使い方もできますよ。

●SUN UP:ステンレス 左官鍬 900mm

こちらも職人向けの道具で、DIY好きのかたから人気の商品です。

この鍬(くわ)を使って混ぜていきます。

ほかの鍬でも混ぜることはできますが、モルタルを混ぜるのは思いのほか重労働です。

モルタルやコンクリートを混ぜる目的であれば、プロも使う鍬を使うことで作業効率も上がるのでおすすめですよ。

では、モルタルを実際に作ってみましょう。

そして、モルタルの塗り方のコツも必見です。

モルタル作りは水の配合がポイント

壁や床に塗っていくモルタルを作ってみましょう。

ただし、モルタルは時間を置いてしまうと、固まってしまう性質があります。

モルタルを塗る目的の場所に養生し、すぐ作業にとりかかれる準備をしておきましょう。

では、モルタルの作り方です。

セメントの袋に、配合比が書かれているかと思います。

袋に記載してある配合比と、注意事項を読んで、タフブネにセメントと砂を入れましょう。

ここでしっかりと混ぜます。

よく混ぜたら中心を少し凹ませて、水を加えていきます。

職人であれば勘を頼りに加えていきますが、素人が勘でやってしまうと失敗のリスクが上がってしまいます。

使用するメーカーが推薦する配合を守り、きちんと量りましょう。

水を加えて混ぜていくと、ペースト状に変化してきます。

ここでなじみの悪さから水を加えてしまうと、あとで水っぽくなってしまうので注意しましょう。

水っぽくなってしまったモルタルにセメントや砂を加えて調整することは、配合が難しいので簡単ではありません。

モルタル作りは、水がとても重要になるのです。

こうしてできあがったモルタルは、時間を置かずに塗っていきましょう。

次項で、壁にモルタルを塗るための道具と、塗り方を解説していきます。

壁を塗るときに必要な道具と接着増強剤の塗り方

壁にモルタルを塗るときに必要な道具を揃えましょう。

●コテ
壁塗りをするときに必見の道具です。

●コテ板
タフブネからモルタルを取りに行くのは大変ですし、途中で落としてしまっては困ります。

コテ板があれば、必要な分量のモルタルを手元に持っておけますよ。

●防水手袋

素手でモルタルを扱い、触ってしまうと手荒れの原因になります。

防水の手袋をして取り掛かりましょう。

●マスク
セメント粉末を吸い込まないためにも、装着しましょう。

●安全ゴーグル

モルタルは目に入ると、最悪の場合失明する恐れがあります。

必ずゴーグルを付けて作業しましょう。

木の板などの壁面下地の場合は、モルタルの剥落防止のために、モルタル接着増強剤を塗ったりラス網などを設置するなどして接着性をアップしておきましょう。

接着強化剤の塗り方は、モルタルを塗るところにハケを使って塗っていきます。

完全に接着強化剤が乾いたら、モルタルを塗る準備は完了です。

モルタルを使った壁の塗り方のコツ

では、モルタルの塗り方のコツを見ていきましょう。

★利き手の逆

モルタルを塗りはじめるときのコツは、ご自身の利き手とは反対の上方から塗っていくことです。

右利きであれば左上、左利きであれば右上ということになりますね。

★少し浮かせて塗る

コテの使い方ですが、気持ち少し浮かせるイメージで進行方向に向かって塗っていきましょう。

仕上がりが綺麗になりますし、スムーズに作業できます。

★仕上げは浮かさない

壁全体に塗り終わったら、今度はモルタルとコテを浮かせないようにします。

その状態をキープして、表面をならしていきましょう。

コテの後が残らないように、全体に大きくコテを動かして綺麗に仕上げていきます。

以上がモルタルの塗り方のコツです。

モルタルは、水を加えると固まりはじめていくため、モルタルを練りはじめたら極力手を止めず、最後まで一気に仕上げていきましょう。

ただし、範囲が広いと限られた時間内で終わらせるのは困難ですよね。

暑い季節など、休みなく作業するのはとても危険です。

そんなときは、その日そのときに使い切れる分の量のモルタルを作りましょう。

塗り方のコツのあとは後片付け

モルタルを塗ったら、完全に乾くまで乾かしましょう。

時季や天候にもよりますが、手て触れられるようになるには丸1日。

十分に乾燥させ、強度を得るためには、2~3日は乾燥させます。

塗り方をマスターしたあとは、後片付けについて見ていきましょう。

ここまでお話したとおり、モルタルは水を加えると固まっていきます。

壁に塗るのに使った道具は、モルタルが固まる前に洗浄しましょう。

しかし、モルタルのついた道具を洗ったときに出た泥水は、強アルカリ性になるため、排水溝に流してしまうと、排水管を詰まらせたり、傷めてしまうこともあります。

必ず道具についたモルタルを可能な限りそぎ落とし、少量の水で洗いましょう。

洗った水の処理は、植物が植わっていない場所に穴を掘って埋めてください。

なお、洗浄するときも、手袋やゴーグル、マスクは装着しておきましょうね。

なるべく使う分の量を計算してモルタルを作っていただきたいのですが、もしもモルタルが余ってしまったら、お好きな型に流してペーパーウェイトにしたりして、工夫して処理しましょう。

モルタルで楽しくDIY

DIYの醍醐味は、作っていく過程です。

ご自身で施したという達成感から、愛着さえ芽生えますよね。

モルタルを使った壁の塗り方はいかがでしたでしょうか。

配合を守り、コツを掴めば難しいことはありません。

ご興味のあるかたは、チャレンジしてみてくださいね。

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