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外国為替市場に取引所はない!では終値とはどう決まるのか?

2018.12.4

近年、ネット証券やFX会社の台頭は著しく、為替は以前よりも身近で気軽に始められるものになってきています。

お小遣い感覚で始めるサラリーマン・主婦・大学生なども多いのではないでしょうか。

今回は、特に為替の時間ついてフォーカスしていき、終値とはどのようなものなのかなどをみていきましょう。

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そもそも為替とはどんなものか?

為替(FX)の正式名称は「外国為替証拠金取引」で、FX(Foreign Exchange)と呼ばれることも多いです。

外国通貨の売買によって生まれる利益(為替差益)を出すことが目的の投機方法です。

簡単に言うと、お金を買ってお金を売ることが為替の本質です。

通貨の価値は一定ではなく、常に変化し続けています。

例えば、1ドルが100円の時は、1万円で100ドルを買うことが出来ます。

しかし、通貨の価値を表す「為替レート」が変化し、1ドルが120円になると1万円で約83ドルしか買うことが出来なくなるのです。

反対に円高となり、1ドルが90円になったとすると1万円で約111ドルを買うことが出来るようになります。

為替は、この為替レートの変動を利用して利益を出していくのです。

また、為替の大きな特徴と言えば、「レバレッジ」をかけられるということが挙げられます。

レバレッジとは、担保となる資金よりも大きな金額の取引をすることが出来るシステムです。

日本では最大25倍までのレバレッジをかけることが出来ます。

例えば、担保となる資金が10万円しかなかったとしても、10倍のレバレッジをかけることで100万円分の取引が可能になります。

ただし、10倍のレバレッジをかけると利益も10倍になりますが、損失も10倍になるということを忘れてはいけません。

為替の初心者の場合は、レバレッジをかけないか、低いレバレッジから始めるのがおすすめです。

為替は、株と似ている性質もあれば、そうではない部分もあり、特に取引時間に関しては性質が異なります。

では、為替と株の終値とはどのように決まっているのかみていきましょう。

為替と株の違いは?

為替と株は、根本的に性質の異なる投資方法だと言えます。

まず、為替は短期的な価格変動を見極めて利益を出していくので、「投資」ではなく「投機」であると言われることも多いです。

一方、株の場合は、為替と同じように短期的な株価の変動だけに投資する場合もありますが、企業の将来性を考え長期的に投資する場合も多いです。

この「投機」的か「投資」的かという要素が、為替と株の大きな違いの一つです。

また、投資をする対象にも大きな違いがあります。

為替は外国通貨を対象にして投資していきますが、株の場合は企業に対して投資していきます。

為替は対象が通貨なので、売買益がメインの目的となりますが、株の場合は売買益のみだけではなく、配当金や株主優待などを目的に投資している人もいます。

株の場合は、利益を得るということの他に、その企業を応援するという意味合いで出資している人も少なくないのです。

さらに、為替と株では取引時間についても異なりますので、終値の決まり方が大きく違います。

では、それぞれの終値とはどのように決まるのでしょうか。

為替と株では取引時間が違う!終値とはどう決まるのか?

為替と株の違いとして、投資の対象や、投資の意味合いが違うということが挙げられました。

加えて、為替と株のもう一つ大きな違いとして、取引時間が決まっているかいないかという点が挙げられます。

そもそも「終値」とは、その日の最後の取引でついた値段のことを指します。

株の場合ですが、東京証券取引所は、前場が9時から11時30分、後場が12時30から15時までと取引できる時間が決まっています。

そのため、東京証券取引所における株の終値とは、15時頃に決まる最後の取引でついた株価のことを指します。

株は取引き時間が決まっているので、取引が終了している間は全ての人が同じ終値を共有することが出来ます。

一方、為替ですが、為替の取引は24時間行われています。

そもそも為替には取引所という概念がなく、世界中で取引が行われ続けています。

世界の中でも中心的な市場として、ロンドン市場・ニューヨーク市場・東京市場が挙げられます。

それぞれの市場には時差がありますので、どこかの市場が閉まっても別の市場では取引が続けられているのです。

そのことから、為替は24時間取引されているということの意味がお分かりいただけると思います。

為替における終値とはどこを指す?

先述した通り、為替には取引所という概念がないため、取引が24時間行われ続けています。

そのため、為替における終値とは、どこの市場を基準にするかによりその値段が異なります。

世界の市場の1日は、ニュージーランドのウェリントン市場からスタートします。

ウェリントン市場は、日本時間にすると朝6時から14時まで開かれます。

続いて、オーストラリア市場が日本時間の8時から16時、東京市場が9時から17時、香港とシンガポール市場が日本時間の10時からオープンと続いていきます。

その後は、日本時間の14時から中東市場、17時からロンドン市場、22時からニューヨーク市場と続いていきます。

これらの市場は、現地時間の9時から17時まで開かれています。

世界の各市場の取引時間を日本時間で考えると、ウェリントン市場が朝6時から始まり、ニューヨーク市場が閉まる翌朝6時が一つの区切りと言えます。

このように為替の取引は24時間、どこかの市場で行われ続けているのです。

そのため、為替の終値はいつ決まるのかというと、各市場の取引終了時間を指すことになります。

東京市場の場合は、16時59分59秒の値段ということになります。

しかし、これはあくまでも東京市場の終値であるので、為替はその後も刻々と変化し続けていくのです。

終値とはニューヨーク市場を基準にすることが多い

為替は24時間行われ続けているため、一概に終値とは「いつ」ということを定義するのは難しいようです。

しかし、日本の多くのFX会社は、ニューヨーク市場の終値を基準としていることが多いです。

一週間の取引の最後である土曜日の取引終了時間を、おおよそニューヨーク市場の取引終了時間に設定されています。

また、取引開始時間は月曜日の7時となっていますが、これはニューヨーク市場の取引終了時間に合わせ、チャートに整合性を持たせているのです。

日本の業者だけでなく、世界基準としてもニューヨーク市場が使われることが多くあります。

これは、ニューヨーク市場が金融の中心地であり、取引量も多いからです。

ドル円相場では特に、東京市場の終値よりも、ニューヨーク市場の終値を基準している投資家やアナリストが多いようです。

くわえて、どの会社が出しているデータかによっても基準としている市場が違うので注視してみてください。

為替は時間帯によって値動きに特徴がある

為替の終値とは、明確にいつとは言えませんが、多くの場合ではニューヨーク市場の終値を指すことが多いです。

この終値を意識することで、為替のテクニカルな分析をすることが出来ます。

また、為替では終値だけでなく、時間帯によって値動きに特徴があることも理解しておきましょう。

〇オセアニア時間(日本時間の6時~8時)

市場参加者がほとんどいないため、値動きがほとんどなく、とても落ち着いた時間帯です。

〇東京時間(日本時間の8時~15時)

日本・香港・シンガポールの市場参加者が増えてくるため、値動きし始めます。

〇欧州時間(日本時間の15時~21時)

日本時間16時のヨーロッパ市場の取引開始とともに、値動きが激しくなる時間帯です。

この時間帯にユーロ圏の経済指標が出されることが多いのです。

〇ニューヨーク時間(日本時間の21時~6時)

日本時間の21時を過ぎると、アメリカの参加者が増えるので、値動きのピークとなります。

午前2時にはヨーロッパ市場が終了するので、やや落ち着く時間もあります。

しかし、日本時間の夜中にアメリカの経済指標が発表されることもあるので、大きく値が動く時間帯でもあります。

為替は24時間取引され続けている!

為替は株とは違い、世界中の市場で24時間取引され続けているので、終値を定義しづらい部分があります。

しかし、多くの場合ニューヨーク市場の終値を基準とすることが多いです。

また、為替のニューヨーク時間は、値動きがもっとも活発になる時間帯でもあります。

終値のみならず、為替の時間帯にも注目して、一歩進んだトレードを目指していきましょう。

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