賃貸物件でも可能!窓から入る西日は窓用フィルムで防ごう!

賃貸でアパートやマンションにお住みの方で、部屋の位置によっては西日がとても入る方もいるでしょう。

窓から入る西日の暑さは強烈で、夜になっても室内は暑いままなんてことは少なくありません。

この記事では、西日が暑い原因や私たちに及ぼす影響などについてお話をしていきます。

さらに、賃貸でもできる西日対策の一つ、窓用フィルムについてもお話ししますので、西日で悩んでいる方は参考にしてみてはいかがでしょう。

西日って暑いの?

賃貸アパートやマンションで、部屋の位置によっては西日の日差しが強いという方もいることでしょう。

しかし実際、東西南北の中で西だけ特別暑いということはありません。

それではなぜ、西日の熱は暑く感じるのでしょうか。

実は、太陽の日差しと人間の生活リズムには深い関係性があり、それによって西日が暑く感じやすくなっているようなのです。

私たちの生活リズムは、一般的には日が昇るのと同じくらいに起床し、昼間の強い日差しと共に活動を行います。

太陽の位置が西にいるときには、仕事などを大半やり遂げており、疲労も心身で蓄積されています。

そんな状態のときに、西からくる日差しを浴びると、「暑苦しい」と多くの方が感じてしまうのです。

さらに太陽の日差しは人だけでなく、アパートなどにも当たり続けますね。

日没までの長い時間、アパートを照射するわけですから、気温も室温も上昇してしまいます。

これにより、「西日は暑い」と認識されるようになってしまったのです。

アパートなどを西日から守るには、窓にフィルムを貼ることなどが挙げられますが、その前に西日によって生じる影響についてみていきましょう。

窓から入る西日が及ぼす影響とは?

西日は私たちだけではなく、アパートにも照射しますので、対策を施さないとどんどん室温も上昇していきます。

そのときに、窓用フィルムを貼るなどの対策を施すわけですが、その前に窓から入る西日によって、どのような影響を及ぼされるのかをお話しします。

●室温が上昇

先ほどもお話ししましたが、太陽の日差しはアパートにも照射しますから、対策をしていなければどんどん窓は太陽の熱を吸収します。

これにより、室内に熱がこもり、それとともに室温も上昇してしまいます。

●電気代が高い

室温が上昇すれば、エアコンなどをつけても、設定温度に到達するまでの時間もかかってしまいます。

そうなれば、エアコンなどの冷房器具の電気代も比例して高くなります。

●家具や畳が日焼け

強い日差しに当たり続ければ、家具や畳なども日焼けをしてしまいます。

変色やひび割れなどを引き起こすこともありますから、注意しなければなりません。

以上のように、悪い影響を及ぼすこともありますから、やはり西日の遮光対策を施すことは重要といえますね。

西日への対策として効果が期待できるのは?

悪影響を及ぼすことのある西日ですから、窓から日差しを入りにくくする対策をとることが重要です。

対策の一つとしてご紹介するのは、先ほどのお話の中でも出てきましたが、窓用フィルムを貼ることです。

もしかしたら、遮熱フィルムとも呼ばれているかもしれません。

これには、太陽の日差しを通しにくくする加工がされているので、窓に貼ることで、窓から西日の日差しを入りにくくしてくれる効果が期待できます。

西日が室内に入るのを抑えられれば、室温が上昇するのも軽減させることが可能となります。

これにより、冷房の効率も高まるので、エアコンの電気代を抑えることにもつながりますね。

ほかにも、防犯効果のあるフィルムもありますし、冬であれば防寒対策や結露対策としても活躍しますから、1年中役立つフィルムなのです。

賃貸アパートにお住みですと、窓を傷つけたりしないかが心配になると思いますが、窓用フィルムは接着剤や両面テープを使わなくても貼り付けられるものがあります。

こういったものであれば、窓をきれいに保ったまま、貼り付けからはがす作業まで行うことが可能です。

しかし、お住みのアパートの窓ガラスによっては、フィルムを貼り付けることができない窓もあります。

フィルムを選ぶ前に、まずはご自分の部屋の窓ガラスがフィルムを貼っても問題ないのかを確認することからはじめましょう。

賃貸におすすめ!窓用フィルムをご紹介①

窓から入る西日に、窓用フィルムが効果的だということをお話ししたところで、賃貸におすすめのものを2つご紹介しましょう。

まず1つめは、「Duofire 【高遮光・高不透明度】窓用フィルム」というものです。

賃貸におすすめする理由は、静電気と水で貼ることができることです。

両面テープなどを使わずに貼ることができるため、貼り直しもできれば、はがした後に接着剤などの跡が残ることもありません。

それにも関わらず、遮光性は高いので、西日の強い日差しも防いでくれるでしょう。

さらに、目隠し効果も期待できるため、プライバシーを守ることにも発揮しますよ。

また、耐久性や防水性にも優れているため、ワンシーズンだけでなく、長い間使用することが可能です。

デメリットを挙げれば、可視光線透過率が5~7%しかないことです。

可視光線透過率とは、ガラスの外側に照射される可視光線の量を「100」としたときに、それがガラスを通過し内側に入る量を示した数値をいいます。

したがって、100に近いほど室内は明るく、はなれれば暗くなってしまいます。

西日だけでなく、日中の日差しも通しにくくしますから、昼間でも室内は暗くなってしまうのです。

特に差し支えなければかなりおすすめのものですが、「昼間も暗いのはなぁ…」と思う方は使わないほうがいいかもしれません。

賃貸におすすめ!窓用フィルムをご紹介②

引き続き、賃貸におすすめの西日対策に効果的な窓用フィルムをご紹介していきます。

2つめにご紹介するのは、「遮熱フィルム RS35M【ミラータイプ】」というものです。

こちらは遮光というよりも、遮熱に力を入れている窓用フィルムです。

そのため、西日に含まれる紫外線を弱めてくれることにも期待できます。

遮光にも効果は期待でき、可視光線透過率は35.6%と、比較的日差しを入りにくくしてくれます。

遮熱と遮光の効果が発揮されれば、室内が西日の日差しによって暑くなってしまうことも防げます。

さらに、このフィルムには飛散防止機能もついていますので、防犯面としても役に立つものです。

こちらも先ほどのフィルム同様、水で貼るタイプですので、賃貸の方でも安心して貼ることができますよ。

ただし、真夏の場合、西日が室内に入るのを防いでも、窓に暑い日差しが当たっていることには変わりません。

そうなれば、窓周辺が高温になっていることもありますから、十分に注意してください。

フィルム以外でできる!賃貸の西日対策法

先ほどまでは、賃貸でもできる西日対策として、窓用フィルムについてお話をすすめてきました。

しかし、ほかにも賃貸にお住みでもできる対策はありますので、ここでご紹介していきます。

●すだれ

突っ張り棒を利用して、カーテンのようにすだれを吊るしましょう。

ベランダに設置したほうが遮光の効果は高まるのですが、賃貸の場合、お部屋によってはベランダがなかったり、そもそもベランダに何かを設置することをアパートの規定で禁止となっていることもあります。

その場合は室内に設置するしかありませんから、100円ショップなどで販売されているすだれと突っ張り棒を使って、カーテンのようにしてみてください。

これでも十分に遮光に期待できますから、試してみてください。

●ブラインド

すだれと少し似ていますが、ブラインドでも遮光の効果が期待できます。

素材も様々ありますが、日差しからくる熱を抑えたい場合は、アルミ製のブラインドがおすすめです。

アルミ製は太陽光の反射する効果も高いので、日差しからの熱を防ぐことにも期待できますよ。

以上のようなものを利用して、窓から入る西日の対策を行いましょう。

西日対策として窓用フィルムを使ってみよう!

私たち同様、アパートも太陽の日差しを浴びているので、窓に何も対策をしていなければ、室内には熱がこもりっぱなしになってしまいます。

これを防ぐための対策の一つは、窓用フィルムを貼ることです。

賃貸にお住みでも、窓を傷つけずに貼り付けからはがす作業までできるので、とてもおすすめです。

ぜひ、西日の熱を窓用フィルムで軽減してみてはいかがでしょう。