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「NISA」と「積立NISA」どっちが良い!?その違いは何?

2018.9.27

ここ数年、耳にする機会の多い「NISA(ニーサ)」ですが、どんなものかご存知ですか?

また、それに加え、2018年1月から「積立NISA」と呼ばれるものも出てきました。

「NISA」と「積立NISA」、名前は似ていますが、内容は大きく違います。

その違いを知り、より自分に合ったものを選んでください。

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「NISA」と「積立NISA」違いは何?「NISA」とは?

まずは、「NISA」の基本からご紹介しましょう。

「NISA」は、2014年1月からはじまった、「個人投資家のための税制優遇制度」のことで、正式には「NISA=少額投資非課税制度」と言います。

2014年1月~2023年末までの5年間、投資で得た利益が非課税になる制度です。

「投資をして資産を増やしたい」と考えている方に向けて、少額でも投資出来るようハードルを下げ、リスクを少なくし、期間を決めて非課税にして、より投資しやすいようにしてあります。

では、「NISA」の主な特徴について見ていきましょう。

・利用出来るのは、20歳以上の日本在住者

・取引口座は1人1口座

・非課税枠は年間120万円、最大600万円

・非課税期間は、ロールオーバーも含め2023年まで

・証券会社以外でも、銀行や一部の生命保険会社などの金融機関でNISAの口座開設が出来る

・対象商品は、上場株式、投資信託(ETF、REIT、株式投資信託)など

・NISA口座で購入した商品は、いつでも売却可能

・投資枠は1年ごと、再利用や翌年繰り越しは出来ない

こうしてみると、はじめて投資する方でも難しくなさそうですね。

次に「積立NISA」の特徴と、「NISA」との違いを見てみましょう。

「NISA」と「積立NISA」違いは何?「積立NISA」とは?

次に「積立NISA」の特徴を見ていきましょう。

「積立NISA」は、「NISA」から4年後、2018年1月からはじまった制度で、その名の通り、毎月定額を積み立てていく方式です。

それでは、「積立NISA」の主な特徴を見ていきましょう。

・利用出来るのは、20歳以上の日本在住者

・取引口座は1人1口座

・非課税枠は年間40万円、最大600万円

・非課税期間は、2037年まで

・証券会社以外でも、銀行や一部の生命保険会社などの金融機関でNISAの口座開設が出来る

・対象商品は、金融庁が定めた基準を満たす投資信託、ETF

・NISA口座で購入した商品は、いつでも売却可能

・投資枠は1年ごと、再利用や翌年繰り越しは出来ない

・積立最低金額は、取扱会社にもよるが100円から可能

以上が、「積立NISA」の特徴です。

「NISA」との大きな違いは、投資対象商品が少ないことや、年間の投資金額の上限、非課税の期間などが挙げられます。

また、「NISA」と「積立NISA」は併用出来ないので、どちらかひとつしか口座を持つことが出来ません。

「NISA」と「積立NISA」違いは何?選ぶ基準は?

これまで、「NISA」と「積立NISA」の特徴とその違いについてご紹介してきました。

では、次にどちらを選んだら良いか、その基準を見ていきましょう。

【「NISA」に向く方】

・年間40万円を超える運用をしたい

・日本や世界の株に興味がある

・リスクが高くてもリターンが大きい方が良い

・たくさんの商品から自分に合ったものを選びたい

・自分のタイミングで商品を購入したい

・自由度が高い方が良い

【「積立NISA」に向く方】

・年間の資金は、40万円以下

・出来るだけ長期運用したい

・無理のない金額ではじめたい

・リターンよりも低リスクで安全なものが良い

・商品数にこだわりがない

・株には興味がない

「NISA」は自由度が高く、毎月の積立も出来ますし、年間枠の範囲内なら商品を自分の好きな金額、タイミングで自由に購入出来ます。

株に興味があり、その動向によって自由に投資したい方は、「NISA」が良いでしょう。

それとは逆に、「投資に興味はあるが、株の動向を見るなど難しいことは分からない」という方や、「少額からはじめられて、とにかくリスクが少ないものが良い」という方は「積立NISA」がおすすめです。

投資初心者におすすめなのは「NISA」より「積立NISA」

「NISA」と「積立NISA」の違いを知ると、「積立NISA」がより投資初心者に向いていることがおわかりいただけたかと思います。

それでは、もう少し「積立NISA」を掘り下げてみましょう。

【選択肢が厳選されている】

投資初心者は、何を買ったら良いのかわかりません。

しかし、「積立NISA」は、予め金融庁が「長期で着実に資産形成出来る」商品を厳選し、国内で販売されている投資信託約6000本の中から、132本(2017年12月21日時点)に絞り込まれています。

「運用期間」「運用成績」「コスト」「信託期間」など、一定の基準をクリアした中から選ぶので安心です。

【少額からはじめられる】

「積立NISA」は、一括投資は出来ませんが、ネット証券などでは、最低100円からはじめることが出来ます。

年間40万円までですから、月々の投資の上限は、33,333円です。

【口座開設費や維持費がかからない】

所得控除の恩恵はありませんが、口座開設費や維持費がかかりません。

ですから、専業主婦(夫)や年収100万円以下の方には、はじめやすい制度です。

はじめる前にチェック!「積立NISA」の注意点

こうしてみると、「NISA」や「積立NISA」は、少額で手軽に投資がはじめられる良い制度と言えます。

しかし、注意しなければならない点もあるので、次にご紹介しましょう。

【元本割れ】

「NISA」も「積立NISA」も、投資ですから、当然「元本割れ」のリスクがあります。

「積立」と聞くと、預貯金のようにどんどん積立てられていくように感じますが、そうではありません。

そこを勘違いしないように注意しましょう。

元本割れのリスクはあるものの、預貯金よりも高く運用出来る可能性があるということです。

【非課税枠は1年に1回】

非課税枠は現在持っている商品に対してだけです。

また、未使用の枠を翌年に繰り越しすることも出来ません。

【損益通算不可】

「積立NISA」は、非課税口座ということで損益通算がされません。

通常、他にも口座を持っている場合には、損益を合算し、損失が多い場合は税金が掛からなくなります。

しかし、他の口座で利益が出て、もしも「積立NISA」で損失が出た場合は、合算出来ないので他口座の利益分に税金がそのまま掛かります。

このように、通常の口座との違いが、損失に繋がる場合もあるので注意しましょう。

はじめる前にチェック!「NISA」の注意点

最後に「NISA」の注意点について見ていきましょう。

「積立NISA」と比べて、違いはほとんどありません。

【元本割れ】

前述したように「NISA」は投資ですから、元本割れのリスクがあります。

株や投資信託の運用に関しては、元本保証はされていません。

「積立NISA」に比べ、年間120万円と上限が高いので、金額によってリスクも高くなるので注意しましょう。

【非課税枠は1年に1回】

こちらも、「積立NISA」と同じく非課税枠は現在持っている商品に対してだけです。

また、未使用の枠を翌年に繰り越しすることも出来ません。

【非課税期間】

「積立NISA」に比べ、非課税期間は5年と短い「NISA」ですが、「ロールオーバー」や「課税口座に移管」という方法を取ることが出来ます。

「ロールオーバー」とは、「NISA」の投資終了期間2023年の前に、5年の非課税期間が終了したものに限り、翌年の非課税枠に繰越すことです。

「課税口座に移管」とは、損益通算や損失繰越を考えて課税口座に移すという方法です。

いずれにしても、そのときの損益を考えて、損が出ないようにしましょう。

【損益通算不可】

これも、「積立NISA」と同じで、非課税口座ということで損益通算がされません。

以上が、「NISA」の注意点です。

「NISA」と「積立NISA」メリットデメリットをしっかりチェック!

これまで、自由度が高く、非課税枠の高い「NISA」と、少額からはじめられる初心者向けの「積立NISA」についてご紹介してきました。

投資に興味のある方は、それぞれのメリットデメリットを把握し、自分に合ったものを選んでください。

「NISA」も「積立NISA」も投資ですから、デメリットをしっかりチェックしましょう。

特にリスク面では、「元本割れ」することがあるので注意してください。

 - NISA, 投資