窓もインテリアの一部に!防犯なども備えたおしゃれな飾り方

家であっても賃貸物件であっても、必ずあるのが窓。

賃貸ですと壁に制限があるため、シェルフなどを飾りたくてもできないことが多いですよね。

そのような方に向けて、ここでは窓を防犯や日よけの機能を備えながらインテリアの一部として使う方法をご紹介します。

飾り方次第では、北欧風インテリアにもできますので参考にしてみてください。

賃貸の窓にも防犯対策!どのようなことをするべき?

日本は海外に比べると安全な国といわれていますが、年間約4万件もの空き巣や強盗が発生しています。

一日に換算すると、約100件以上も起きていることがいえます。

この数は警察が認知している数ですので、もしかしたらこれよりも多くの方が盗難の被害に遭っているかもしれません。

被害に遭わないためにも、持ち家の方でも賃貸物件の方でも、防犯対策をしておくことがマストともいえますね。

特に女性の一人暮らしの場合は、厳重に対策をしておくことが求められます。

初の一人暮らしともなれば、「どんなインテリアにしよう」や「どんな飾りを配置しよう」など楽しみな気持ちもあるでしょうが、防犯対策を忘れてはいけません。

ですが、賃貸物件では壁やドアなどを防犯のためだからといって加工することはできませんから、現状のまま対策を施すことになります。

そこで注目したいのが窓です。

特にアパートの場合、空き巣の侵入経路は窓がほとんどですから、窓への対策が重要です。

それでは窓にどのような対策をしておくべきなのでしょうか。

以下のことをしておくのがオススメです。

●窓用の補助キーをつける

先ほどもお話ししましたが、窓から侵入されることが多いので、鍵を多くつけておくと防犯への効果が高まります。

「自分は高層階に住んでいるから問題ない」という方もいるかもしれませんが、空き巣のプロには関係ありません。

あらゆる手段で侵入してきますので、高層階であろうと対策をしておくべきといえるでしょう。

最近はダイヤル式の鍵をありますから、こちらを活用してみるのも良いですね。

●窓用ガラスフィルムを貼る

鍵をつけても、窓を割って鍵を開けるという空き巣もいます。

それを防ぐのに効果が期待できるのが、ガラスフィルムです。

300ミクロン以上の厚みのあるフィルムを窓の鍵周辺に貼っておくと、ハンマーなどで窓を割られにくくしてくれます。

こちらを補助キーと一緒に使用するのもオススメですね。

ほかにも、窓にセンサーライトや防犯ブザーをつけることも防犯対策に効果的です。

防犯だけでは終わらせない!窓でインテリアを演出しよう

賃貸の場合は、退去時に原状回復しなくてはいけませんから、防犯対策にも制限があります。

さらに、空き巣の侵入経路として最も多いのが窓のため、前の項でお話をしたような防犯対策をしておくことが大切です。

しかし、一人暮らしともなれば、友人を自宅に招くこともあるでしょう。

その際に、防犯対策まみれの部屋に招待するのも格好がつきませんよね。

ですから、防犯対策も施しながら、お部屋のインテリアをつくることをはじめてみましょう。

例えば、電球タイプのセンサーライトにそれらしいカバーをつければ、パリの街灯のようにすることもできます。

また、防犯用ガラスフィルムにはお洒落なプリントが施されたものもあります。

すりガラス調のフィルムもありますから、これに合わせてサンキャッチャーや観葉植物を窓付近に飾りつけすれば北欧風インテリアにもできますね。

窓への防犯対策は忘れてはいけませんが、部屋のインテリアの演出も楽しんで行ってみてください。

ナチュラルなインテリア派の方必見!防犯対策にも効果的な飾り方

ここからは防犯などの機能も忘れずに、窓をインテリアの一部として演出する飾り方をご紹介していきます。

最初にお話をした、防犯対策の補助キーと防犯フィルムを行ったことを前提にお話しします。

まずは、ナチュラルなインテリアが好みの方にオススメの飾り方です。

用意するのはフェイクグリーンです。

これは100円ショップにもあるので、手軽に購入することができますよ。

窓につける防犯用ガラスフィルムは、すりガラス調のものを用意しましょう。

これを窓の鍵周辺だけでなく、窓の半分から下までをすりガラス調のフィルムで貼りつけます。

そして、窓の半分から上はフェイクグリーンで飾りつけします。

ガーランドのように吊るしてみても良いですし、外枠を囲ってみるのも良いですね。

ここにサンキャッチャーを吊るすと、グリーンとサンキャッチャーが太陽の光を浴びてキラキラと輝いてみえます。

カーテンはベージュやアイボリー、ブラウンにし、カーテン止めにもフェイクグリーンを使うのもオススメです。

防犯用ガラスフィルムをすりガラス調にすることで、目隠しの役割にもなりますから防犯対策の効果も高まります。

このように、窓からナチュラルなインテリアを作りはじめてみてはいかがでしょうか。

目隠しにも最適!モダンな雰囲気になる飾り方

つぎにご紹介するのは、上品な大人の雰囲気が漂うモダンなインテリアにする飾り方です。

モダンインテリアの特徴としては、シンプルにそろえながらエレガンスさのある空間であることです。

ですから、あまり色を使わないようにし、家具も極力置かないようにましょう。

カーテンの色は、シンプルに白を用意します。

そして、窓の前には白やベージュのイスを用意し、その上に白のクッションと絵画などのアートを飾ります。

できれば、白のフレームの絵画が良いですね。

大きい絵画の場合は、窓に立て掛けて飾りましょう。

イスの反対側には、観葉植物を置くのもオススメです。

窓には防犯対策のものほかに、レースのカフェカーテンのようなシートを貼れば、目隠しすることにも役立ちます。

窓周辺以外も、ベッドなどの家具は白に近い色で統一すると良いでしょう。

少し上品さのあるモダンなインテリアにしたい方は、こちらを参考にしてみてください。

北欧風インテリアに!窓の飾り方をご紹介

ここでは、大人気の北欧風インテリアにする窓の飾り方をご紹介します。

北欧風のインテリアの特徴としては、お花や植物、キャンドルを飾り、温もりのあるインテリアであることも挙げられます。

ですから、北欧風にしたいと考えている方は窓に植物やお花を取り入れてみましょう。

造花やフェイクグリーンでももちろんOKですが、植物のウォールシールを使ってみるのも良いでしょう。

木のウォールシールもあれば、観葉植物タイプのウォールシールもあります。

お好みのほうで窓を彩ってみましょう。

また、植物でなくても、ステンドガラスのジェルシールを窓の上半分につけるのも良いですね。

そして、キャンドルは100円ショップでも売られているキャンドルタイプのLEDライトを用意してみるのがオススメです。

火災の心配もないので安心して使えますよ。

ステンドガラスとキャンドルの組み合わせでも、北欧風を感じるインテリアに仕上げてくれます。

カーテンはベージュやアイボリーがオススメです。

3つのタイプのインテリアをご紹介しましたので、自分が好みのインテリアを防犯対策を交えながら飾ってみてくださいね。

やりすぎには注意!退去時のことも考えて行おう

ここまで、賃貸でもできる「窓をインテリアの一部として使う飾り方」をご紹介してきました。

日よけや目隠しもできるともなると、特に女性は嬉しいですよね。

しかし、いくらお洒落にしたいという欲求が強くても、やりすぎには注意です。

なぜなら、賃貸物件ではいつか退去する日が訪れるからです。

退去時には原状回復が決められていますから、故意や過失によってできた汚損などは全額借主負担となります。

そのため、お洒落なインテリアを演出するために飾りつけした窓も、キレイに原状回復させなくてはなりません。

万が一窓にシール跡が残ったりキズができてしまうと、その修繕費は自己負担となってしまいます。

キズができてしまえば、おそらく窓全体を交換することになるでしょうから、窓の大きさでも変動しますが大体10~50万円が相場とされています。

このような高額な費用を支払うことがないようにするためにも、やりすぎない程度に飾りつけすることが大切ですね。

窓を飾るなら防犯対策を一緒に!

一人暮らしであれば、防犯対策を行うことはマストといえます。

しかし、こればかり気にしてしまうとインテリアを楽しむことができなくなってしまいます。

防犯対策を交えながらでも楽しむことはできますので、ご紹介したものを参考にインテリアを演出してみてください。

ですが、やりすぎるのは危険ですので注意して行うようにしましょう。