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株を塩漬けして何年?塩漬け株を作ってしまう原因と対策

2018.8.16

株式投資をしていると、なかなか避けては通れないのが「損失」を出してしまうことです。

株で損失を出してしまうと、「いつか上がるかもしれない」と思ってそのまま何年も塩漬けにしてしまう方も多いのではないでしょうか。

そもそもなぜ塩漬け株を作ってしまうのか、その原因を検証していきましょう。

さらに、今ある塩漬け株を今後どうしたらいいか、その対策について併せて解説していきます。

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株を何年も塩漬けしてしまう原因①

長年株式投資をされている方の中には、何年も株を塩漬けしているという方は結構いらっしゃるでしょう。

上がると思って買った株が思ったよりも値上がりせず、むしろ予想に反して値下がりしてしまったら、「いつかは株価が上がるかもしれないから」と、そのまま保有し続ける心理はうなずけますよね。

「いつか上がるかもしれない」という気持ちのままにその株を売却するタイミングを失うと、もっと株価は下がり、さらに売れなくなってしまうという悪循環に陥ります。

これが、株を何年も塩漬けしてしまう原因なのです。

また、その「いつか上がるかもしれない」という心理は2パターンあります。

まず、「今は下がっているけど、業績もいいからこのまま売らずに持っていればいつかは株価は上がる」という考え方です。

この場合、その人には「株というものは長期的にみると全体的に上昇するものである」という深層心理があるのかもしれません。

戦後からバブルまでの間、途中株価が下落することはあっても、全体的には株相場全体が上昇しました。

そのため、「長期的に保有していればいつかは上がる」と考える人がいるのです。

いわば、「ポジティブ」に考えているパターンですね。

株を何年も塩漬けしてしまう原因②

株を何年も塩漬けにしてしまう心理の2つ目のパターンは、「買った時の株価より値下がりしてしまったけど、ここで売ってしまうと損失が確定してしまうから売るのはやめてこのまま持っておこう」という考え方です。

さきほどとは反対に「ネガティブ」なパターンです。

この場合は、損切りすることは大切だと理論上わかってはいても、実際に損失を出してしまうことを避けたいがために売ることができないという心理が働くためでしょう。

もちろん、株を長年塩漬けにしていて、そのうちに買った時の株価より上がることもあります。

しかし、含み損がある株すべてをそのまま保有し続けることは、結果として大きな損失を抱える可能性が大きいのです。

現代は、ひと昔前のように株が含み損を抱えても長期的に見れば結果として損失を取り戻せるといったような時代では決してありません。

例え長期的に株を保有するとしても、利益を出すこともあれば損失を出すこともあり得るのだとしっかりと認識することが重要です。

塩漬け株を作らないためにはどうしたらいい?

それでは、そもそも株を何年も塩漬けしてしまうといったことがないようにするには、いったいどうすればいいのでしょうか。

投資の方法を少し工夫することで、株を塩漬けにしてしまうといったことは避けられます。

では、2つの方法をご紹介しましょう。

【ナンピン買い】

ナンピン買いとは、買った時の株価より下落してしまった際に、当初買った株価よりさらに低い株価で買い増しして、1株あたりの取得価格の平均値を下げるというものです。

これをすることで含み損は当初より少なくなるという計算になり、そこで売却したとしても損失は当初より抑えることができるのです。

ただし、売却せずに持ち続けていたとしたら、さらに株価が下がるような場合は含み損もそれだけ大きくなります。

【ストップロス】

ストップロスとは、株を買う前に自分が被ってもいい損失額を想定しておいて、実際に株価がその想定していた損失額を超えたらすぐに売ってしまうという方法です。

つまり、あらかじめ設定していた金額になったら損切りしてしまうということですね。

ここで注意していただきたいことは、「この金額で売る」という自分で決めた設定額は必ず守るということです。

「設定した株価に値下がりしてしまったけど、もう少しだけ待っていたら上がりそうだな」と判断して当初設定した株価で売却しなければ、さらに含み損を抱えることにもなり得ます。

塩漬け株を作らないためには、自分で設定したルールはきちんと守るということが重要となるのです。

何年も塩漬けにしても大丈夫な株がある!?

株を何年も塩漬けにしてしまうことは、大きな損失を抱える原因になると解説しました。

それとは逆行する話になりますが、何年も塩漬けにして大丈夫な株もあるのです。

それではさっそくご説明していきましょう。

まずは、「配当金」についてです。

持っている株が含み損を抱えていたとしても、毎期安定的に配当金が出る銘柄もあります。

毎期安定的に配当金が出るということは、経営もその分安定しているともいえます。

また、配当金の受取金額が含み損を相殺する場合もあるのです。

このような銘柄の場合は、受け取り配当金額によってこのまま保有するのか損切りしてしまうのか判断できますね。

次に、「貸株」についてです。

もしかしたら、貸株自体初めて耳にする方も多いかもしれませんね。

貸株とは、証券会社に自分の持っている株式を貸すというものです。

株式を貸すことにより、証券会社から相応の金利を受け取ることができます。

この受け取れる金利は0.1%の銘柄が多いものの、5%の金利の銘柄もなかにはあります。

これを考えると、普通預金の金利とは比べ物にならないですよね。

何年も塩漬けにすることを考えるなら、貸株は非常に魅力のあるサービスともいえます。

ただし、貸株をすると配当金や株主優待を受け取れない場合もあります。

これらは証券会社によって対応はまちまちなので、事前によく確認するようにしてくださいね。

今ある塩漬け株はどうしたらいい?

今すでにある塩漬け株は、いったいどうしたらいいのでしょうか。

何年も株を塩漬けにしておくことは、正直ストレスでしょう。

すでに塩漬けにしてしまっている株をどうにかする方法は、実はそんなに多くはありません。

できる対策の1つとして、さきほどもご説明したナンピン買いを行うことが挙げられます。

ナンピン買いをして買付金額の平均価格を下げることによって、損失の幅を抑えることができますよね。

損失の幅が当初より抑えられたところで損切りしてしまうのです。

それはしたくないということであれば、他の銘柄や他の金融商品に投資して、塩漬け株の資産比率を下げることで少しはストレスが減るかもしれません。

いずれにせよ、塩漬け株を何年も持ち続けるということは、塩漬け株に投資した資金が凍結されているということです。

塩漬け株をどうにかしないと、他の銘柄や金融商品を買うこともできないのです。

さらに、塩漬け株をすでに持っているということは、これからも塩漬け株を作ってしまうという可能性を大いにはらんでいます。

今一度、株投資に対する考え方を見直してみましょう。

失敗しない投資家になるには?

上がると思って買った株が予想に反して値下がりしてしまい、そのまま何年も塩漬けにしてしまうと、「投資に失敗した」と言われても仕方ありません。

なぜなら、成功している投資家は塩漬け株をほとんど持っていないことが多いためです。

失敗しない投資家になるために、大切なことがいくつかあります。

その一部をご紹介しましょう。

まずは、「確固たる証拠がない話を信用しない」ということです。

例えば、「この株はこれから絶対上がりますよ」というたぐいのものです。

このような、人から聞いた証拠のない話はだいたい損することが多いです。

損失を出してしまうと、それが塩漬け株を作ってしまう原因ともなります。

投資をする際は、必ず自分で調べ、そして、自分自身でよく考えて投資をするようにしましょう。

次に、「損失が出ているのに見ないふりをしない」ということです。

含み損が出ると見ないふりをする方も多いですが、ここでそのまま通り過ぎてしまってもそこから状況がよくなることはあまりありません。

損失が出た際には、そこですぐ損切りをするなどの早急な対応が必要です。

ここで挙げた例はほんの一部です。

塩漬け株を作らないためにも、成功している投資家の投資方法を参考にしてみてくださいね。

塩漬け株は作らない!

何年も保有している塩漬け株があることで、その分の資金がそこで滞ってしまうことになります。

配当金や貸株が目的で塩漬けにしているのであれば話は別ですが、含み損が出てしまった場合は、「ストップロス」などをしてはやめに損切りすることが大切です。

投資をする際は自分でよく考え、なるべく塩漬け株を作らないようにしましょう。

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