賃貸物件のルールやマナーとは?道徳心をもって判断しよう

さまざまな人が住んでいる賃貸物件では、ルールやマナーが重要視されます。

お互いに気持ち良い環境で暮らすためにも、道徳判断をすることが、賃貸住宅におけるトラブルを避ける近道なのです。

なにが良いことで、なにが悪いのか、今一度考えてみましょう。

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近隣住民への挨拶のマナー

はじめに、賃貸物件に引っ越しをするときの挨拶のマナーについて考えてみましょう。

アパートやマンションの契約内容には、「近隣への挨拶をしてください」といったルールや規約がなくても、挨拶をすることで今後のトラブル防止になるかもしれません。

しかし、女性一人で挨拶に行くのは、なにかと不安ですよね。

そんなときは、両親や友人に付き添ってもらい、挨拶をしてみましょう。

ここで気になるのは、どこまでの範囲まで挨拶をしたらよいかです。

基本的には、足音や話声が響きやすい上下左右に挨拶をすることが望ましいでしょう。

また、管理人さんや、よく顔を合わせることが多い同じフロアの方にも挨拶はしておきたいものです。

挨拶に伺う時間帯ですが、食事の時間帯や早朝・深夜、ゆっくりと過ごしたい土日祝日の午前中も、できれば避けましょう。

一緒に持参する手土産ですが、日常生活であっても困らない消耗品が好ましいです。

洗剤や入浴剤、賞味期限が長めのお菓子や食品なども良いですね。

価格は、500円から1000円ほどのものを選びましょう。

不在であれば、手土産に挨拶カードを添えて玄関やポストに置かせていただきましょう。

この場合は、長時間外に置いても平気な、食品以外の手土産にしてくださいね。

続いては、道徳心が問われる、マナーやルールについてお話しします。

ゴミ出しのルール・マナー違反は犯罪になる?!

賃貸物件に住む人に限らず、社会で暮らす全ての人が道徳的判断をすれば、お互いに嫌な気持ちにならず生活ができます。

しかし、社会のルールやマナーを改めて考える機会は、そう多くありません。

誰かに指摘されて気づいたり、ご自身で調べてはじめて分かったという人もいらっしゃいますよね。

今回は、賃貸物件にまつわるルールやマナーを中心に、お話しします。

集合住宅のなかで多いトラブルといえば、ゴミ出しのルールです。

地域によって変わる分別方法や、ゴミを出す方法の違いによって、トラブルが起こるのです。

現在住んでいる地域でのゴミ出しのルールや、出してよい日にちや時間帯を調べてみましょう。

詳細については、管理会社、または市区町村の窓口で分かります。

ゴミ出しのマナー違反として多いのが、粗大ごみの出し方です。

粗大ごみをゴミ出す場合、指定の有料ステッカーを貼らなければいけないところ、こうしたステッカーを貼らずに出している方がいらっしゃいます。

これでは、不法投棄と同じことですよね。

不法投棄は、法律をもって罰せられる立派な犯罪です。

法人でも個人であっても、1,000万円以下の罰金刑、または5年以下の懲役刑が課されます。

ベランダは共有部分!道徳心をもって利用しよう

アパートやマンションでも、ベランダでガーデニングを楽しむ方もいらっしゃることでしょう。

しかし、ベランダは室内のような専用部分としてではなく、廊下と同じ扱いの共有部分になります。

共有部分であるため、ご自身の部屋のように好き勝手使えるわけではないというわけです。

物が多かったり、ガーデニングなどで非常通路を塞いでしまっていると、万が一火災が発生したときに近隣の住民が逃げられません。

自分さえよければよいという考え方は、道徳的に考えていかがでしょうか。

趣味としてガーデニングをベランダではじめるときは、マナーやルールをおさらいしてみましょう。

▽利用規定

住まいによっても違いますが、壁に穴を開けることが禁止されていたり、重量制限などがあります。

こうしたベランダの利用規定を確認しましょう。

▽避難口を確保

隣の部屋の仕切りになっているパネルは、緊急時に使うため、いつでも人が通れる状態にしておきましょう。

同じように、階下の避難経路になる避難ハッチの上にも、物を置かないようにしてください。

道徳心のないかたはベランダガーデニングに向きません

ベランダでのガーデニングで注意すべきことの続きです。

▽外側に掛けない

手すりの外側にコンテナを引っかけるのは、絶対に止めましょう。

ルールやマナーという前に、コンテナが落下して他人に怪我をさせてしまう恐れがあり大変危険です。

▽水やり

植物に水やりをするときは、階下や道路に水が飛ばないように配慮しましょう。

▽隣に配慮する

ツルが伸びていたり、土や枯葉が風にのって隣のベランダにいかないように配慮しましょう。

植物の手入れはもちろん、掃除を怠ってはいけません。

また、台風など風が強く吹く可能性のあるときは、室内に植物を入れたり、紐などを使って固定しましょう。

▽土は直接敷かない

花壇のようにしたい場合は、放水シートを敷いてから土を置きましょう。

放水シートなしで床に直接置いてしまうと、根を張ってしまいます。

このように、隣近所に道徳心をもって配慮できなければ、トラブルへと発展していきます。

ルールやマナーが守れないのであれば、ベランダガーデニングは止めましょう。

ルールやマナーを伝えることで道徳心が育つ

共有部分でのトラブルは、ベランダだけではありません。

駐車場や駐輪場の使いかたも、お互いに配慮しなければいけない場所です。

まずは、指定された場所に停めることがルールになってきます。

来訪者の駐車にも注意しましょう。

一時的であっても、空いている駐車スペースや、道路に停めてはいけません。

周辺にある時間貸し駐車場を利用してもらうようにしましょう。

また、アイドリングや車のドアの開け閉め、カーステレオの音量など、騒音となる行為もマナーとして心得ておきたい配慮です。

他にも小さな子供が駐車場内で遊んでいることもありますが、停めてある車を傷つける恐れもありますし、なにより危険です。

車の出入りがある駐車場内は遊び場ではないことを、子供に教えましょう。

そして、駐車所内で遊ぶ子供の声自体が騒音になってしまう場合があります。

大人が道徳を教えなければ、成長したときに困るのは子供本人です。

社会で生きていくためにルールやマナーがあることを伝えて、子供の道徳心を育てていきましょうね。

あなたの常識は非常識?暗黙のルール

賃貸物件に住んでいると気になるのが、近隣住民の生活マナーです。

自分が考える常識と、ほかの住人が考える常識はズレが生じやすいため、常識と非常識の線引きが難しいことでもあります。

そのひとつとして、生活音が挙げられます。

生活音とは、普段の暮らしにおいて発生する音のことで、歩く音や話し声、家事やドアの開け閉めといった音のことを表します。

ご自身は騒音と思っていない場合でも、他人にしてみると騒音になってしまうこともあるのです。

では、生活音の大きさを、デシベルで見てみましょう。

・エアコン 約41~59
・換気扇 約42~58
・人の話し声(日常) 約50~61
・子供のかけ足 約50~66
・テレビ 約57~72
・風呂又は給排水音 約57~75
・掃除機 約60~76
・車のアイドリング 約63~75
・洗濯機 約64~72
・ステレオ 約70~86
・人の話し声(大声) 約88~99
・犬の鳴き声 約90~100

デシベルの数値が高ければ高いほど、大きい音になります。

大きな音になりやすい行動や行為は、早朝や深夜は避けるようにするのが暗黙のルールであり、道徳心が問われる場面でもあります。

住んでいるのは自分だけではない

忙しいなかで他人への配慮をするとなると、なかなか難しいときもあります。

しかし、他人への配慮こそが暮らしやすい環境を作り出し、結果ご自身のためになるのです。

同じ物件を選んだのも何かの縁です。

お互いを思いやり、配慮することで、生活が豊かになるでしょう。