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子供がベッドを足掛かりに転落!すぐに行うべき転落防止対策

2018.6.9

幼い子供が高層マンションから転倒してしまう事故が絶えません。

原因としては、室内に置かれているベッドなどをつたい、窓から身を乗り出すことで転落のリスクを高めます。

最悪の事態が起こる前に、転落となる主な原因を知り、転落防止対策を行いましょう。

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幼い子供には台やベッドが足掛かりになる

はじめに、窓からの転落で発生した事故の例を見てみましょう。

●15階建てのマンションの10階から、3歳の子供が転落した事故

寝室の床から約90cmのところに窓があり、事件が起こったときは近くに台があり、窓が開いていた状況でした。

●マンションの6階から、1歳の子供が転落した事故

当時、窓際にあったベッドで母親と昼寝をしていました。

出窓が半分空いている状況で、ここからの転落が原因とみられます。

●団地の3階から1歳の子供が転落した事故

地上から7メートルの部分に窓があり、事件が起きたときは母親は台所で料理をしていました。

転落したとみられる窓の近くには、子供用のベッドがあり、そのベッドから約30cmのところに窓がありました。

これらの事故の共通点を探してみると、窓の近くに足掛かりになるものが存在しているのがお分かりいただけるかと思います。

台やベッドが足掛かりとなり、そこによじ登った子供が窓から転落しています。

また、窓まで20~30cmであれば、月齢の低い子供でも寝返りを打つだけで大変危険な状況を作り出してしまうのです。

では、子供の転落防止のために、どのような対策を行えば良いのでしょうか。

窓からの転落防止対策!ベッドのほかにも気を付けて!

最悪の結果にならないためにも転落防止対策が必要です。

転落の足掛かりになりそうな台やベッドは、窓際に置くことは避けましょう。

子供は好奇心旺盛で、危険だと認識する考えが未熟です。

そして、子供の頭は体に対して大きく、重心が高いことからバランスを崩しての転落が考えられます。

台などは子供でも動かせるものもあるかと思いますが、こういったものを放置しておかないことも重要です。

リビングであれば、テーブルや椅子、ソファなど何でも足掛かりになることを覚えておきましょう。

また、窓の鍵をかけて閉まっているから大丈夫というわけではありません。

幼い子供でも開けられる場合もありますし、何らかのはずみで鍵が開いてしまうこともあります。

鍵がかかっているから大丈夫といった考えは大変危険です。

万が一があることを想定して、安全対策を行いましょう。

子供のための転落防止手すり

最近建てられたマンションなどでは、転落防止のために落下防止の手すりがついています。

しかし、残念なことに窓の手すりを設置する規定がありません。

建築基準法で定められていないため、古い建物や一戸建の住宅では対策を行っていないのが現状なのです。

小さな子供がいるご家庭では、手すりのついている物件を選ぶことも転落を防ぐ対策となります。

危険なところや気になるところに、落下防止の手すりがあるのか確認してみましょう。

幼児の落下防止対策を対象にすると、目安としては床から窓までの高さが85cm以上であることが条件です。

足掛かりになりそうなテーブルやベッドなどを置く場合は、足掛かりから85cm以上になるように手すりが設ける必要があります。

原則マンションなどの外壁にあとから手すりを取り付けることはできませんが、一戸建て住宅であれば業者に依頼すれば取り付けられます。

その場合は、適した寸法で、強度のあるものを選びましょう。

ベッドではなくお布団にする

寝室には窓を設けていることが多く、部屋の設計次第では、窓際にベッドを設置せざるを得ないこともありますよね。

大人なら、窓から転落したらどうなるのかが予測できますから、寝室に窓があったとしても、窓際に設置していても問題はありません。

しかし、ここまでお話してきたとおり、子供の場合は危険を伴います。

窓からの転落防止の選択として、ベッドではなくお布団での生活はいかがでしょうか。

お布団であれば、押し入れにしまえて、足掛けになるリスクを軽減することができます。

ここでは、お布団の良い点をお話します。

①自由に場所を変えられる

ベッドの場合は、一度設置してしまうと配置を変えるのに動力が要りますが、お布団であれば好きなところに動かせます。

また、押し入れにしまうことで寝室だけでなく、フリースペースとして使えるのもメリットですね。

②落ちない

子供の寝相が悪くても、ベッドのように落ちる心配がお布団にはありません。

③天日干しができる

お日様の光で天日干ししたお布団は、ふかふかで気持ちが良いものです。

子供のベランダ転落事故

窓と同様に、ベランダからの転落事故も幼い子供では多い事故です。

ベランダ事故の事例を見てみましょう。

●12階建てのマンションの最上階に住んでいた3歳の子供が転落

当時は母親は仕事で不在、父親は外出しており、3歳の子供1人でした。

ベランダに出た子供が、ベランダに置かれた荷物に乗ったところ、高さ1.2メートルの手すりを誤って超えてしまったのです。

●10階に住んでいた4歳の子供が転落

兄の忘れものを届けるため母親が1階に降りていて、室内にいたのは4歳と1歳子供だけの状況でした。

ベランダ付近に足掛けとなりそうな台があり、手すりには4歳の子供の手の跡がありました。

自ら手すりを乗り越えてしまた可能性が浮上しています。

●14階建てのマンションの12階から3歳の子供が転落

子供が風邪で幼稚園を休んでいたため、母親が5分ほど買いものに行っているときに事故が起こりました。

高さ50cmの子供用の椅子がベランダに置かれていて、身長100cmの子供がその椅子に乗り、誤って手すりを乗り越えてしまった可能性が高いです。

大きなベッドやテーブルがなくても、ベランダの手すりを乗り越えてしまっています。

これらの共通点と、転落防止の対策を見てみましょう。

ベランダによる転落防止対策

先ほどの事故に共通することは、以下のようなことが挙げられます。

・子供の年齢は3~4歳
・子供を部屋に残して親が外出しているとき
・朝や夕方
・高層部のベランダ
・ベランダにあるものに乗ったことで転落

ベッドを足掛かりにして窓から転落することと同じで、高層部のベランダからの転落は最悪な結果になるケースが多いのです。

転落防止となる対策は、やはり子供を1人にして家を空けないことや、子供から目を離さないことが大切です。

5分だけなら、少しだけならといったことから、悲惨な事故が起こることを忘れてはいけません。

交通面やセキュリティ面でも高層マンションはメリットがたくさんあります。

ですが、命を失ってしまう事故に共通するのは、やはり高さです。

高層部で小さな子供と生活をする家庭は、最も注意が必要です。

建築基準法では、2階以上のベランダなどには、高さ1.1メートルの手すりや壁などを設けなければならないと決まっています。

しかし、どんな材質を使うのか、強度はどのくらいなのかまでは指定がありません。

安全性の高い環境であるかをチェックしてみましょう。

・高さ1.1メートル以上である
・横格子は子供が足を掛けて登りやすいので検討する
・竪格子の間隔が子供の頭が抜けないとされている11cm以下である
・しっかり固定されているかなどの強度面
・足掛かりになるのもはないか

足掛かりからの目安は、65cm以上です。

何事にも過信しないこと

日々、子供は成長し続けていて、昨日までできなかったことが、急にできてしまうことも多いですよね。

そんな嬉しい成長も、ときには危険を伴います。

転落事故は、命に関わることです。

大人が事前にできる対策は、行っておきましょう。

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