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高層マンションは地震が起きても倒壊しない?危険性を確認!

2018.5.24

高層マンションに憧れを抱き、「いつか住もう!」と夢見ている人は多いですよね。

しかし、日本は、災害の多い国です。

もし、地震が起きた場合、高層マンションが倒壊してしまうことはないのでしょうか。

今回は、これから高層マンションに住むことを考えているという人に向けて、高層マンションと地震の関係をお伝えします。

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高層マンションが人気の理由は?

近年、都心では、20階建て以上の高層マンションが人気です。

ここではまず、高層マンションが人気を集める理由を見ていきましょう。

・高層マンションに住むことが、ステータスになっている
・駅や大型ショッピングモールから近く生活しやすい
・部屋の窓から見える眺めがとても良い

高層マンションに住めるのは、収入が高いことの証です。

そして、マンションの作りもオシャレなので、素敵な空間で生活できます。

また、景色も、上の階になればなるほど、美しいものになります。

その分家賃も上がりますが、上の階から見る夜景は、その部屋に住む人を最高な気分にしてくれます。

こうしたことから、高層マンションの人気は衰えることがありません。

しかし、地震の多い日本で高層マンションに住む場合、不安な点もありますよね。

上に高く伸びる高層マンションは、地震によって倒壊することはないのでしょうか。

次の章では、高層マンションの耐震強度がどのくらいあるのかを、お伝えします。

倒壊しない高層マンション?構造に秘密がある!

「高層マンションは地震に弱い」というような話を聞きますよね。

本当なのでしょうか。

1995年に起きた阪神淡路大震災では、甚大な被害が出ました。

実際に経験していなくても、ニュースなどで記憶にある人も多いことでしょう。

これを読んでいる人の中には、自分や家族、親類、友人・知人が地震による被害を受けてしまったという人もいるかもしれませんね。

確かに、この地震では、倒壊してしまった高層マンションも多くありました。

しかし、それは、当時の耐震基準が今とは異なっていたためです。

現在は、その基準が当時よりはるかに厳しくなっています。

現在の高層マンションには、

・耐震(揺れに耐えられるので倒壊しない)
・制震(地面の揺れを緩和して被害を抑える)
・免震(地面が揺れても建物は揺れない)

という3つの構造のどれかが採用されていることが多いので、大きな地震が来ても、高層マンションが倒壊する心配はほぼないと言われています。

また、耐震構造があれば命が助かりますが、家具が壊れてしまったら、以前の暮らしに戻るのは大変ですよね。

そこで、ゴムなどを使った制震、免震装置を使った免震の技術が新しく作られ、家具などの財産も守れるようになりました。

地震に負けない高層マンションへと、日々進化しています。

倒壊の危険がある高層マンションの見分け方!

先ほどお伝えしたように、比較的新しい高層マンションは、厳しく設定された耐震基準をクリアしているため、地震で倒壊する危険性は少ないと言われています。

しかし、少し前に建てられた高層マンションでは、どうなるか分かりませんよね。

万一倒壊すれば、被害は大きくなります。

実際に、「古い高層マンションは大きな地震が来れば倒壊する」というような話も聞くので、不安に思っている人も多いのではないでしょうか。

しかし、古い=倒壊の危険があるではありません。

それを見分ける方法があります。

倒壊しない高層マンションかどうかは、1981年に制定された「新耐震設計法」を満たしているかどうかで見分けます。

この法律にある「新耐震基準」は、

・中程度の地震では軽くひびが入る程度であること
・大きな地震でも倒壊しない強さがあること

が定義されています。

つまり、新耐震設計法に基づいて建てられた高層マンションならば、上記の2つを満たしているので、最近建てられたものでなくても、倒壊の危険性は少ないのです。

そして、この基準で建てられた高層マンションは、1995年の阪神淡路大震災でも倒壊することはありませんでした。

一方、1981年以前に建てられたものの多くは倒壊しました。

倒壊の危険性ある高層マンションを避けるなら、これをもとに見分けると良いでしょう。

地震のとき、高層マンションで危ないのは何階?

近年は、高層マンションも地震で倒壊する可能性は低くなっているとは言え、地震のときにはかなり揺れます。

では、地震が起きた時、高層マンションでは何階が危険なのでしょうか。

1階は、マンションの土台部分なので、地震の揺れで潰れてしまう危険性があります。

近年は厳しい耐震基準によって、震度6強の揺れでも耐えられると言われていますが、下の階は、地震のあとに崩れることもあるので、揺れた後に1階にとどまるのは危険でしょう。

続いて、上下の階より安全と思われがちな中層階ですが、ここも意外と揺れが大きくなるので危険です。

上の階の揺れを抑える構造になっている場合には、上の階の揺れと地面の揺れが加わるので、構造力学的には中層階も安全とは言えないのです。

では、最上階はどうでしょうか。

最上階は、下の階に比べて、揺れがかなり大きくなります。

そのため、家具を固定していないと、揺れで激しく動いてしまい、家具が倒れたりぶつかったりして怪我をする可能性が高いです。

また、家具の下敷きになったり、家具と壁の間に体が挟まったりすると、命の危険もあります。

大きく揺れても倒れたりしないように、家具はなるべく固定しておきたいですね。

高層マンション自体は倒壊しなくても、一度地震が起きれば余震が続くこともあり、自宅や避難所も安全な場所ではなくなります、

高層マンションの場合も同じで、何階に住もうとも、それぞれに危険性はあると思っていた方が良さそうですね。

住んでいる高層マンションが地震で倒壊したらどうなる?

ここまでのお話で、地震による高層マンションの倒壊の危険性は、それほどないことが分かりましたね。

また、35年ほど前に建てられた古い高層マンションでも、基準を満たしていれば比較的安全と言えることも分かりました。

しかし、どんなことでもそうですが、「絶対の安全」はありません。

例えば、高層マンション自体はなんとかそのまま建っていても、隣の建物が崩れてくれば、高層マンションの倒壊も考えられるからです。

ではもし、住んでいる高層マンションが地震で倒壊してしまったら、一体、どうすれば良いのでしょうか。

まずは、身の安全を確保し、自分の命を守りましょう。

倒壊した高層マンションには住めないので、しばらくは避難所や知人や親戚の家などで暮らすことになります。

そして、倒壊した高層マンションに再び住むためには、建て直すしかありません。

その場合の費用は、地震保険などから賄いますが、保険に入っていない場合は、入居者の負担で建て直します。

しかし、そうなると数百万単位でお金が掛かるので、そこを出る人も出てきます。

ただ、別の住まいを見つけても、マンションのローンは残ることがあるので注意が必要です。

このようなことに見舞われないためにも、高層マンション選びやローンの借り入れは慎重に行い、地震保険にも加入しておきたいですね。

高層マンションの上の階は特に地震への備えを!

日本は地震大国なので、どこに住もうと地震への備えが必要です。

高層マンションに住むならば、やはり地震保険に入っておくことをおすすめします。

建物だけでなく、家具なども補償の対象になります。

また、高層マンションの上の階に住む場合には特に備えが必要です。

上の階に住む場合は、上の階ならではのリスクがあるからです。

大規模な地震が起きた場合、停電や断水は確実に発生します。

高層マンションでも例外ではなく、地震が起これば停電し、エレベーターが全て停止してしまうことが予想されます。

しかし、エレベーターの復旧にはどうしても時間がかかります。

人命救助と避難が最優先となり、ライフラインの復旧は二の次になるからです。

復旧させるにも人員が必要ですが、あちこちで被害が出れば、エレベーターはいつ動くか分かりません。

そうなると、避難するのも食料や水を確保するのも難しくなります。

倒壊を免れ、部屋には住める状態であっても、20階より上の階に住んでいる人が、階段を使って下に降り、食料や水を持って部屋まで上がるのはとても無理ですよね。

そういった時に、日頃から地震への備えをしていたかどうかが、命が維持できるかどうかに関わってきます。

これから高層マンションの上の階に住む予定の人は、地震に備えて、常に非常食や水を確保し、簡易トイレなどの衛生グッズも準備しておきましょう。

備えておけば、高層マンションでの地震も怖くない!

今回は、これから高層マンションに住もうと考えている人に向けて、高層マンションと地震についてのお話をしました。

以前は危険と言われていた高層マンションの耐震性は、年々上がってきています。

しかし、だからと言って、絶対に安全ということではありません。

高層マンションの上の階に住む人は、日頃から地震に対する備えを忘れずにしておきましょう。

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