株式投資で資産が半分に!失敗しないためにはどう運用する?

  • 2018年5月17日
  • 2019年5月31日
  • 投資,

不況が続いて、お給料は増えないのに税金は上がり、貯蓄もできず、将来が不安になりますよね。

近年では、多くの方が資産を増やす行動を取っているので、株式投資を始めようと考えている方も多いことでしょう。

しかし、株にはリスクがあり、あっという間に資産が半分になってしまう方もいます。

今回は、株のリスクや、投資で資産を減らさないための方法などをお伝えします。

投資には資産が減るリスクがある!

株に限らず、投資などの資産運用にはリスクがあります。

その中で最も怖いのが、自分の資産が大きく減ってしまうことと、マイナスになってしまうことです。

今回は、自分の資産が大きく減ってしまうことに焦点を当てていきますが、まず、株の仕組みをおさらいしましょう。

株式投資では、株価の変動によって、利益が出たり損が出たりします。

ですから、うまく運用できれば増やしていけますが、運用がうまくいかないと、すぐに資産が減っていってしまうのです。

多くの方が先の見えない状況で将来に不安を感じ、その不安や心配を少しでも減らして、将来に備えるために株を始めます。

その株で、自分の資産が減ってしまうのは、何としても避けたいところですよね。

ですが、株を始めて、資産が半分(またはそれ以下)になってしまう方も実際にいます。

その原因には、

・株の勉強不足
・金銭管理ができない
・損が出ても損切りできない

といったことが考えられます。

また、意外に感じる点ですが、投資に充てる資産(運用資金)が少ないのも、資産を増やせない原因になります。

ある企業の株価が上がって資産が増えても激増せず、ある企業の株が下がって損がたくさん出れば、資産がなくなるのは誰の目にも明らかですね。

株式投資のリスクとその回避方法は?

先ほど、株での投資がうまくいかないと、資産が半分(またはそれ以下)になる恐れがあるとお伝えしました。

ここでは、株式投資のリスクを細かく見ていきましょう。

株式投資のリスクには、主に下記の3つがあり、どれも資産を減らす原因になります。

1)値下がり

購入した株の値段(株価)が上がれば利益を得られますが、株価が下がれば損が出ます。

ですから、少しでも損が出たら、再び上がることを期待してそのままにせず、損切り(株を売却)しましょう。

また、このリスクは、株価の下がりにくい銘柄を選ぶことで回避できます。

2)流動性

株で利益が出ても、それが実際に現金になるまでに、時間がかかります(売却後、4営業日が必要)。

売却しても、すぐに現金が入るわけではないので、売却するなら早めの判断が必要です。

また、あまり取引されていない銘柄では、安値で現金化するしかない場合もあるので注意が必要です。

なるべく、よく取引されている銘柄を選びましょう。

3)倒産

様々な企業の中から株(銘柄)を選んで購入しますが、その企業が倒産してしまうリスクも、もちろんあります。

倒産した場合、株券はただの紙になってしまうので、銘柄選びは慎重に行うのがおすすめです。

株で資産が半分になるのは珍しくない

ここまで見てきたように、リスクが一切ない投資というのはありません。

そのため、前の章では、株式投資のリスクと、その回避方法をお伝えしました。

資産が半分にまで減ると、とても不安になり、株を続けることが怖くなってしまいます。

しかし、株式投資をして資産が半分になってしまうのは、それほど珍しいことではありません。

特に、株式投資を始めたばかりの方だと、株の知識がきちんと身についていないまま銘柄を購入してしまうので、売却時にもそのタイミングを間違えがちです。

例えば、1回の投資で失っても大丈夫な金額は、一般的に「1~2%」と言われています。

ということは、100万円を投資したら、失っても良いのは2万円までです。

しかし、それを知らなければ、その範囲に収めることができず、資産を減らしてしまうことに繋がるのです。

また、株をしている方の中には、「投資」ではなく「ギャンブル感覚」で取引している方もいます。

そういった方は、株についての勉強もあまりしないので、資産を減らすことになりやすいです。

「株で資産が半分になるのは珍しくない」とは言っても、そうなるのは怖いですよね。

そこで、次の章では、株で資産を半分にしないために、何が必要かをお伝えします。

株で資産を半分にしないためには?

株式投資で自分の資産を半分にしないためには、やはり、始める前にある程度の知識をつけて、勉強しておくことです。

また、実際に株への投資を始めた後も、

・株についての勉強を続けること
・損切りできるようになること

が重要です。

株式投資を始めると、株価の変動に注目してしまいがちです。

しかし、株などで資産運用する際は、「まとまった資金を長期間にわたって運用する」ことが、とても重要です。

ですから、投資するなら、はじめにまとまった資金を用意しましょう。

運用額が多いほど、運用して得られる利益は増え、様々な企業の株を購入できます。

まとまった資金を投資することが、長く運用することを可能にし、それがリスクの分散になります。

元本割れするリスクが減らせれば、資産を増やすことに繋がります。

しかし、手元にあまり運用資金がない場合、なかなか実行できません。

その場合は、短い期間で運用資金を増やすことが必要になってきます。

その方法(投資に充てるための資金の増やし方)については、次の章で見ていきましょう。

短期間で投資のための資金を増やす方法

先ほど、株で資産を半分にしないためには、短い期間で運用資金を増やすことが重要だとお伝えしました。

サラリーマンの場合、毎月のお給料の何割かを投資に回すことになります。

しかし、お給料がある日突然、爆発的に増えることはありません。

そこでおすすめするのが、「web資産」の運用です。

「web資産」とは、「インターネット上に構築する資産」のことで、例えば、ブログなどを指します。

ブログがなぜ「web資産」になるのか、ご存知の方もいるでしょう。

ブログを見に来てくれた人が、一緒に掲載されている広告を見て、何かを購入してくれれば、それが収益になるからです。

また、他の資産と比較しても、メリットがあります。

それは、資産の運用にあたって、コストをそれほど掛けずにできるということです。

ブログ開設・維持で掛かる費用は、月に千円程度(サーバー代など)でしょう。

また、うまくいかなかった場合にも、元本割れなどのリスクもないので、安心して始められます。

購入資金もいらず、管理にもコストが掛からない「web資産」で、投資のための資金を捻出しましょう。

半分に減った資産を株でまた増やせる?

ここまで、株のリスクや株式投資で、自分の資産を半分にしないためには、どうすれば良いのかを見てきました。

しかし、株について勉強し、株価の変動に注意して損切りしていても、気付けば資産が半分になっていたということが起こり得ます。

それが、株の怖いところです。

では、株に投資したもののうまくいかず、自分の資産が半分に減ってしまった場合、再び資産を増やすことはできるのでしょうか?

「株で出した損は、株で取り返す」という言葉もありますが、株で出た損を取り返すには、新たな投資が必要で、それには運用資金も必要です。

そのため、もう一度資産を増やすには、

・投資に充てられる運用資金がある
・株の勉強をやり直す
・投資の方法などを変えてみる

といったことが必要になるでしょう。

また、早く損を取り返そうとして焦るのも、冷静な判断ができなくなるので禁物です。

なぜ資産が減ってしまったのかを分析し、増やすにはどうすればいいのかを探して実践しましょう。

そうすれば、半分にまで減ってしまった資産を、再び増やすこともできるかもしれません。

しかし、やってみなければ分からないのが株なので、さらに損失が増えるリスクもあります。

これ以上、大事な資産を減らしたくない場合は、株式投資をやめる決断をすることも必要です。

資産を増やすにはリスク管理が重要!

資産を増やすために行う株への投資で、大事な資産を失わないように、始める前にはその仕組みやリスクを勉強しましょう。

そして、投資に回す運用資金も、できるだけ多く用意しておきましょう。

運用資金を増やすには、web上で資産を作り、活用するのがおすすめです。

また、株の運用がうまくいかず、資産が半分になってしまった場合には、やめる判断も必要になってきます。

そうならないためにも、リスク管理をきちんと行いましょう。