新築する場合、多くの費用がかかることが予想されます。
それだけでなく、入居後に関しては電気代など、様々な生活費がかかってくるものです。
そのため、エアコンなどの家電製品を効率良く使用するなどして、かかる費用を抑えることも大切です。
また、エアコンは設置にも費用がかかるため、購入時期の穴場などを見つけることで少し余裕を持ちたいところです。
新築での生活をより良いものにするためにも、これらについてのポイントをご紹介していきます。
新築には便利な家電を!穴を空けるエアコンは早めに準備しよう
新築の工事が終わり、晴れて入居となった際には、家具や家電製品などの生活に必要なものを運びこまなければなりません。
また、以前アパートなどの賃貸に住んでいた方は、エアコンなどの家電製品は備え付けのものを使用していたことでしょう。
その場合、新築への入居と同時にすぐ使えるよう、早めに新しいものを購入して準備しておくことが大切です。
いざ新築へ入居してから困ることのないよう、新築に必要とされる家電製品を以下でご紹介していきしょう。
・冷蔵庫
住む人数にもよりますが、ファミリーなどであれば大きめの冷蔵庫が必要になるでしょう。
・洗濯機
洗濯機はほぼ毎日使う家電製品のため、使い勝手にもこだわりましょう。
小さな子供などが住む場合、チャイルドロック機能などがついていると安心です。
最新のものはドラム式も多いですが、腰を曲げて洗濯物を出し入れするという点が人によっては難点となることもあります。
また、洗濯機は衣服だけでなくシーツなどの大物を複数洗うことも想定し、できれば大きめのものを購入すると良いでしょう。
・テレビ
テレビは、画面の大きさに比例して値段が高くなる傾向があります。
しかし目の負担を考えた場合、極端に小さいものは避け、ある程度の大きさがあるものを選ぶことをおすすめします。
・掃除機
2、3階建ての新築の場合、どのような掃除機を選ぶかが意外に重要です。
階段の上り下りを考慮し、コードレスタイプの掃除機やハンディータイプの掃除機もおすすめです。
上記以外にも、照明器具やエアコンなども事前の準備が必要です。
特に、壁に設置するエアコンは、素人では設置できず、穴を空ける工事などが必要です。
それゆえ、前もって業者に設置を依頼しておくなど、家電製品の中でも特に早めの準備が求められます。
電気ファンヒーターでエアコンの穴埋め
冷蔵庫などは、ほとんどの方が日常で使用するもののため、準備を忘れるといったことはあまりないでしょう。
一方、エアコンなどは必ずしも毎日使うものではないため、後回しにしたり失念することもあるかもしれません。
また、エアコンは設置に一手間かかるため、必要になったその日から使えるとも限りません。
そこで、ここでは新築におすすめな冬に使う暖房器具として、電気ファンヒーターについて取り上げていきます。
特に冬などでは、寒さを防ぐために窓を閉め切っていることが多いものです。
そのため、空気の滞りや臭いの充満を懸念する声も少なくありませんが、電気ファンヒーターの中には、消臭機能を備えたものもあるため、重宝するでしょう。
ただし、部分的に暖めることを得意とするため、広範囲を暖めるという点ではエアコンなどに劣ります。
エアコンと併用して、エアコンで暖かさを感じにくいところの穴埋めとしての使用もよいでしょう。
エアコンは空気が滞る?難点の穴埋めにはシーリングファン!
エアコンは、広範囲を暖めたりすることに優れています。
また、多くのエアコンは冷暖房の両面を備えているため、一台で複数役をこなせます。
しかし一方で、エアコン特有の難点があることも事実でしょう。
その難点としてまず挙げられるのが、空気の滞りです。
例えば、エアコンを暖房として使用する場合、当然暖かい空気が放出されます。
その暖かい空気は上へと上昇する性質があり、人がいるような下の空間にとどまらないことがあります。
すると、身体を暖めたいと思っても暖かい空気は上に滞っているため、体感的に暖かさを感じにくくなってしまうのです。
寒さを防ごうと設定温度を上げ、結果として電気代が多くかかってしまうことも想定できます。
そのような、エアコンの難点とも言える部分の穴埋めとして重宝するのが、シーリングファンです。
シーリングファンで、こうした空気の滞りを防ぐことができます。
それだけでなく、そのデザイン性の高さもあり、新築にシーリングファンを設置する方も増えてきました。
また、シーリングファンは暑い時期にも役立ちます。
特に梅雨などの湿度が高い時期は、温度がそれほど高くなくても暑さを感じるものです。
こういった場合、エアコンをつけようか迷う方もいるのではないでしょうか。
このような時期にも、シーリングファンを使用することで程よい風を感じることができるでしょう。
エアコンを使用せずとも涼しさを感じるため、おすすめです。
新築のインテリアにも!加湿器でエアコンによる乾燥を防ぐ
エアコン特有とも言える難点は、空気の滞りだけではありません。
特に、エアコンを暖房として使用する際に懸念されるのが、空気の乾燥です。
その点を穴埋めするのが、加湿器です。
昨今の加湿器は目まぐるしい機能の進化を遂げており、また新築のインテリアにも合うようなデザイン性の高さも魅力です。
また、加湿器によっても種類が異なるため、それぞれの特徴を把握して選ぶことが大切です。
例えば、加湿器の中で多く見かける種類として、スチーム式が挙げられます。
加湿器に備わっているタンクの中で水を温め、それを放出することでエアコンによる乾燥を防ぎます。
他の加湿器に比べ、加湿にかかる時間が短時間で済むという利点があり、忙しい現代人にとっても有用であると言えるでしょう。
それ以外にも、水分をあたえたフィルターにファンの風をあてることで加湿する気化式があります。
熱を使わない分電気代もあまりかからないため、賢く加湿器を使用したい方におすすめです。
これらに加え、ペットなどを飼っている方が重宝するのが、超音波式の加湿器です。
タンクの中の水分を、極小さな霧状にして放出する特徴があります。
その原理を利用してアロマなどを加えて使用すれば、ペットなどの臭いを消臭する効果も期待できるでしょう。
新築の方必見!エアコン購入の穴場時期を三菱電機で考察
昨今では、エアコンは1部屋に1台とも言われるほど住宅に普及している家電製品です。
とはいえ、新築などの場合、ほぼすべての部屋にエアコンを設置しようとすると、かかる費用も相当なものになるでしょう。
少しでもエアコン設置にかかる費用を抑えるために、エアコン自体を安く購入したいと考えるのも自然です。
そこで、エアコン購入の穴場とも言える時期をご紹介していきましょう。
ここでは、高機能なものが多く販売されていることでも有名な、三菱電機のエアコンをもとに見ていきます。
どの家電メーカにも共通することですが、エアコンが安くなるのはモデルチェンジ直前の時期とされています。
また、家電メーカーごとにいくつかのグレードがあるため、それによってもモデルチェンジの時期に違いがあります。
三菱電機の場合、グレードの高いエアコンは10月以降に新商品が出回る傾向があるため、モデルチェンジはその前月の9月が有力です。
グレードが高ければ高いほど価格もそれに比例しやすいため、9月を狙って購入し、少しでもかかる費用を抑えましょう。
高グレードほどの金額には躊躇するという方には、中~低のグレードがおすすめです。
中~低と言っても、そこは天下の三菱電機ゆえ、エアコンの性能の良さは折り紙つきです。
時期としては、3月頃のモデルチェンジに合わせて、前月2月の購入を検討しましょう。
新築の壁を守る?穴を空けない窓付けエアコンもおすすめ
多くの住宅で普及しているエアコンの多くは壁掛けタイプのエアコンを指しますが、エアコンには窓付けタイプと呼ばれるものもあります。
新築に設置するエアコンの参考として、その窓付けタイプのエアコンについてご説明しましょう。
まず、1ヶ月にかかる電気代で見ると、壁掛けタイプのエアコンに比べ、窓付けタイプのエアコンの方が高くなる傾向があります。
そのため、電気代をより抑えたい方には一般的な壁掛けタイプのエアコンをおすすめします。
しかし、注目したいのが窓付けタイプのエアコンの特徴の1つでもある、設置に穴を空ける工事が必要ないという点です。
特に新築などの場合、入居当初は壁も真新しいため、このような壁に穴を空けることに抵抗を感じる方もいるかもしれません。
そのような場合、窓付けタイプのエアコンであればその希望を叶えることができると言えます。
新築のエアコンは賢く購入・使用を!
新築で新生活をスタートさせる方にとっては、今後の生活をスムーズに、より良いものにしたいということが念頭にあるものです。
その役割を担うものの1つとして、エアコンなどの家電製品が挙げられます。
また、費用を抑えるのも大切なので、購入の際にはモデルチェンジ時期をチェックしましょう。
良い商品をより安く、賢く手に入れましょう。