賃貸アパートの場合は玄関にまで網戸を付けてある物件は少ないと思います。
でも、玄関のドアを開けて風が通るようにすると、思いのほか気持ちいいものです。
網戸はリフォームでもdiyでも後付けできますが、賃貸物件の場合は、穴を開けたりするのはできないことが多いですよね。
ここでは、賃貸でもできる簡単diyで網戸を作る方法や便利グッズをご紹介します。
diyのメリット!網戸を付けて涼しく
diy好きになると、アパート住まいではなくマイホームを建てて、好みに合わせてどんどん作りかえたい、と思うことも多いかもしれません。
diyブームが到来して、大分月日が流れましたが、便利グッズは今もなお、増え続けています。
自分なりの丁寧な暮らしの楽しさを知ってしまうと、とことん追求したくなりますよね。
それに、プロに頼むよりも安く済むので節約にもなります。
今回、ご紹介する玄関の網戸もブログやインスタなどを見ると、diyで作っている人を見かけます。
網戸を付けるだけで涼しげになり、実際に風が通るので電気代も浮きますし、虫が侵入するのも防ぐことができます。
エアコンを付けずに涼しくすごすためには、風の通り道を考えなければいけません。
どちらか片方だけを開けていても、室内の温度はなかなか下がりません。
エアコンを付けていても、温度設定が高めで閉め切りの部屋は、なんだかムッとしますよね。
熱中症になる可能性もあります。
網戸は、蒸し暑い日本の気候を過ごしやすくするための、昔からある知恵なのです。
玄関網戸の種類って?
持ち家の場合は、リフォームで網戸を後付けする場合も多いでしょう。
玄関ドアの網戸には、たくさんの種類があります。
カーテンタイプ、折りたたみタイプなどがありますが、値段が安いのはカーテンタイプです。
(だいたい、5,000円から7,000円が相場です。)
品質を気にしなければ、100均ショップやホームセンターにも売っています。
こちらは、上部にマジックテープや突っ張り棒を付けて、上から降ろすように付けるものになります。
ホームセンターにも売っているので、自分でも簡単に取り付けられます。
ただし、鍵はかけられない、ということも考えなければいけません。
開けっ放しでお昼寝したり、ということはNGになります。
この点、折りたたみタイプの場合は、防犯性に優れていて丈夫ですし、見た目も網戸らしいです。
ただ、採寸が細かくないとハマらないので、プロに頼むことになり、値段も50,000円くらいになってしまうかと思います。
また、それより少し安いタイプとしては開閉式があります。
左右どちらかに丸めていくロール式や、小さくたたんでいくプリーツ式が多く見られます。
diyが得意であれば取り付けは可能ですし、使わないときはすっきり片付きますが、難易度は高くなります。
臨機応変に対応できる高いdiyスキルをお持ちの場合は、挑戦してみましょう。
賃貸住宅におすすめな網戸のタイプ!diyにおすすめは?
賃貸アパート・マンションにお住いの場合は、玄関網戸の後付けが難しいこともあります。
穴を開けて枠をはめ込むようなしっかりした網戸は、取り付けられないことが多いでしょう。
しかし、絶対に網戸を付けられない、ということではありません。
先ほどご紹介したタイプの中では、カーテンタイプなら後付けできます。
その他にも、のれんのようなタイプや幕型の網戸なら、アパートでも付けることは可能です。
隙間があるので虫は入ってしまいますし、防犯面では不安なこともありますが、無いよりはあったほうが涼しげに見えるでしょう。
また、その他でdiy可なものとしては、ロールドタイプがあります。
上だけではなく下にもレールを引くものですが、穴を開けなくても取り付けられますし、のれんタイプよりは虫よけ効果は高くなります。
賃貸でも玄関網戸がdiyできる場合には
賃貸で、diyに厳しくない場合は、本格的な玄関網戸を付けることもできるかもしれません。
基本的に賃貸では原状回復に注意しなければいけませんが、網戸など実際に役に立って、取り外ししても傷が目立たないものの場合は、交渉次第で付けられる可能性もあります。
「diyできるアパート」に限らず、古いアパートや一戸建ての場合は自由度も高くなりますので、確認してみるといいでしょう。
もし許可を頂いたら、ホームセンターで網戸用のネットやフレーム、木材、金具などを揃えて、思う存分、好みのデザインの網戸が作れます。
網戸のネットにはおしゃれな柄があるものもありますので、白い木材などと組み合わせて清潔感ある雰囲気にするのもいいですね。
網をフレームに留めた部分をマスキングテープで隠したり、取っ手を取り付けたりすると、よりキレイな仕上がりになります。
作ってからハマらなかった、というのが一番こわいので、しっかり採寸して丁寧に仕上げていきましょう。
簡易網戸のアイディア
前項でご紹介したような大掛かりなdiyが難しく感じるのなら、100均ショップやホームセンターの商品を使って、簡易網戸を付けてもいいかもしれません。
網戸と呼ぶには頼りないですが、虫よけアイテムを貼ったり、重ねたり、自分なりに工夫して作ることもできます。
また、玄関ではなくて、あまり人目につかず、出入りが無いような場所にある窓なら、網戸を貼ってしまって涼しくしている人もいるようです。
安く買った網を切って、窓の外枠にクリップで留めたりテープで貼ったりすれば、簡易網戸のできあがりです。
そこから洗濯物を干したりする場合はおすすめできる方法ではありませんが、開けておくことで風が通るのであれば、役立つアイディアですね。
ただ、隙間はできてしまうことが多いと思いますし、強風で取れてしまうことも考えられます。
掃除もしにくくなりますね。
見た目もあまりよろしくはないので、チャレンジするなら、お客様に見られないような小窓にしておきましょう。
玄関は家の顔!網戸の後付けをプロに頼む
賃貸アパートの場合には、diyするよりもキレイに玄関網戸を付けたいなら、やはりプロに頼むのがおすすめです。
賃貸でも、後付けしてくれる業者はありますので、探してみてください。
その際は、候補をいくつか選び、値段を比較して、あまりにも高く見積もりされないように、注意しましょう。
インターネットを使えば、お問い合わせから見積もりまでパソコンやスマホ1つで、できてしまいます。
中には、たくさんのリフォーム会社から幾つかの会社の見積もりを出してくれるサイトもありますので、活用してみてください。
穴を開けられないようなアパートでも、わずかな穴だけで取り付けできて、取り外し後は金属パテで埋めて、目立たなくできるような方法もあります。
見積もりを依頼する前に、管理会社や大家さんに相談するべきですが、こうした方法を調べておいてから聞いてみるのもいいかもしれませんよ。
玄関に網戸を付ける前には要確認!
網戸をdiyで付けるのは、キレイに見せたい場合は難しくなってきます。
実用性だけを考えるなら、張ったり留めたりでいいのですが、フレームを作り、折りたためるようにするとなると、しっかりサイズを測らなければいけません。
diy初心者なら、プロに頼んだ方がいいでしょう。
また、diyにせよ、依頼するにせよ、事前の相談は忘れないようにしてくださいね。