失敗がネタに!?株の大損経験をまとめサイトで調べてみた

  • 2018年8月16日
  • 2019年5月31日
  • 投資,

株で大損するなんて、まさか自分に起こるとは思いたくないものですが、得する人もいれば損する人もいるのがマネーゲームの世界です。

多額の損失を出して苦しんでいる人がネットに書き込んで、慰められたり茶化されたりしている様子は、はたから見れば面白いものですよね。

今、たくさんの人が訪れる「まとめサイト」ですが、それに対してどのような認識を持てばいいのか考察しました。

株で苦しむこともある!大損した経験を読んでみたい

苦しいことがあったり失敗したりしても、「この人よりはマシかな」と下を見ることで安心する人は、多いのではないでしょうか。

筆者も人間関係で苦労すると、同じ境遇の人をつい探してしまいます。

そして、辛いのは自分だけではないことを確認して、ホッとするのです。

株で損をした時も、ネットのまとめ記事などで何千万規模の大損をした人を見つけると、少しは慰められるかもしれません。

また、損はしていないとしても、望んだ利益が得られなかったり、株の怖さを知りたい場合にも、経験者の失敗を学ぶのは役立つこともあります。

例えば、大手キュレーションサイトを調べると、面白おかしく株の失敗談をブログなどで発信している投資家を見つけることができます。

実際に知り合って失敗談を聞けば、笑い話にはできないくらい深刻な失敗でも、ブログなどで読むと「かわいそう」を通り越して面白く感じるので、ついつい読んでしまいます。

なかなか真似できない冒険をしている人もいて、なぜ真似してはいけないのかも学ぶことができるので、調べてみるのもおすすめです。

まとめ記事を調べる!株の大損経験もあれば成功経験も

大手キュレーションサイトのまとめで株の大損経験談を読むと、「人気闇金漫画」の世界を彷彿とさせる、怖すぎる失敗を知ることができます。

株を始める前に読むと、始めたくなくなってしまうかもしれませんね。

しかし一方で、成功経験のまとめも、もちろんあります。

「株 成功 まとめ」で検索すると、「億を稼いだ」と豪語する人も見つかります。

資産の推移を具体的に載せたり、天才的な名言を発信したりして、カリスマ的な人気を誇るトレーダーのSNSも見つかります。

彼らは、「億り人」、「株長者」、「億トレーダー」などと呼ばれ、SNSフォロワー数も芸能人レベルの数になっています。

株で成功した人にあやかろうとブログを訪ねたり、セミナーに行ったりする「つながりたい人」もたくさんいるようです。

天才トレーダーの投資法を実践しようとしてもなかなか難しいですが、その一部の知恵を学べることもあります。

ネットやSNSには数多くの情報があって、失敗からも成功からも学べるので、アンテナを高くしておきたいですね。

投資家の多くにとっては、言われるまでもないことでしょう。

掲示板サイトでリアルな大損経験を発見!まとめ記事ってどんなもの?

株で大損する様子や成功体験を知りたいときに、掲示板サイトのまとめ記事なども参考になります。

そこでは、悲惨な状況を事細かに書いていたりして、阿鼻叫喚の様子がリアルに伝わってきます。

また、それに対するレスも、ウィットに富んでいたり残酷だったりします。

掲示板サイトですべてのレスを追っていくと時間もかかりますし、把握できないこともありますが、まとめ記事ならオチも付いていて、一つの小話になっていることが特徴です。

勉強というよりは読み物として面白いので、暇つぶしに読むような内容です。

「なんで投資して援助したのに損するの?」という疑問に対して、「お前のかーちゃんもお前に投資して大損した」というレスをする人がいるのが、ネットの世界です。

こうした軽妙な掛け合いを読むと、自分も会話に参加したくなるかもしれません。

馬鹿なら馬鹿と一刀両断にされ、建前抜きで本音でやり取りできる、考えようによっては有意義なコミュニティです。

まとめ記事に信憑性は期待しない

掲示板サイトのまとめ記事を載せている、まとめサイトですが、必ずしも株にくわしい人がまとめているとは限らず、信憑性にかける内容の場合もあります。

記事の質よりも量を優先させていて事実確認をしていなかったり、企業が情報操作している可能性も捨てきれないのが難点です。

しかし一方で、圧倒的に読みやすくて、効率よく情報収集できると言われるものでもあります。

話のネタが欲しかったり、雑学を調べるのが好きだったりする人も多いので、まとめ記事のニーズは高いようです。

ですから、書かれていることをそのまま鵜呑みにするのではなく、今回取り上げた「大損・失敗談」などを楽しんで読み流したり、誰かと話題にしたりする、という認識でいいと思います。

気になる情報があれば、きちんとした文献やサイトで調べたり、経験者に聞いたりして裏付けをとってから、知識として蓄えるようにしたいですね。

まとめ記事作成は副業にもなる

株で大損した経験を知りたい、というところからまとめサイトを読むときの心得まで話を広げてきましたが、まとめサイトは、作る側に立つことも気軽にできます。

クラウドソーシングで自宅にいながら記事の納品をしている人もいます。

クラウドソーシングサイトで応募している内容を見ると、学歴や経験値などに細かい条件があるわけでもなく、「空いた時間で簡単にできる」とうたっています。

実際には、たくさんの文字を追って自分で組み立てて記事にしなければいけないので、「簡単」とは言い難いですが、好きなジャンルなら参考にできる情報が見つかることも期待できます。

まとめサイト専用の編集ツールなどもあるため、そうしたものを活用すれば、比較的楽に作れるようです。

副業に興味がある人は、一度試してみると、もしかしたら人気記事を作れるかもしれません。

どうせなら、「質より量」ではなく、信憑性のある記事にしてください。

そのほうが長い目で見て役立つコンテンツになります。

ちなみに、同じ「まとめ」のくくりとして考えられることもあるキュレーションサイトですが、掲示板のまとめサイトよりも信憑性がある、と言えるでしょう。

また、役立つリンクも貼られていたりするので、掲示板のまとめサイトとは、明らかに異なるものになります。

株は大損することもある投資!心得ておくことって?

この記事を書くにあたってもちろん、株で大損した人のまとめ記事やブログを訪ねた筆者ですが、これからも投資家を続けていくにあたって、学んだこともあります。

それは、手をつけていいお金と、そうでないお金のけじめをしっかりつける、ということです。

ネットは匿名で書き込めるので、犯罪ぎりぎりの行為をして追い詰められている人も発見します。

会社のお金を横領したり、親の貯金を勝手に使ったり、恋人との結婚資金に手を出したり、夫に内緒でFXに手を出して失敗したり......。

自分で貯めたお金を崩すのなら(扶養家族がいなければ)自由ですが、他人のお金に手をつけてしまって大損した人には同情できません。

成功したとしても調子に乗らずに、理性を保って投資を続けていきたいものです。

好きな分野なら発信する側に

笑い事ではない失敗経験で慰められたり、レベルの違う成功経験で鼓舞されたり、ネットで得られる情報はさまざまです。

「株」に限らず、好きな分野でこれからも続けていきたいなら、成功者のブログやSNSをチェックするのもいいでしょう。

また、自分が発信する立場に立つこともおすすめです。

まとめ記事や専門サイトの記事を書いたり、ブログに書いたり、SNSでライバルとつながったりして情報交換することもできますよね。

もちろん、失敗体験もネタになります。

自分を客観的に見ることができる、という意味でも、発信する側になるのは有益なことです。