アパートやマンションの駐車場で2台目は借りられるのか

若者の自動車離れがメディアで取り上げられることもありますが、逆に複数台の自動車を保有している家族も結構いらっしゃいます。

お父さんとお母さんが1台ずつ持っていたり、親とは別に子供が好きな自動車を所有したりと様々です。

アパートやマンションでは駐車場の台数が限られています。

2台目の駐車場が必要な場合は、どうすれば良いのでしょうか。

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アパートやマンションの駐車場は1台が基本

アパートやマンションの駐車場は停められる台数が限られています。

敷地が広く台数が多く確保できているアパートやマンションは別として、戸数分の台数を確保できていない物件も珍しくありません。

アパートやマンションの駐車場は「1住戸1台」を基本としているところが多いです。

すべての住戸が埋まっても、なお駐車場に空きがある時は2台目を貸してくれますが、まだ空室がある時は空室分の駐車場を確保しておきたいので、管理会社や貸主は2台目を貸してくれません。

「駐車場あり」で募集をすれば、駐車場がない他のアパートやマンションよりも有利になります。

近隣に月極駐車場が多くあって新規入居者に紹介できる状況にあるとしても、やはり敷地内駐車場のほうが好ましいわけです。

条件付で2台目の駐車場を借りられる?

駐車場に空きがあっても、空室があるために駐車場を貸してもらえないと、非常に残念です。

どうしても貸して欲しいと粘り強く交渉すると、条件付きで2台目の契約が許可される場合があります。

空室の契約が決まって駐車場が必要になったら、1台分を明け渡すという条件付き契約で、もしも新規で入居する人が自動車を持っていなかったら、そのまま借りていても良いという内容です。

これは運しだいの契約です。

もちろん、退去する時までずっと2台目も借りられる可能性もあります。

しかし、既に同じアパートやマンションに入居していて、自動車を持っていない人が、新たに自動車を購入して1台目の駐車区画を希望することもあります。

条件付き契約の内容にもよりますが、空室の新規入居者に限らず、そのような場合も明け渡しが必要になりそうです。

同じ物件で敷地内に2台借りている人がいて、自分は1台目なのに借りられないとなったら、やはり納得ができません。

契約に基づいて明け渡しが決まったあと、すぐに敷地外の月極駐車場が見つかれば良いのですが、なかなか見つからないこともあり得ます。

次の駐車場使用者がすぐに駐車場を使いたい場合、探す時間も限られてきます。

見つかっても駐車場が遠かったり、料金が高かったりするかもしれません。

やはり、入居時に敷地内と敷地外でしっかりと必要な台数を確保するのが賢明かもしれません。

2台目が停められるアパートやマンションを探す

一方で2台目の駐車場が確保できるのをアピールしているアパートやマンションもあります。

敷地が広くて駐車できる台数が多く余っている物件や、たまたま自動車を持たない入居者が複数いるため2台目を貸しても問題ない物件です。

空いている駐車場をそのままにしておくよりも貸したほうが良いわけです。

わずかながら収入もアップします。

賃貸物件を掲載している不動産ポータルサイトや各不動産会社のホームページで「2台目可能」のような検索条件を設けているのも目にします。

そのような物件は多くありませんが、間取りや家賃、立地なども希望する条件に近いアパートやマンションが見つかることもあるでしょう。

何を物件選びの最重要ポイントにするかは人によって様々ですが、他の条件に目をつぶってでも駐車場2区画をメインにしている場合は物件を見つけやすいかもしれません。

貸主と借主の双方でメリットがありますね。

自分で歩いて駐車場を探すのも良い

2台目の駐車場を敷地外に探す場合、やはり自分の住むアパートやマンションに近いほうが便利です。

大きな荷物や重いものを自動車に積む時、近くにあったほうが良いですね。

雨や雪など天気の悪い時も近いほうがありがたいです。

探し方としてはインターネットの情報や近隣の不動産会社に紹介してもらうのが一般的ですが、自分の足で歩いて探す方法もあります。

そのほうが、どれだけアパートやマンションから離れているか距離感を体感できます。

「この辺までなら許容範囲だな」と目安をつけながら駐車場を探せます。

また、自分で歩いてみるとインターネットや不動産会社の情報にはなかった駐車場が見つかる可能性もあります。

「月極駐車場」の看板を見かけたら連絡先に電話を入れて、空き状況を聞いてみましょう。

なお、2台目の駐車場料金はできるだけ安く済ませたいと考える方もいらっしゃるはずです。

舗装された駐車場より、砂利敷きにロープで区画を区切った駐車場のほうが料金が安い傾向があります。

アパートやマンションから同じくらいの距離で、舗装された駐車場と砂利敷き駐車場があったら比べてみてください。

千円、二千円程度でも年間で考えると結構な差が出てきます。

2台目を違法にアパートやマンションの敷地内に駐車するケースも多い

敷地外に2台目の駐車場を見つけて契約しても、必ずしもそこに停めない人がいます。

アパートやマンションから遠い駐車場だと、自動車を停めて戻ってくるのが面倒になり、アパートやマンションの空いているスペースに停めてしまうのです。

良くあるのが、マンションの来客用駐車場です。

来客用駐車場は入居者宅へ訪問に来た人たちが短時間だけ駐車できる場所で、共用のスペースです。

それを無視して自分の駐車場区画のように使ってしまうのです。

毎晩、同じ自動車が翌朝まで駐車している、としたらこのパターンかもしれません。

来客用駐車場がないアパートやマンションだと、さすがに他人の駐車場区画に停める人は少ないのですが、適当に空いているスペースに停める人もいます。

単に通行の妨げになるだけではなく、消防法で定める避難通路をふさいでしまうこともあります。

万が一の火事や地震の時に、自動車が邪魔になって逃げられないこともあり得ます。

同じように敷地外に2台目を借りている人にとっては許しがたい行為ですね。

ルールを守っていないのが明らかな時は、管理会社に連絡して対応を依頼してください。

分譲マンションは管理組合が管理規約に沿って決める

賃貸で分譲マンションに入居する方もいらっしゃると思います。

アパートや賃貸マンションとは異なり、分譲マンションは管理規約に沿って運営し、駐車場も使用細則に則って利用者を決めます。

管理組合でウェイティングリストを作っておいて、駐車場が空いたらリストに従って利用者を決めていくのが良く見受けられる決め方です。

あるいは希望者を募って毎回、抽選をしているところもあります。

ただし、物件によって異なりますが、使用は区分所有者が優先される傾向にあります。

区分所有者で利用者がいない場合、次に賃貸の入居者に貸すところが多いです。

賃貸で分譲マンションに入居したい場合は、もし1台目の利用ができても2台目の利用は難しいかもしれません。

2台目の駐車場をどうするかが物件選びのポイントにもなる

物件選びをする際に、どの条件に重点を置くかは人によって異なります。

2台目の自動車も自分の目が届く敷地内に置きたいと強く希望する方もいらっしゃるはずです。

しかし、残念ながら2台目まで契約が可能なアパートやマンションは、そう多くはありません。

家賃や間取りを優先するか、駐車場を優先するか、後悔しないようじっくり考えてください。