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スプレッドとは?FXで重要なスプレッドとその計算方法

2018.10.29

FXは、外貨を売買してその差益を狙う取引のことです。

正式には「外国為替証拠金取引」と言い、「外為」という略称で呼ばれることも多いです。

FXを始めるにあたり、「スプレッド」は必ず知っておかなければなりません。

ここでは、スプレッドとその計算方法についてみていきます。

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そもそもFXとはどんなものか?

FXとは、異なる通貨を売買して、その差益を狙う投資の一種です。

通貨の価値は常に変動していて、FXはその価値の変動を利用して利益を出します。

ドル円を例にしてみましょう。

ドル円の場合は1ドルがいくらかということを基準に計算していきます。

例えば、1ドルが100円のときにドルを買い、その後1ドルが110円になると10円の利益となります。

10,000ドル(100万円分)を買っていれば10万円の利益、1,000ドル(10万円分)を買っていたら1万円の利益となります。

FXの魅力はなんと言っても「レバレッジ」をかけることが出来ることです。

レバレッジとは「てこの原理」のことで、少ない資金で大きな取引を行うことが出来ます。

例えば、レバレッジを10倍にした場合、10万円の資金で100万円の取引をすることが可能になります。

10倍のレバレッジをかけることで、1パーセントの値動きで10パーセントの利益を得られる仕組みとなっています。

しかし、レバレッジは利益を大きくするだけでなく、損失が大きくなってしまう可能性もあります。

レバレッジをかければかけるほど、利益を大きくすることも出来ますが、損失が出た場合はレバレッジをかけた分だけ損失も大きくなります。

FXには「強制ロスカット」というシステムがあります。

資金が一定の水準以下になってしまった場合には、FX会社により強制的に損失を確定して決済されてしまいます。

レバレッジを大きくすれば、強制ロスカットになってしまう可能性も高くなりますので注意が必要です。

また、FXの特徴としては、手数料がかからないということが挙げられます。

その代わり、「スプレッド」というものがあり、これが実質の手数料となっています。

このスプレッドとはどんなものか、詳しくみていきましょう。

FXではスプレッドが重要!

FX会社のほとんどが、「手数料無料」をうたっています。

しかし、「スプレッド」というものがあり、これがFXにおける実質の手数料となっています。

スプレッドを簡単に説明すると、「買値と売値の差」のことを指します。

FX会社によってスプレッドの設定が変わってきます。

FX会社は、実際の為替レートに約0.3銭から1銭を上乗せしたレートを公開しています。

この上乗せ分がスプレッドであり、FX会社が利益として得たい分を上乗せしているので、各会社によってこのスプレッドが異なるのです。

出来るだけスプレッドの狭いFX会社を選ぶことで、より大きな利益を得ることが出来ます。

最近では、「スプレッド0」をうたう会社も現れてきました。

通常、スプレッドがある場合ですと、最初はスプレッド分のマイナスからのスタートとなります。

しかし、スプレッド0だと、予想通りの相場が動けば最初から利益を得ることも出来るのです。

とても魅力的なスプレッド0ですが、注意しなければならない点もあります。

それは、多くのFX会社でスプレッドを「原則固定」としている点です。

つまりは、「原則的に」スプレッドを固定しているということなので、場合によってはスプレッドが広くなることもあります。

スプレッドが狭いことを強調していても、100パーセントそのスプレッドで取引出来るわけではないので注意しましょう。

では、ここから具体的なスプレッドの計算方法についてみていきましょう。

FXのスプレッドの具体的な計算方法①

FXのスプレッドを計算するためには、まず「pips」(ピップス)という単位を知らなければなりません。

FXは異なる外貨を交換する取引なので、様々な通貨の単位が使われています。

円やドルなどで表すとややこしくなってしまうのを解消してくれるのが、pipsという単位になります。

pipsは「pip」の複数形なので、「1pip」「2pips」と表記が変わってきます。

pipsは「Percentage in point」のことで、「あるポイント(最小の通貨単位)での1パーセント(1/100)」と言う意味です。

円の場合を例にみてみましょう。

円の最小単位は1円ですので、1円の1パーセントは0.01円です。

0.01円は「1銭」のことなので、「1pip=1銭」となります。

ドルの場合はどうでしょうか。

ドルの最小単位は1セントですので、1セントの1パーセントは0.01セントです。

「1pip=0.01セント」となります。

これをドルに直すと「1pip=0.0001ドル」となるのです。

少し難しいですが、pipsは通貨によって小数点の位置が変わります。

覚え方としては円だけが特別で、その他の通貨は同じです。

円は「1pip=0.01(小数第二位)」、その他の通貨は「1pip=0.0001(小数第四位)」です。

FXのスプレッドの具体的な計算方法②

スプレッドが狭いことを売りにしているFX会社では、ドル円のスプレッドが0.3銭くらいに設定されています。

「たった数pips」のスプレッドと思ってしまいますが、このわずかな差が最終的な利益を大きく変えてしまいます。

具体的に計算してみましょう。

ドル円のスプレッドが0.3銭のA社と、1銭のB社と仮定して比べてみます。

このスプレッドで1万通貨の取引をすると、A社のコストは30円、B社のコストは100円となります。

2社のスプレッドの差が70円となります。

「たった70円」と思いますか?

1万通貨で取引を終えるトレーダーばかりではないでしょう。

10万通貨の取引をした場合や、1万通貨を10回取引した場合は、700円の差となります。

毎日700円の差額があった場合、年間の差額は25万円にもなります。

デイトレードでは、このスプレッドのわずかな差が大きな差額を生み出すことになるのです。

1回のトレードで数十円の利益を出すことは、簡単なことではありません。

スプレッドは狭いに越したことはありませんね。

スプレッドが広がるのはどんなときか

先述した通り、多くFX会社ではスプレッドを「原則固定」としています。

「0.3銭」や「スプレッド0」で計算しても、スプレッドが広がってしまっては利益が少なくなってしまいますね。

では、どんなときにスプレッドが広がる可能性があるのでしょうか。

主な原因としては2つ考えられます。

①流動性が低下している

通貨の売買が少ないことを「流動性が低い」と言いますが、そのような場合にスプレッドが広がる傾向があります。

市場に参加する人が少ない、朝5時から8時の間や、年末年始・GW・お盆などがスプレッドが広がりやすくなるときと言えます。

②レートが急激に変わった

インパクトのある情報が出たときには、レートが急変することがあります。

するとFX会社は全ての注文に対応することが出来ず、スプレッドを広げることがあるのです。

外貨預金の手数料を計算するとスプレッドの約666倍!?

FXに似た性質で、外貨預金という選択肢もあるでしょう。

「預金」という名前がついていますが、普通預金とは性質が異なり、為替での利益を目的としています。

外貨預金にもFXのスプレッドと同じように、買値と売値に差が付けられています。

各銀行によって為替レートは異なりますが、多くの場合「円を外貨にするレート」では+1円、「外貨を円にするレート」では-1円が設定されています。

つまり、FXでいうところのスプレッドは往復2円という計算になります。

スプレッドが高いFX会社でも、往復1銭前後となっていますので、単純に計算して200倍ものスプレッドがあることになるのです。

さらに言うと、スプレッドが狭いFX会社ですと約0.3銭を設定していますので、外貨預金の手数料と比べると約666倍もの差になるのです。

スプレッドは狭い方がお得

スプレッドは、FXの実質の手数料となっています。

取引回数や取引量が大きくなればなるほど、わずかなスプレッドの差が大きな金額の差となってきます。

出来るだけスプレッドの狭いFX会社を選んで、お得に取引したいものですね。

ただし、スプレッドの多くは原則固定であることは頭に入れておきましょう。

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