株式投資の疑問!指値より高い金額で約定するのはなぜ?

株式投資初心者にとって、株式に関する疑問は多くありますよね。

当記事では、その多くの疑問の中で株式の注文方法について着目していきます。

「指値より高い金額で約定するのはなぜ?」などと疑問を抱いている方はぜひお読みになってみてくださいね。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

MRF金利が0%!楽天証券のサービス「マネーブリッジ」とは?

2017年10月23日の時点で、MRF金利は0%になりました。これは、日銀のマイナス金利政策...

fxでロスカットされた!ブログの経験談から対策を考えよう

fx初心者の皆さんは、ロスカットという言葉を聞いたことがあるでしょうか。よく、fxに関するブログ...

株式投資は大学生でもできる!彼らのブログを見てみよう!

株式投資は、学生のうちはできないと思っている方も多いかもしれませんね。しかし、20歳を超えて...

外国為替市場に取引所はない!では終値とはどう決まるのか?

近年、ネット証券やFX会社の台頭は著しく、為替は以前よりも身近で気軽に始められるものになってきて...

金投資にはETF?現物取引?メリットデメリットとは?

遠い昔から価値あるものとされてきた「金」。その金は、今もなお価値あるものとされています。...

なぜ円安は輸出有利・株価上昇を引き起こすといわれるのか

皆さんは、円高か円安かによって輸出有利になったり輸入有利になったりすることをご存知ですか。な...

日本の株式市場は土日が休み!土日にも取引できる投資は?

株に興味はあっても、取引の仕組みが分からないと始めにくいですよね。日本の株式市場は、土日や祝日は...

MRFやMMFの金利って?マネックスなどのネット証券を比較!

近年のネット証券の台頭により、以前よりも少額で手軽に投資を始められるようになりました。今回は...

株の空売りで利益を出す!空売り残高などの見方を知ろう!

株には、「空売り」という投資方法があります。しかし、株への投資を始めて日が浅い人や、これから...

空室対策で窓に入居者募集のポスターを!貼り方のご紹介

賃貸経営において、賃貸物件に空室があるとかなりの痛手となります。そこで、空室対策の一環と...

株式投資で失敗する人のパターンをまとめてご紹介!

株式投資で失敗する人は、今も昔も後を絶ちません。投資をしている人にとって、失敗は避けて通りた...

株式投資初心者へ!空売りの仕組みと銘柄の探し方を解説!

株式投資初心者の方の中には、「空売り」のことをご存知ない方も多いと思います。「株価が上がるこ...

株取引は寄り天に注意!?意味や損失に繋がる理由も必見!

株取引の際、重要となるのが寄り天の傾向であるかという点でしょう。このような傾向を早めに見極め...

定期預金で子供の教育資金を積み立て!途中で解約できるの?

子供の未来のために定期預金をしたいと考えているかたも、いらっしゃることでしょう。または、定期預金...

FXで有り金を溶かす人の特徴とは?失敗から見える成功法!

ネット上のSNSやブログを見ていると、FXで有り金を溶かす失敗談が少なくありません。有り金を...

スポンサーリンク

なぜ!?指値より高い株価で取引成立する理由

株式売買において、主な注文方法は「指値注文」と「成行注文」という注文方法です。

まず、「指値注文」からご説明していきましょう。

指値注文とは、株式を買付する際は「その金額以下」、売却する際は「その金額以上」という注文方法となります。

指値注文は、「指値」とついているだけに「値段を指定する」という意味合いでとられがちですが、実はそうではありません。

売却の際は指値より高い株価で、買付の際は指値より低い株価で約定することがあるのです。

例を挙げてみましょう。

ある銘柄を指値500円で1,000株売却の注文をしたとします。

このとき、株価が500円以上でなければこの注文は成立しないのです。

反対に買付時も同じことが言えます。

指値500円で1,000株の買付注文を出したら、株価が500円以下でなければ注文は成立しません。

つまり、指値注文は「この株価以上で売りたい」「この株価以下で買いたい」というような希望がある際に適した注文方法ということになりますね。

「この株価より高い株価で売りたい!」指値注文の注意点

株式取引において、指値注文は「その株価より高い株価で売りたい、低い株価で買いたい」と指定できる注文方法で便利なようですが、注意していただきたい点もあります。

それは、いつまでたってもその指値価格では売却できなかったり買付できなかったりする可能性があるということです。

つまり、自分の出している指値価格で「買いたい、売りたい」という人が現れなければいっこうに取引が成立しないということになるのです。

例えば、ある銘柄の現在の株価が500円で、550円の売却指値注文を出したとしましょう。

しかし、その銘柄の企業に不祥事が起きて株価がそこから右肩下がりに下がっていくと仮定します。

そうすると、550円以上で買いたい人がいなければ取引成立しないわけですから、もちろんいつまでたってもこの場合は取引が成立しません。

このような状況に陥っているのにそのままにしておくと、損失を大きく抱えてしまう要因ともなります。

株式取引において「損切り」は重要なポイントですから、一刻でもはやく売りたい場合は指値注文は向かないと言えますね。

指値とは異なる成行注文とは?

前項までは指値注文についてご説明しましたが、ここでは「成行注文」についてご説明していきます。

成行注文とは、株式売却時買付時ともに値段を指定しない注文方法です。

つまり、「いくらでもいいから売りたい、買いたい」という注文方法ということです。

例えば、ある銘柄を1,000株の成行売却注文を出したとします。

そうすると、そのとき株式市場で一番高い買付注文の価格で取引が成立します。

反対に、1,000株成行買付注文の場合は、そのとき株式市場で一番低い売却注文の価格で取引が成立するのです。

もう少し具体的にご説明しましょう。

その銘柄の現在の株価が500円とします。

そして、株式市場でそのときの一番高い買付注文の価格が499円、一番低い売却注文が501円だとします。

このときに成行で売却注文を出すと、一番高い買付注文価格の499円で取引が成立することになります。

また、このときに成行で買付注文を出すと、一番低い売却注文価格の501円で取引成立となるのです。

予想外の高い株価で約定!?成行注文の注意点

成行注文は、株式売買においての原則「価格優先」からいって、指値注文より取引が優先されます。

しかし、そのようなメリットのある成り行き注文にも注意していただきたい点があるのです。

成行注文は、「いくらでもいいから売りたい、買いたい」という注文方法ですから、自分の予想外の価格で取引が成立してしまうことがあります。

株式売買においては「値幅制限」というものがあるので、その日の株価の上限・下限は決まっています。

値幅制限の上限がいわゆる「ストップ高」、下限が「ストップ安」と呼ばれるものですね。

成行注文はその値幅制限ギリギリの株価で成立することもありえるのです。

そうすると、やはり自分の予想を超えて高い価格や低い価格で取引成立することが多いですから注意が必要です。

特に、株式市場で売買量があまり多くない銘柄に関しては値動きが大きいことが多いのでよく気をつけるようにしてくださいね。

指値注文は売却価格や買付価格をより重視する場合、価格は気にせず取引成立自体を重視する場合には成行注文をするということがポイントと言えるでしょう。

「逆指値注文」とは?

以前までは、株式市場での株式注文方法は指値注文と成行注文の二つの方法のみでしたが、現在では多くの証券会社においてさまざまな注文方法があります。

その代表格とも言えるのが「逆指値注文」です。

逆指値注文とは、「株価が下がり、指定した株価より低い金額になれば売却」「株価が上がり、指定した株価より高い金額になれば買付」という注文方法のことです。

株式取引を行っていると、誰もが「もう少し高い金額で売りたい」「もう少し安い金額で買いたい」などと欲が出ますよね。

しかし、その希望の株価になるまで待っていたら、思わぬ損失につながるおそれがあるのです。

例えば、「今は株価500円だけど600円くらいで売りたい」と思っているとしましょう。

しかし、株価はいつどう変動するかわかりません。

その株が上昇トレンドの銘柄だったとしても、何らかの理由で株価が大きく値下がりすることもあり得るのです。

そうすると、100円の差の利益どころが大きな損失を出してしまいかねません。

しかも、常に株価をチェックしていないような人であれば、いつのまにか予想外の大損をすることもあるのです。

逆指値注文は損切りの価格をあらかじめ決めておくことができるので、予想外の大損をするリスクを軽減することができるのです。

株式の特殊な注文方法・「指成注文」とは?

逆指値注文の他には「指成(さしなり)注文」という方法もあります。

指成注文とは、指値注文と成行注文を合わせた注文方法なのです。

最初は指値注文を出しておいて、取引時間内に注文の一部でも成立しなかったら成行注文に切り替わります。

デイトレーダーのように、刻々と動く株価を常に見ていられる環境の人は多くありませんよね。

株式市場が開いている時間帯は仕事や家事、育児などでほとんどの人が忙しい時間帯でもあります。

そのため、自分がチェックしていない間に思わぬ株価になってしまうことも十分考えられるのです。

それを想定すると、その日の値幅制限だけ確認しておけば自分の予想以上に低い株価で売ってしまったり高い株価で買ってしまったりということがなくなるのです。

ちなみに、注文時間によってどの時点で成行注文に切り替わるかが異なります。

注文時間が前場の引け前、かつ、指値価格で成立しなかった場合、前場引け価格で成行注文となります。

また、注文時間が前場終了後からその日の大引け前、かつ、指値注文が成立しなかった場合は大引け価格で成行注文となります。

このような特殊な注文方法は証券会社によって違いがあります。

自分の口座がある証券会社ではどのような注文方法があるのか、一度チェックしてみてくださいね。

株式取引は注文方法を上手く使い分けよう

株式取引の注文方法は主に「指値注文」と「成行注文」です。

価格をより重視したいなら「指値注文」、取引が成立すること自体を重視したいなら「成行注文」で注文を出すということがポイントになります。

指値注文と成行注文について熟知したら、ここでご説明した逆指値注文や指成注文などの特殊な注文方法を駆使し、株式取引を成功に導きましょう!