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株式投資の疑問!指値より高い金額で約定するのはなぜ?

2018.10.10

株式投資初心者にとって、株式に関する疑問は多くありますよね。

当記事では、その多くの疑問の中で株式の注文方法について着目していきます。

「指値より高い金額で約定するのはなぜ?」などと疑問を抱いている方はぜひお読みになってみてくださいね。

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なぜ!?指値より高い株価で取引成立する理由

株式売買において、主な注文方法は「指値注文」と「成行注文」という注文方法です。

まず、「指値注文」からご説明していきましょう。

指値注文とは、株式を買付する際は「その金額以下」、売却する際は「その金額以上」という注文方法となります。

指値注文は、「指値」とついているだけに「値段を指定する」という意味合いでとられがちですが、実はそうではありません。

売却の際は指値より高い株価で、買付の際は指値より低い株価で約定することがあるのです。

例を挙げてみましょう。

ある銘柄を指値500円で1,000株売却の注文をしたとします。

このとき、株価が500円以上でなければこの注文は成立しないのです。

反対に買付時も同じことが言えます。

指値500円で1,000株の買付注文を出したら、株価が500円以下でなければ注文は成立しません。

つまり、指値注文は「この株価以上で売りたい」「この株価以下で買いたい」というような希望がある際に適した注文方法ということになりますね。

「この株価より高い株価で売りたい!」指値注文の注意点

株式取引において、指値注文は「その株価より高い株価で売りたい、低い株価で買いたい」と指定できる注文方法で便利なようですが、注意していただきたい点もあります。

それは、いつまでたってもその指値価格では売却できなかったり買付できなかったりする可能性があるということです。

つまり、自分の出している指値価格で「買いたい、売りたい」という人が現れなければいっこうに取引が成立しないということになるのです。

例えば、ある銘柄の現在の株価が500円で、550円の売却指値注文を出したとしましょう。

しかし、その銘柄の企業に不祥事が起きて株価がそこから右肩下がりに下がっていくと仮定します。

そうすると、550円以上で買いたい人がいなければ取引成立しないわけですから、もちろんいつまでたってもこの場合は取引が成立しません。

このような状況に陥っているのにそのままにしておくと、損失を大きく抱えてしまう要因ともなります。

株式取引において「損切り」は重要なポイントですから、一刻でもはやく売りたい場合は指値注文は向かないと言えますね。

指値とは異なる成行注文とは?

前項までは指値注文についてご説明しましたが、ここでは「成行注文」についてご説明していきます。

成行注文とは、株式売却時買付時ともに値段を指定しない注文方法です。

つまり、「いくらでもいいから売りたい、買いたい」という注文方法ということです。

例えば、ある銘柄を1,000株の成行売却注文を出したとします。

そうすると、そのとき株式市場で一番高い買付注文の価格で取引が成立します。

反対に、1,000株成行買付注文の場合は、そのとき株式市場で一番低い売却注文の価格で取引が成立するのです。

もう少し具体的にご説明しましょう。

その銘柄の現在の株価が500円とします。

そして、株式市場でそのときの一番高い買付注文の価格が499円、一番低い売却注文が501円だとします。

このときに成行で売却注文を出すと、一番高い買付注文価格の499円で取引が成立することになります。

また、このときに成行で買付注文を出すと、一番低い売却注文価格の501円で取引成立となるのです。

予想外の高い株価で約定!?成行注文の注意点

成行注文は、株式売買においての原則「価格優先」からいって、指値注文より取引が優先されます。

しかし、そのようなメリットのある成り行き注文にも注意していただきたい点があるのです。

成行注文は、「いくらでもいいから売りたい、買いたい」という注文方法ですから、自分の予想外の価格で取引が成立してしまうことがあります。

株式売買においては「値幅制限」というものがあるので、その日の株価の上限・下限は決まっています。

値幅制限の上限がいわゆる「ストップ高」、下限が「ストップ安」と呼ばれるものですね。

成行注文はその値幅制限ギリギリの株価で成立することもありえるのです。

そうすると、やはり自分の予想を超えて高い価格や低い価格で取引成立することが多いですから注意が必要です。

特に、株式市場で売買量があまり多くない銘柄に関しては値動きが大きいことが多いのでよく気をつけるようにしてくださいね。

指値注文は売却価格や買付価格をより重視する場合、価格は気にせず取引成立自体を重視する場合には成行注文をするということがポイントと言えるでしょう。

「逆指値注文」とは?

以前までは、株式市場での株式注文方法は指値注文と成行注文の二つの方法のみでしたが、現在では多くの証券会社においてさまざまな注文方法があります。

その代表格とも言えるのが「逆指値注文」です。

逆指値注文とは、「株価が下がり、指定した株価より低い金額になれば売却」「株価が上がり、指定した株価より高い金額になれば買付」という注文方法のことです。

株式取引を行っていると、誰もが「もう少し高い金額で売りたい」「もう少し安い金額で買いたい」などと欲が出ますよね。

しかし、その希望の株価になるまで待っていたら、思わぬ損失につながるおそれがあるのです。

例えば、「今は株価500円だけど600円くらいで売りたい」と思っているとしましょう。

しかし、株価はいつどう変動するかわかりません。

その株が上昇トレンドの銘柄だったとしても、何らかの理由で株価が大きく値下がりすることもあり得るのです。

そうすると、100円の差の利益どころが大きな損失を出してしまいかねません。

しかも、常に株価をチェックしていないような人であれば、いつのまにか予想外の大損をすることもあるのです。

逆指値注文は損切りの価格をあらかじめ決めておくことができるので、予想外の大損をするリスクを軽減することができるのです。

株式の特殊な注文方法・「指成注文」とは?

逆指値注文の他には「指成(さしなり)注文」という方法もあります。

指成注文とは、指値注文と成行注文を合わせた注文方法なのです。

最初は指値注文を出しておいて、取引時間内に注文の一部でも成立しなかったら成行注文に切り替わります。

デイトレーダーのように、刻々と動く株価を常に見ていられる環境の人は多くありませんよね。

株式市場が開いている時間帯は仕事や家事、育児などでほとんどの人が忙しい時間帯でもあります。

そのため、自分がチェックしていない間に思わぬ株価になってしまうことも十分考えられるのです。

それを想定すると、その日の値幅制限だけ確認しておけば自分の予想以上に低い株価で売ってしまったり高い株価で買ってしまったりということがなくなるのです。

ちなみに、注文時間によってどの時点で成行注文に切り替わるかが異なります。

注文時間が前場の引け前、かつ、指値価格で成立しなかった場合、前場引け価格で成行注文となります。

また、注文時間が前場終了後からその日の大引け前、かつ、指値注文が成立しなかった場合は大引け価格で成行注文となります。

このような特殊な注文方法は証券会社によって違いがあります。

自分の口座がある証券会社ではどのような注文方法があるのか、一度チェックしてみてくださいね。

株式取引は注文方法を上手く使い分けよう

株式取引の注文方法は主に「指値注文」と「成行注文」です。

価格をより重視したいなら「指値注文」、取引が成立すること自体を重視したいなら「成行注文」で注文を出すということがポイントになります。

指値注文と成行注文について熟知したら、ここでご説明した逆指値注文や指成注文などの特殊な注文方法を駆使し、株式取引を成功に導きましょう!

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