株式投資で失敗する人のパターンをまとめてご紹介!

  • 2018年8月17日
  • 2019年5月31日
  • 投資,

株式投資で失敗する人は、今も昔も後を絶ちません。

投資をしている人にとって、失敗は避けて通りたいものですよね。

そこで、株式投資で失敗する人の数々のパターンをまとめました。

今後の投資の参考にぜひ読んでみてくださいね。

株式投資で失敗する人は多い?

投資をされている方は、誰もが元手の資金を大きく増やしたいと思って行っていますよね。

しかし、みんながみんな利益を出せるわけでもないのが投資の世界です。

株式投資で利益を大きく出す人がいる一方、失敗して損失を出してしまう人も多く存在します。

ある調べによると、株式投資を始めた人の約9割は資産を減らしてしまっているというデータがあるほどです。

これを考えると、利益を出している人はほんの一握りで、他の人ほとんどが失敗してしまっているということになります。

実は、株式投資で失敗してしまう人にはついやってしまう行動が数々あります。

当記事では、その行動パターンをまとめました。

これから株式投資を始めようと思っている方、今現在株式投資で損失を出してしまっている方など、ぜひ参考にしてみてください。

株式投資で失敗する人の行動パターンのまとめ①

株式投資で失敗してしまう人には、数々の行動パターンがあリます。

ここでいくつかまとめましたのでご紹介していきましょう。

【人の話を信用する】

株式投資での成功者はTwitterをしていることが多く、個人投資家は成功者のツイートを鵜呑みにして、なんの下調べもしないでその銘柄を買ってしまうことがあります。

成功者のTwitterはただでさえフォロワーが多いですから、同じようにその銘柄を買う人が多く出てくるのです。

そうすると、ご想像のとおりその銘柄の株価は一気に上昇します。

ただし、この場合は、下がるときも一気に下がるのです。

人から聞いた話で株を買っているのでそこまで株価をチェックせず、結局そのまま株価が下がり続けるといったことになりやすいのです。

【損切り(ロスカット)ができない】

株価が下がっているのに一向に損切りできないと、そのままその株が塩漬けになってしまいます。

一部の意見では、損切りができない人が一番株式投資には向かないとも言われているほどです。

バブル頃までは、少しくらい株価が下がったとしてもそのまま持っていればいつか上昇するというような相場でした。

しかし、現在の日本はそのときのような経済成長率でもなく、相場が上がり続けるというようなことはないに等しいとも言えるのです。

そのため、下がり続けている株をそのまま保有し続けることは、リスクがあるとさえ言えます。

株式投資で失敗する人の行動パターンのまとめ②

【株価が上がったらすぐ売却してしまう】

これの何が悪いのかわかりませんよね。

そのため、株式投資で失敗する人の行動にありがちなものなのです。

株価が上がったらすぐ売ってしまうような人は、5%上がっただけでもすぐその株を売ってしまいます。

ですが、このようなタイプの人は損切りできないことが多く、10%損失を出していてもその株を売ることができないのです。

つまり、5%の利益をあげても、10%の損失を出していれば結果として損失を出しているということになりますよね。

結局トータルでマイナスを出していることに気がつかないのです。

【株式投資をギャンブルだと思っている】

株式投資はその性質上、ギャンブルと同じだと思っている人もいることでしょう。

しかし、株式投資はギャンブルとは異なり、しっかりと経済状況や各銘柄の財務情報などを把握することによって、ある程度のリスクを軽減させることができます。

株式投資をギャンブルと考えている人は、特にそのような情報収集をすることなく投資して、失敗したときにはその分を取り戻そうとさらに資金を追加します。

そこでまた失敗してと、負の連鎖になってしまうのです。

以上のように、株式投資で失敗してしまう人の行動パターンについてまとめてみましたが、自分が当てはまる項目はあったでしょうか。

今一度、ご自身の投資スタイルについて振り返ってみましょう。

株式投資で失敗する人はルールを設定していない?

株式投資で失敗する人の多くは、「ルール」を設定していません。

株式投資で成功するためには、さまざまなマイルールを決めておく必要があるのです。

まずは、「投資金額」です。

投資を行う前には、投入する金額を決めておくようにしましょう。

そうすると、その金額以上に投資することがないので借金を作ってしまうなどのリスクを避けることができます。

次に、「損切りと利益確定」についてです。

さきほども触れましたが、損切りができることは株式投資を行う上でとても重要なことです。

自分自身で、損切りと利益確定の目安について決めておくようにしましょう。

最後に、「株の保有期間」についてです。

これも損切りと関係してきます。

株は、長く保有することによってそこで資金が凍結されてしまっていることになります。

・損切りの目安のタイミングで売ってしまう
・ある程度の保有期間を決め、そこまで経ったら売ってしまう

といった、保有期間のマイルールを決めておく必要もあります。

このように、マイルールを定めておくことは株式投資で失敗しないために必要なこととも言えます。

自分自身で書いてまとめておくなどと、常日頃から意識して投資に取り組むようにしましょう。

投資スタイルは生活スタイルに合わせることが肝心?

株式投資で失敗しないためには、生活スタイルに投資スタイルを合わせることが必要とも言えます。

例えば、会社員で平日仕事をしているのにデイトレードを行おうとすることはどうでしょうか。

まず、デイトレードをするのであれば、市場が開いている平日日中の時間に常に株価を見られないと話になりません。

ですが、会社員だとその時間帯は仕事の真っ最中です。

また、デイトレードは頻繁に売買を繰り返す投資方法であり、たくさんの情報収集も欠かせません。

普通の会社員には難しいでしょう。

もしも、会社員であれば中長期的に見ていけるような銘柄を選ぶなど、株の値上がり益のみならず、配当金や株主優待を含めて銘柄を決める投資スタイルが合っていると言えるでしょう。

あとは、生活スタイルに合わせるだけではなく、自分の性格を投資に反映させることも大切です。

あまり物事に動じないような人であれば、数日間~数週間で一つの銘柄の売買を完結させてしまうスイングトレードが適しています。

また、情報収集が得意で不安を感じやすい人はデイトレードが合っていると言えます。

さらに、情報収集が得意じゃなく面倒くさがりな人は長期的に株を保有する長期トレードが適していると言えるでしょう。

まとめると、自分の性格に合わせて投資を行うことは投資に対するストレスも軽減できて、結果としていいと言えますね。

株式投資で成功する方法のまとめ

これまで、株式投資で失敗する人の行動パターンを主にまとめてきました。

最後に、株式投資で成功する方法について解説しましょう。

まず、株式投資で成功を遂げている人は、ほとんどの人が投資をする銘柄の情報収集を行っています。

情報収集して自分がいいと思った銘柄を買っているのです。

つまり、人の意見にも流されていないということも言えますよね。

なんの下調べもせずに人の意見を鵜呑みにしてしまうことは、投資に失敗してしまうことにつながります。

また、株式投資の成功者は、投資の資金を余裕資金で行うようにしています。

今すぐ使う予定のない資金であれば、例え目減りしたところで、焦って判断を誤るようなことになりません。

これが、生活資金の一部を捻出して投資を行っているようであれば、損失を出せばそれを取り戻そうと躍起になってしまうのです。

また、自分の生活スタイルや投資スタイルにあった証券会社を選ぶことも重要です。

例えば、毎日仕事に忙しく、スマートフォンでさっと取引してしまいたいというような人はネット証券を選ぶなどです。

証券会社によってサービスも異なるので、株式投資で成功している人は自分に合った会社を選んでいます。

人によってどこがいいかは異なるので、いろいろな会社を比較して自分に合った証券会社を選ぶようにしましょう。

株式投資での成功のカギは自分!

株式投資で失敗しないためには、自分自身がどう行動するかが大きく関わってきます。

一向に株式投資がうまくいかないという方は、ここに記した株式投資の失敗パターンを念頭においていただき、今一度自分の投資スタイルを見直してみてください。

もしかしたら、株式投資を成功させるきっかけとなるかもしれませんよ。