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株の用語の1つ「per」って何?マイナスのときは割安なの?

2018.7.14

株式投資をはじめるうえで知っておくべき用語の1つに、「per」があります。

投資についての知識があまりない方であれば、これが何を示しているのか疑問に思うことでしょう。

ここでは、「per」についてご説明したあとで、perの数値がマイナスのときはどういう状態で、投資するべきものなのかどうかをご説明していきます。

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株の用語「per」って何?

はじめに、「per」についてお話をしていきましょう。

perの正式名称は、「Price Earnings Ratio」といいます。

それぞれは「Price=価格」「Earnings=収入、利益」「Ratio=比率」と訳され、まとめると「株価収益率」という意味になります。

これは、投資家の間でよく使われる基本的な指標の1つです。

なぜなら、perは会社の利益と株価の関係を表しているため、それによってその会社の株価の割安性を測ることが可能となるのです。

一般的には、「perが低ければ低いほど、会社が稼ぐ利益に対して株価が割安である」ということがいえます。

では実際、perはどのようにして求められるのでしょう。

perのみかたや、マイナスのときはどういう状態なのかをみていきましょう。

perのみかたを知ろう!

ここではperのみかたについてご説明していきます。

その前に、perがどのようにして求められるのかをお話ししていきますね。

perは以下の計算式で、求めることが可能です。

【per=株価÷1株あたりの利益】

そして、先ほども少し触れましたが、perのみかたについては、perの数値が高くなればその株価は「割高」、反対に低くなれば「割安」です。

perで表される数値としては、だいたい10~30くらいまでが多いです。

投資をする判断の基準としては、15以上の数値の会社は投資をしない方が良いでしょう。

perが高いということは、その会社の稼ぐ力と比較すると、株価が割高になっているということがいえます。

基本的にperが高い銘柄の株というのは、下値になる不安が大きいのです。

つまり、すでに割高であるため、「近い将来大きく値下がりする可能性が高い」ということが考えられるわけです。

あまりありませんが、perが100の銘柄は、買わないようにするのがオススメです。

株式投資で失敗しないためには、perが低めの銘柄に狙いを定めるようにしてみてくださいね。

しかし、低めのperだからといって、perがマイナスのものを選ぶのも危険です。

perがマイナスだとなぜ危険なのかを、つぎでご説明します。

perがマイナス!これは「株が割安」というわけではない

perがマイナスになってしまうと、なぜ投資するうえで危険なのでしょうか。

perの数値が低いほどその株価は割安だということをお話ししましたので、「perがマイナスだとかなり割安なのでは?」と勘違いされる方も少なくありません。

なぜなら、perがマイナスなのは、決して「割安」というわけではないからです。

先ほど、perの求めかたは、【per=株価÷1株あたりの利益】とご説明しましたね。

例えば、株価が100円で1株あたりの利益が-130円の場合についてみてみます。

perの計算式に当てはめると、【per=100円÷(-130円)】となり、この場合のperはマイナスの数値になってしまいます。

実は、perには「株価収益率」という意味のほかに、「元を取るのに必要な年数」という意味合いもあるのです。

もっと詳しくいうと、「株価分の利益を何年で上げることができるか」の指標を示しているのです。

perがマイナスの場合、その機能を果たすことが困難だということが想像できるでしょう。

そのため、perがマイナスのときは、利益を上げることが難しいことを表しているので、「株価が割安である」というより「その会社は赤字である」ということを示しているのです。

ですから、赤字の会社に投資をすることは、いずれ倒産する可能性の高い会社に投資することともいえますので、かなり危険なことが想像できるのではないでしょうか。

perがマイナスのときは投資するべき?

先ほど、perはマイナスのときは「株価が割安」ではなく、「その会社は赤字である」ということを示しているとお伝えしました。

しかし、投資の経験があまりないと、perがマイナスであっても投資したほうが良いのか悩んでしまう方もいるでしょう。

例え今のperがマイナスであっても、投資をする価値のある会社もなかにはあります。

では、それはどのようにして見極めれば良いのでしょうか。

投資家のなかには、発表されたperから今後の予測を立てる方もいます。

今がマイナスであっても、業績などを分析して、予測で出たperがプラスになることもあるのです。

このような場合は、投資をする価値はあるといえます。

予測したperもマイナスであれば、今期や来期も赤字に転落してしまうことが考えられるので、投資をしないほうが良いでしょう。

ただし、すでに確定した決算から導き出したperがマイナスになった場合は、今期や来期のper次第ではV字回復になる可能性も否定できません。

チャレンジしてみる価値はありそうですが、大きいリスクを抱えたくない方は、マイナスのperの株には手を出さないほうが良さそうです。

マイナスの場合はどのように予測をするの?

先ほど、perがマイナスの場合投資をするべきかについてお話をしましたが、実際に予測perはどのように立てるのか分かりませんよね。

どのように予測するかというと、まずはその会社の状況を知ることからはじめます。

今は赤字であっても、人件費の見直しなどをすれば、利益が生まれる可能性もあります。

こういった見直しなどがなされているときは、それによって1株益がどのくらい回復するかを予測してみましょう。

perがマイナスのときは、1株益がマイナスになっているので、どのくらいプラスに近づけるかが重要です。

予測のしかたとしては、もともとの1株益をもとに、元の収益力に戻ると仮定して計算します。

例えば、元の1株益は1万円であれば、1万円を基準にしてperを考えていきます。

そして、導き出された予測perがプラスになれば、将来黒字回復することも考えられるので、この場合今のperがマイナスであっても株価は「割安」といえそうです。

株価の割安かどうかを判断する方法!pbrって何?

perがマイナスであっても、今後の予測per次第では投資するべき価値は十分にありそうです。

そして、先ほどとは違う方法でも、株価が割安なのかどうかを判断することが可能です。

最後に、その方法をご説明していきます。

ここで、重要となる言葉が「pbr」です。

pbrとは、「Price Book-Value Ratio」の頭文字からとった言葉で、「株価純資産倍率」という意味です。

perは利益から株の割安感を判断するのですが、pbrは資産面から株の割安感を判断します。

pbrの計算式は以下のとおりです。

【pbr=株価÷1株あたり純資産】

これによって、株価が1株あたりの純資産の何倍になっているのかを知ることができます。

ちなみに、一般的な純資産とは、「会社の総資産」から「会社の負債」を引いた出た数値のことをいいます。

しかし、これ以外に、「株主が最初に出資したお金」と「会社が稼いだ利益」を足した数値ともいえるのです。

つまり、純資産は、株主からあずかっている資産という考え方もできます。

これによって、1株あたりの純資産を求めることができ、株価が割安なのかを判断することも可能なのです。

求められたpbrは、1に近ければ近いほど割安であると判断されます。

また、pbrが1に近づくほど、底値に近付いているとも考えられています。

pbrを使うことで、perのような会社の利益とは関係なく、株価が割安なのか割高なのかを判断することが可能なのです。

perで投資をするべきか判断してみよう

株式投資をするうえで、perは欠かせない指標といえます。

例え今のperがマイナスであったとしても、pbrを用いて会社の資産面から今の株価が割安かどうか計算することも可能です。

しっかりと理解するまで難しいですが、ぜひperやpbrを使って投資をするべきかどうかを判断してみてくださいね。

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