中国の国債が暴落?バブルの崩壊が全世界に与える影響とは?

今回は、中国バブルや世界経済のお話です。

「中国の国債が暴落して、世界の経済状況が悪化し危機的な状況になる」という話を聞いたことはありませんか?

しかし、投資家でない人にとっては、「何が起こるのか、よく分からない」というのが本音ですよね。

経済の話は難しいと感じている人も比較的読みやすいよう、まずは、「国債」や「バブル景気」の意味から、お話していきます。

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国債やバブル景気とは一体何?

今回は、中国の国債バブルについてお伝えします。

中国の国債バブルが世界の経済にも大きな影響を与えています。

そのため、バブルが崩壊すれば、それも全世界に大きな影響を与えると言われています。

しかし、いきなり、中国の国債バブルと言われても、経済にあまり詳しくない人は、なかなかピンと来ませんよね。

そこで、まずは、国債やバブルとは一体何を指す言葉なのか、というところから見ていきます。

国債というのは、「国庫債券」の略称で、国(政府)が発行する債券のことです。

そして、「債券」とは、借金に応じた権利を証券化したもので、債券を売ることは、購入者から借金をすることなのです。

つまり、国が債券の購入者(証券会社や銀行、保険会社や投資家など)に債券を売って借金し、購入者から集めたお金を国のために使うことを意味します。

日本の国債ならば日本政府が発行しますが、中国の国債であれば、中国政府が発行します。

そしてバブル景気とは、お金を湯水のように使っても余るほど好景気である状態を指す言葉です。

かつての日本がそうだったように、中国でも、バブルが発生しているのです。

中国のバブル経済が世界の金融危機を救っていた?

では、国債とバブルという言葉が何を意味しているのかが分かったところで、中国の経済がこれまで世界経済に与えてきた影響を見ていきまます。

最近では、崩壊の危機にあると言われ、バブル崩壊後に世界経済に与える影響が大きいと不安視されていますが、実は、中国経済が世界の金融危機を救った一面もあるのです。

2007年頃までの世界経済は、アメリカやヨーロッパの国債による借金で安定していました。

しかし、その後、アメリカやヨーロッパなどの先進国の国債バブルが行き詰まったため、金融危機が起こりました。

その際に力を発揮したのが、中国をはじめとする、新興国の経済です。

先進国の中央銀行などは、大規模な金融緩和などを行い経済の悪化を防ごうとしましたが、それによって低金利の状態が続いてしまいました。

そのため、新たに経済成長しつつあった中国市場が、企業活動を盛んに行い、世界の経済を支えていたのですね。

しかし、そんな中国の経済にも、陰りが見え始めています

では、現在の中国の経済状況はどうなっているのでしょうか。

次の章で見ていきましょう。

中国の国債と経済状況

現在の中国の民間債務(借金)は、日本のバブル末期と同じようなところまで来ているという見方がされています。

「すでに、中国国債の債務が2008年の3倍になっているから」というのが、その理由です。

実は、投資家などから見ると、この債務の増え方は異常なこととされています。

参考として、BIS(国際決済銀行)が統計を取った、新興の国と地域(約20か国)の企業における債務の総額をご紹介します。

それによると、2008年末では9兆ドルだった債務が、2016年3月末には25兆ドルに膨れ上がっています。

しかし、同じ期間のこれらの国と地域のGDPは、1.5倍程度にしかなっていません。

そして、新興国で最大の国が中国なのです。

これは、返せる見込みがないのにどんどん借金して設備投資などをしているということなので、債務が3倍もの水準になっているのは、おかしなことなのです。

また、危険なのは中国の経済だけではありません。

既に、世界のあちこちで借金が膨らんでいる状態です。

そのため、中国のバブルが崩壊しなくても、どこかの国が経済危機に陥れば、それがきっかけとなり、それにつられて世界的な経済危機に陥る危険性があるのです。

それにも関わらず、中国のバブル崩壊がそのきっかけになる可能性が高いとされているのは、やはり中国のバブル崩壊による影響が大きいからでしょう。

中国は人口も多く、日系企業も多く進出しています。

日本経済への打撃が少なく済むことは考えにくいので、リスク管理という観点からも、「中国のバブル崩壊は危険だ」という認識がされているのです。

中国の国債バブルが崩壊すると何が起こるの?

数年前から「中国の国債バブルが崩壊する日は近い」と言われ続けています。

そして、それが現実のものとなった場合、その影響はかなり大きいと言われています。

しかし、実際にどのくらいの影響が出るのかは誰にも分かりません。

そのため、多くの人(特に投資家など)は危険を感じているのです。

中国の国債バブルが崩壊すると、

・リーマンショックと同じ規模の大暴落が起こる
・一度崩れ始めたら、想像以上のマイナスになる

と予想されています。

バブル経済は本当に特殊な状態なので、それがいつまでも続かないのは当たり前ですね。

日本も経験した通り、バブル経済(使っても使ってもお金が余るほどの好景気)はいつか崩壊します。

そして、悪い予想ばかりされているような気がしますが、バブルの崩壊する前に、崩壊した後の悪い予想を立てておくことは、投資家の間では普通のことです。

投資家は、自分の多大な資産を投資しているので、あらゆるリスクを想定し、それに備えておかなければならないからです。

中国の経済状況は、日本だけでなく、世界にも確実に影響します。

そのため、全世界の投資家たちが、中国の国債バブルに注目しているのです。

中国の国債バブルが崩壊するのはいつ?

では、「いつか来る」と言われ続けている中国のバブル経済の崩壊は、一体、いつ訪れるのでしょうか。

それは、国にも、銀行にも、投資家にも、誰にもわかりません。

しかし、どんどん国債を発行して借金していては、その返済に困るときが必ず来てしまいます。

いつかは分からないけれど、いつかは必ず起こるというのは、地震や火山の噴火などと同じですね。

そして、中国の国債バブルが崩壊した後どうなるかは、それが実際に起こってみないと分からないことです。

それは、国債を購入して、自分の資産を貸している投資家たちにとってもそうですが、投資家でない人にとっても、恐ろしいことです。

なぜなら、国(世界)の経済状況が、生活にも大きく影響するからです。

通貨に価値がなくなり、多くの札束を積まなければ、キャラメル1個さえ買えなくなってしまっては困ります。

投資家たちは、自分の財産も失うことになるので、その被害を少しでも抑えようと、そのいつかに備えて、中国の経済情勢を調べるなどして、情報を集めているのです。

中国のバブル崩壊が世界に与える影響は?

今回は、中国の国債バブルについてお話をしてきました。

最後に、中国のバブルが崩壊した場合、世界にはどんな影響があるのか見てみましょう。

まず、日本ですが、2020年には、東京オリンピックが開催されます。

その準備として、様々な施設を建設したりしているので、それまでは景気が悪くなることは考えられないという投資家や経済評論家もいます。

しかし、先ほどもお伝えした通り、いつ何が起きてもおかしくないような状況になっていると考えると、あまり楽天的ではいられません。

中国のバブル経済が崩壊すれば、おそらく中国経済は、デフレに陥ります。

そして、日本は債務残高が多いため、大きなダメージを受けることもあると考えられるからです。

先ほどもお伝えしましたが、金融経済は、実際の生活にもリンクします。

また、アメリカも経済も、中国のバブル崩壊によって大幅に後退し、その影響が各国に広がり世界中で経済が悪化すると、世界恐慌が起こるかもしれません。

それを防ぐことは難しいですが、中国経済の動向をよく見ていかなければなりません。

中国の経済が世界の経済にも大きく関わっている!

今回は、国債や中国の経済状況などについてお伝えしました。

中国の経済が、世界の経済に大きく関わっているのがお分かりいただけたと思います。

中国のバブル経済が崩壊すれば、その影響は大きく、日本にも影響が及ぶのは確実なので、投資家でなくても心配ですよね。

世界の経済について興味を持たれた人は、経済について書かれた本を読んで勉強してみるといいかもしれません。