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家賃の引き落とし手続きを済ませるととても便利になる!

2019.9.26

自分が他人に賃貸物件を貸す側になって、いわゆる「大家さん」になると、家賃は引き落としになるように手続きしたいと思うことが多いですよね。

いつ入居者に会えるか分からないですから、当然とも言えます。

入居者側も、家賃を直接渡したり振り込みをしたりするより、引き落としにした方が便利です。

今回は、家賃の引き落とし手続きについて、大家さんや管理会社の場合と、入居者の場合について見ていきます。

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家賃の支払い方法の種類

賃貸物件に住む場合、入居者は賃貸物件の大家さんや管理会社に家賃を支払わなければなりません。

この「家賃の支払い」ですが、実は4種類の支払い方法があります。

1)現金の手渡し

昔ながらの賃貸物件で、稀にあります。

入居者が大家さんや管理会社に定期的に家賃を現金で支払う方法です。

入居者がルーズな人だったり、シフト勤務や夜勤の多い仕事だったりする場合、家賃の回収に手間取ることもあります。

2)振り込み

大家さんや管理会社が指定した口座に、入居者が家賃を振り込む方法です。

銀行のATMがメンテナンスなどで使えない場合もありますが、通常であれば入居者は日時を気にせずに家賃を振り込みできますから、便利ですね。

この場合、振り込み手数料は一般的には入居者の負担になります。

3)カード払い

クレジットカードで支払う方法です。

大家さんや管理会社からすると、確実に家賃を回収できますが、件数的にはあまり多くありません。

入居者からすると、クレジットカードでポイントが貯まってお得です。

ただ、クレジットカード払いの場合、確実に家賃を回収できる一方で、カードの決済手数料がかかります。

この決済手数料が家賃に上乗せされているのか、大家さんなどが払っているのかは入居者には分かりません。

4)引き落とし

家賃の引き落とし手続きを済ませているのが前提ですが、毎月固定日に家賃が口座から引き落としされる方法です。

大家さんや賃貸物件の管理会社にとって、家賃を確実に回収でき手間がなく管理も楽ですね。

この「家賃の引き落とし」について、次の章から詳しくお話ししていきます。

大家さんが家賃を引き落としできるように手続きしたい場合

毎月、決まった日に入居者から家賃を集金するのは、実は簡単なようで結構な手間がかかることです。

仕事をしている人の場合、日中に在宅していないケースが多いのですが、カレンダー通りの勤務日でない場合やシフト勤務の職場の場合にはなかなか入居者に会うことすらできません。

複数の賃貸物件を持っている大家さんや管理会社の場合、個々の入居者の都合に合わせるのは大変なことです。

そこで、便利なのが家賃の引き落としで、口座振替とも言います。

引き落としというのは、金融機関が行う支払い代行業務の一つです。

金融機関は、指定された金額を引き落としされる人の口座から相手方の口座に振替します。

家賃の場合、入居者からの依頼で家賃の支払い先(大家さんや管理会社)の口座に家賃分の金額を指定日に振替します。

このシステムを使って、家賃を引き落としにするためには大家さん(大家さんが管理会社に家賃の回収を依頼している場合には、その管理会社)が金融機関と家賃の引き落とし手続きを事前に済ませておかなければなりません。

ただし、家賃を引き落としにする場合には引き落とし手数料と送金手数料がかかります。

また、それまでの支払い方法が現金払いだった場合など、入居者にも家賃の引き落とし手続きをしてもらわなければなりません。

家賃引き落とし手続きに必要なもの

家賃を引き落としでの支払いにしている賃貸物件では、入居までに必要なものを提出して手続きをしてください。

【引き落とし手続きに必要なもの】

・身分証明書
・通帳
・金融機関届出印

【自動送金サービスに必要なもの】

金融機関によっては、自動引き落としに似ている「自動送金サービス」がある場合もあります。

何らかの事情で家賃の自動引き落としが使えない場合には、自動送金サービスがあることを思い出してください。

通常、自動送金サービスの場合には送金者側に送金手数料がかかりますが、必要に応じて検討してみると良いでしょう。

例えば、大家さんの口座に現金を毎月のように振り込んでいる場合など、自分が振り込みに行かなくても多少の手数料などを支払うことで、自動送金サービスが使えたらとても便利ですよね。

支払いに行く手間と時間を考えれば、手数料の方がお得かもしれません。

ただし、自動送金サービスは金融機関によって内容が違いますので、ご注意ください。

入居者が家賃を引き落としに変更する手続きをしたい場合

これまで家賃を現金の手渡しなどで支払っていた入居者が、金融機関からの引き落としに手続きをして変更したい場合には、大家さんや管理会社に相談してみましょう。

入居の時点で現金での手渡しが賃貸条件に含まれている場合もありますから、支払方法の変更が認められない場合もあります。

なぜなら、いくつもの賃貸物件を持っている大家さんや管理会社からすると、他の入居者が使用していない引き落としを使用する入居者がいると管理が複雑になってしまうからです。

そのような場合には、入居者の手元の控えがある賃貸物件の賃貸契約書の中に、支払方法の指定があるかどうかを確認してください。

それから、支払方法に関して何かルールがないかも確認しておきましょう。

ただし、もし支払いに関するルールが記載されていなかったとしても、家賃を滞納することはできませんので、家賃は必ず期日までに支払ってください。

逆に、大家さんや管理会社が将来的にも引き落としを望まない場合や、支払方法の変更を認めたくない場合には賃貸契約の際の契約書に、具体的に明記しておくことをお勧めします。

家賃の引き落とし手続きをした場合のメリット

家賃の引き落とし手続きをしておくことで得られるメリットは、以下のものです。

【入居者にとってのメリット】

・家賃の支払い日に口座に残高があれば、支払いを忘れたり金額を間違えたりせずに確実に支払いができる。

・引き落としの手数料は、振り込み手数料よりも安いことが多い。

・振り込みと比べて、家賃の支払いの手間がかからない。

・通帳記入をすれば家賃を支払えたかどうかも分かって管理しやすい。

・クレジットカードに抵抗がある人にも不安が少ない。

入居者にたくさんのメリットがありますから、家賃の支払いに引き落とし手続きを取ってくれる賃貸物件を探す人もいるほどです。

【大家さんや管理会社にとってのメリット】

・振り込みに比べて管理しやすい。

・再引き落としの設定をしておくと、残高不足で振り替えできなかった場合にもう一度、引き落としがされる。

・未回収のリスクが減る。

・収納代行や集金代行と比べて一般的に低価格で使用できることが多い。

・請求作業が減って、手間がかかりにくい。

大家さんや管理会社にとってもメリットが多いことが分かりますね。

家賃の引き落とし手続きをした場合のデメリット

たくさんのメリットがある一方で、デメリットもあります。

家賃の引き落とし手続きをすることによるデメリットは、以下のものです。

【入居者にとってのデメリット】

・大家さんや管理会社が指定した金融機関しか使用できない場合、自分で金融機関を指定できないことがある。

・残高不足で引き落としができなかった場合に、再引き落としが設定なしの場合もあるので、残高に注意しておかなければならない。

・振り込みを忘れると信用に傷がついてしまう。

・一般的に、入居者には家賃以外にも引き落とし手数料と送金手数料がかかってしまう。

【大家さん・管理会社にとってのデメリット】

・入居者が、引き落としのできない初回2回分の振り込みを忘れてしまうリスクがある。

・再引き落としを設定していない場合、未回収になることもある。

大家さんや管理会社にとってのデメリットは、入居者ほどは多くないので、便利な引き落としの手続きをとることを検討してはいかがでしょうか。

家賃の引き落とし手続きは大家さんにも入居者にも便利

家賃には4種類の支払い方法がありますが、長い目で見て便利なのは、家賃の引き落とし手続きを最初に済ませておくことです。

最初は書類に記入したり印鑑を押したり、場合によっては新規で口座を作らなければならないかもしれません。

しかし、将来的に何年も便利に過ごせるのですから、この機会に家賃の引き落としについて考えてみるのも良いのではないでしょうか。

支払忘れ・回収漏れのリスクがかなり減りますよ。

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