布基礎・独立基礎・ベタ基礎の構造の違いと特徴とは?

不動産投資をするなら、「布基礎」「独立基礎」「ベタ基礎」などの建物の基礎について知っておく必要があります。

それぞれの基礎の構造には違いがあり、特徴も異なります。

そこで、ここでは建物の基礎について具体的に解説していきます。

基礎は建物にとって重要なものです。

これから不動産投資を考えられている方はぜひチェックしてみてください。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

投資で成功するために!株価が上がる仕組みを知ろう!

最近、株式投資に興味を持っている方が増えているようです。なかには、挑戦してみたいと思っている方も...

人気の窓メーカー!YKK・リクシル・三協アルミを比較しよう

新築を予定している人は、間取りや内装など、取り決めることがたくさんあります。その一つが住...

失敗回避!サイディングの釘打ち工法はひび割れが目立つの?

オシャレな外観を演出することができ、現在多くの住宅の壁で採用されているのがサイディングです。...

どうして同じ金属である金・銀・銅は価値に違いがあるのか?

価値があるものとして名高い「金」ですが、なぜほかの金属よりも価値があるとされているのでしょうか。...

平面図の書き方を覚えて、手書きの図面で要望を伝えよう!

建物の購入は大きな買い物です。それだけに、なるべく失敗はしたくないものです。失敗する原因は...

木造住宅の柱寸法を左右する要因とは?柱の基礎知識を知ろう

在来工法の木造住宅を建てる際、会社によって柱寸法が105mm角や120mm角など、寸法が違うことが...

fxでロスカットされた!ブログの経験談から対策を考えよう

fx初心者の皆さんは、ロスカットという言葉を聞いたことがあるでしょうか。よく、fxに関するブログ...

鉄骨造などに使われる外壁の種類!メリット・デメリットとは

住宅の外壁というと、どのようなことを思い浮かべるでしょうか。近年では様々な種類の外壁があるた...

家のお悩み解決!窓シャッターは必要?カーテンで十分?

これから家の新築を考えている方は、窓にシャッターをつけるかどうかで迷われることでしょう。すでに...

S造はRC造と違い、耐火被覆をすることで耐火構造となる構造

地震や自然災害の猛威で、建物の安全性が強く問われている昨今です。耐震性能はもちろん、耐火性能...

モルタルはセメントと砂を混ぜて作る?コンクリートとの違い

新築する際に、モルタルを取り入れた玄関や土間などを選ぶお宅も多いです。また、モルタルはDIY...

株で失敗した人はみんな「安い時に買う」にだまされている!

株の原則は「安い時に買う」そして「高い時に売る」ことです。誰もが当然だと思うことでしょう。...

お金の「1k」は1000円ってこと?その意味を詳しく解説!

「1k」はたくさんの意味がありますよね。部屋の間取りを示していたり、金の純度を表していたり、...

ウォシュレットから水漏れ?totoの場合の対処法をご紹介

totoのウォシュレットという言葉を、よくテレビのCMなどで見かけることや聞くことがあるでしょう。...

どの証券会社を選ぶべき?手数料を比較することもポイント!

株式投資をはじめるにあたって、どの証券会社を選ぶかも重要なポイントです。会社によって口座を開...

スポンサーリンク

建物の「基礎」とはそもそも何?それぞれの違いとは?

建物の「基礎」とは、一番下で建物を支える部分のことをいいます。

簡単に説明すると、建物の土台となる部分ですね。

基礎は建物を支える重要な部分なので、構造がしっかりとしていないと不同沈下を起こしたり、地震の際には建物が傾いてしまったりというようなことが起きてしまいます。

つまり、建物がいくらしっかりとしていても、基礎が悪ければ建物自体もダメになってしまう可能性があるということなのです。

ですから、基礎はとても重要な部分ともいえます。

その基礎は「杭基礎」と「直接基礎」と言われるものに分かれています。

杭基礎は、細長い杭を地下深くまで打ち込む基礎のことです。

地盤が弱い土地で採用されます。

杭基礎は「既成杭工法」と「場所打ち杭工法」という二つの工法に分かれています。

直接基礎は、地中にコンクリートを流し込み建物を支える基礎のことです。

地盤が安定している土地で採用されます。

今回は、直接基礎の中の「布基礎」「独立基礎」「ベタ基礎」の違いについて詳しく解説していきます。

「布基礎」「独立基礎」「ベタ基礎」の違い:①布基礎編

まず、「布基礎」からご説明していきましょう。

布基礎は、建物の柱の下と、柱と柱の間の部分だけの基礎のことをいいます。

つまり、柱の下や柱と柱の間以外に基礎はありません。

しかし、布基礎はある程度安定している基礎なので、布基礎の上に住宅を建てるということも問題ありません。

また、建物の下全面にコンクリートを流すわけではないので、コストを軽減することができます。

木造建築や二階建ての建物には布基礎が採用されているケースが多く、少し前までの住宅の基礎には、この布基礎が多く採用されていました。

しかし、布基礎には床下に湿気がたまりやすいというデメリットがあります。

さらに、布基礎は基礎を造る際に基礎の形が複雑になることが多いので、最近ではベタ基礎が採用されることが多くなっています。

それでは、次項では独立基礎について解説していきます。

それぞれの違いを確認してみてくださいね。

「布基礎」「独立基礎」「ベタ基礎」の違い:②独立基礎編

独立基礎は、柱の下の部分のみの基礎のことをいいます。

独立基礎は布基礎やベタ基礎と違い、住宅の基礎として採用されることは少ないです。

それではどのような建物に採用されるのかといいますと、デッキや玄関ポーチなどの非住宅の建築物に採用されます。

柱の下にしか基礎がないということであれば、上に立つ建築物は本当に大丈夫なのかと不安にもなりますよね。

しかし、独立基礎ももちろん信頼できる基礎の一つですので、基礎として問題ありません。

なぜかといいますと、基礎と基礎の間の空間を「地中梁」という鉄筋コンクリートでできている梁でつなぐからです。

そうすることで、柱の下にしかない基礎が転倒してしまうことを避けることができるのです。

そして、独立基礎の一番のいい点は、コストを抑えることができるということです。

布基礎やベタ基礎と比較すると、コンクリートで埋める部分が格段に少ないためです。

ですから、デッキや玄関ポーチに限らず、非住宅であるショッピングモールや事務所などが入っているビルなどの基礎に採用されることも多いです。

「布基礎」「独立基礎」「ベタ基礎」の違い:③ベタ基礎編

ベタ基礎は、これまでご説明してきた布基礎や独立基礎とは違い、柱の下のみならず柱がない部分にも基礎があります。

先述の独立基礎とは違い、住宅の基礎として採用されることが多いです。

最近建てられる住宅の多くは、このベタ基礎を採用しています。

ベタ基礎の一番の特長は、基礎が沈みにくいことです。

ベタ基礎は建物の床全体が鉄筋コンクリートなので、他の基礎と比較して沈みにくいのです。

また、害虫や腐食にも強いので、木造住宅に見られるシロアリなどの被害を受けにくいのが特長でもあります。

さらに、ベタ基礎は布基礎などと比較して施工の手間がそんなにかからないという点もあります。

ただし、お話ししているとおり床全体を基礎で覆うので、どの基礎よりもコストが一番多くかかります。

不動産購入前にどんな基礎なのか要チェック!

不動産投資のためにマンションやアパートなどの購入を検討されているなら、その建物の基礎がどのようなものなのかを知ることはとても重要です。

売買目的ではなく、家賃収入を目的に物件の購入をされるのであれば、長い目で見ると建物の補修が必要になることがあります。

そうすると、思ってもみなかった補修費用がかかるケースもあるので、購入したい物件の構造をしっかりと事前に把握しておくことは大事なことなのです。

その物件が建っている土地の地盤がよければ、直接基礎の布基礎や独立基礎ではなく、ベタ基礎を採用している可能性があります。

反対に、ベタ基礎のような直接基礎を採用している物件であれば、その土地の地盤はいいともいえますね。

しかし、日本の平野部では地盤がいい土地はそんなに多くはないので、マンションの場合、その多くは杭基礎を採用しています。

杭基礎の杭が長ければ長いほど安心できると勘違いしがちですが、杭は長ければ長いほど折れやすいという性質があります。

もちろん、だからと言って杭基礎の物件が安全ではないということはありません。

その物件がどのような基礎なのかということは、「設計図書」を見ると記載されています。

事前によく確認するようにしましょう。

地盤が軟弱なら基礎工事だけではなく地盤改良も必要!

これまで、建物の基礎の中でも直接基礎である「布基礎」「独立基礎」「ベタ基礎」の違いを中心に解説してきました。

最後に、基礎工事を行う前段階の「地盤改良」についても少し触れておきます。

建物を建築するには基礎工事は非常に重要なものではありますが、その前に、建物を建築する土地の状態をしっかりと把握することも重要です。

簡単にご説明すると、地盤が軟弱か強固であるかということです。

地盤が強固であれば問題はありませんが、軟弱であれば必ず地盤の改良が必要となります。

ただし、建物自体の重さと地盤のバランスも大切です。

建物が木造なのか鉄筋コンクリート造りなのかでも、「必要な地盤の強固さ」に違いがあるのです。

基本的に、地盤調査は土地の売主が許可した場合にしか行うことができません。

ですから、土地を購入してから地盤調査を行うケースも多いのです。

その場合、土地をいくら安く購入したとしても、地盤改良に多くの費用がかかってしまうことも十分にありえます。

不動産投資を始めるにあたって、土地の購入から検討をされている方は地盤改良についても念頭に置いておくようにしましょう。

不動産投資の前に基礎や地盤について知識を蓄えよう

不動産を購入するには大きな資金が必要となるので、誰でも失敗はしたくないものですよね。

ですから、建物や土地に関することを知っておく必要があります。

建物の基礎であれば、杭基礎なのか直接基礎なのか、直接基礎なら布基礎なのか独立基礎なのかベタ基礎なのか事前にチェックするようにしましょう。

また、土地についても、地盤が軟弱であれば地盤改良工事にともなって工事費用が発生する可能性もあります。

不動産購入前に、正しい知識を蓄えておくようにしましょう。