新生活を1Kの賃貸住宅でスタートさせるという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、1Kの部屋でインテリアをどう配置したらいいかについて悩んでしまうこともあるでしょう。
そこで、当記事では、1Kの部屋でインテリアをおしゃれに配置するためのポイントをご紹介していきます。
1Kの賃貸住宅をおしゃれに!インテリアを揃える前に考えたいこと
新生活をスタートさせるとき、部屋はおしゃれにしたいと考えることでしょう。
それにまずインテリアをどう配置するかを考えてしまいがちです。
しかし、インテリアを配置する前に考えておきたいことが4つあります。
①部屋選び
一人暮らしをするためには、まずは部屋を探さなくてはなりません。
近年では、一口に「賃貸住宅」と言ってもその内装は様々です。
例えば「明るい雰囲気の部屋に住みたい」と具体的なイメージをもっているのに、そのイメージとかけ離れた部屋を借りたのでは、いくらインテリアをそろえてもイメージに近づけるのは難しくなってしまいます。
そのため、イメージがあるのであれば、それに近い部屋を選ぶところから始めましょう。
②間取りを考える
賃貸住宅には1Rや1Kと間取りが様々あります。
自分のライフスタイルに合った部屋を探してみましょう。
③インテリアは一気にはそろえない
部屋を借りたら、インテリアを一気に揃えたくなってしまいますよね。
しかし、それにはお金が多く必要になります。
始めは代用できるようなもので揃えて、徐々にインテリアは購入していくことをおすすめします。
④テイストを変えない
インテリアをそろえていく中で、「こんなテイストの部屋にしたい」と考えながらインテリアは揃えていくものでしょう。
しかし、時間が経つにつれ、テイストがぶれてしまうこともあります。
このようになってしまうと、部屋にまとまりがなくなってしまうので注意が必要です。
1Kの賃貸住宅のインテリアは大きいものから配置を!
一人暮らしを1Kの賃貸住宅でスタートさせることになったとき、インテリアの配置は何から始めますか。
恐らく、多くの方が「ベッドから」と考えるのではないでしょうか。
この考え方はあっています。
大きめのインテリアの配置から行うことで、他のインテリアの配置を決めるのがスムーズになります。
他に、一人暮らしをする中でサイズの大きなインテリアは、以下のようなものがあげられます。
・ベッド
・テレビボード
・収納棚
まずは、一人暮らしをするためのインテリアで最も大きいであろう「ベッド」の配置について見てみましょう。
ベッドは大きいため、1Kの部屋であれば、どこに配置するかというのはおおよそ決まってしまいます。
1Kの賃貸住宅は、6畳だとしたらその多くは部屋が長方形の形をしています。
そのため、ベッドの大きさにもよりますが、ベッドの配置には2つのパターンが考えられます。
①部屋の短い壁に沿って配置する
②部屋の長い壁に沿って配置する
上記のうち、①のようにベッドを配置すると、部屋にスペースが作りやすいでしょう。
そのため、開いているスペースにソファなどを置くことが可能になる場合が多くあります。
注意点としては、クローゼットや窓などがある場合には、開閉ができるくらいの隙間を開けておく必要があるということです。
「②」に関しては、部屋の間取りにもよりますが、ベランダで布団干しを行う際に便利になることが多いです。
1Kの賃貸住宅でも欠かせないインテリア!テレビボードの配置
ベッドの配置が決まったら次も1Kの賃貸住宅で欠かせないインテリアと言っても過言ではない「テレビボード」の配置です。
テレビボードの配置次第で、部屋にいるときのライフスタイルは決まってしまいます。
例えば、テレビボードをベッドと平行に配置するとしましょう。
このようにすると、ベッドをソファ替わりにしてテレビを見ることになります。
あるいは、テレビボードとベッドの間に小さなテーブルを配置すると、テレビを見ながら食事や作業をすることができるようになります。
また、ベッドと直角になるようにテレビボードを配置すると、1Kなのにも関わらずまるで「リビング」と「寝室」があるような生活空間を作ることができます。
「自分がどのように生活をしたいか」を考えて配置を行うと、おのずと配置場所が決まってくるでしょう。
1Kの賃貸住宅をインテリアでおしゃれに!そのコツとは?
1Kの賃貸住宅のインテリアの配置の基本は、ここまでご紹介してきた通りです。
ここからは、おしゃれな部屋を作るにはどうしたらいいかについて、ご紹介していきます。
1Kの部屋というのは、一般的には決して「広い」とは言えないでしょう。
そのため、インテリア選びの時点で、「いかに部屋を広く見せることができるか」を考えなければなりません。
では、どのようなインテリアであれば部屋を広く見せることができるのでしょうか。
それは、背が低い、または小さめなインテリアです。
もし、背の高いインテリアや大きめなインテリアをそろえてしまうと、圧迫感を感じてしまうことになります。
背の低いインテリアや小さめのインテリアであれば、そのような圧迫感は感じることは少ないです。
また、部屋のインテリアを決めていく中で、テイストも決めていきますが、部屋のベースカラーも決めておくとおしゃれにまとまりやすいでしょう。
1Kの部屋のベースカラーの決め方とは
1Kの賃貸住宅をおしゃれにしていくには、ベースカラーを決める必要があります。
ベースカラーは部屋の約70%を占める色となります。
残りの30%のうち25%はメインカラー、5%はアクセントカラーとなります。
このように、割合で色の配分は決まっていますが、なかなかこの配分でキッチリ色を決めるのは難しいものです。
そこで、部屋のベースカラーは「ナチュラル」か「ダークブラウン」かのどちらかから決めると部屋の雰囲気が決めやすいです。
インテリアショップへ行くと分かるように、多くのインテリアはこの2色で販売されています。
そのため、ベースカラーとして扱いやすいでしょう。
万が一、この2色からも選べない場合には、ナチュラルを選んでおくと無難です。
ナチュラルであれば、インテリアの種類がたくさんあるためです。
このようにしてベースカラーを決めて、アクセントカラーをクッションなどの小物で入れると、おしゃれな部屋になりやすいです。
賃貸住宅のテイストを決めよう
1Kの賃貸住宅をおしゃれにしていくためには、ベースカラーを決めていくことも大切ですが、部屋のテイストを決めることも大切になります。
最後に、どのようなテイストがあるのかについてご紹介していきます。
【北欧・カフェ】
木材を使ったインテリアを使うことの多い北欧風やカフェ風のテイストの部屋は、温かみを感じることができるため安らげる空間になるでしょう。
【ブルックリンスタイル】
レンガっぽい壁の部屋で、ヴィンテージ感のあるインテリアを使ったブルックリンスタイルの部屋は人気となっています。
初心者がこのテイストで部屋と作るのは少々難しいですが、上手くできたときにはその満足感はひとしおです。
【ナチュラル】
ナチュラルの部屋は初心者が最も作りやすい部屋と言えます。
部屋ができあがったときのことをイメージしやすく、そのイメージに沿ってインテリアを揃えていくことができるでしょう。
1Kの賃貸住宅はイメージを決めてインテリアを揃えよう
1Kの賃貸住宅は広い部屋とは言えないことが多いですが、工夫次第でおしゃれで生活のしやすい部屋にすることができます。
また、インテリアの配置次第で、今後のライフスタイルが決まることもあるでしょう。
おしゃれな部屋で念願の一人暮らしで新生活をスタートさせるために、インテリアはイメージを固めてから決めていきましょう。