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NISAから積立NISAに切り替えたい!手続き方法や注意点は?

2018.8.28

NISAをやっている方で「積立NISAとは何か」「どんなメリット・デメリットがあるのか」と、気になっている方もいるのではないでしょうか。

今回は、「NISAから積立NISAに切り替えたい!」という方に向けて、その際の手続き方法や注意点などをご紹介します。

「現在NISAはやっているけれど、積立NISAや切り替えについてはよく分からない」という方も、これを読んで参考にして頂ければと思います。

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NISAとはどんな制度?

今回は、NISAから積立NISAに切り替える場合の手続き方法や注意点などをご紹介しますが、はじめに、NISAとはどんな制度なのかについておさらいしておきましょう。

NISAの制度が正しく理解できていないと、積立NISAについての解釈も正しくできない恐れがあるからです。

NISAとは、2016年1月にできた「株式投資や投資信託などの運用利益(または配当金)を一定額に限り非課税にする制度」のことですね。

これは、イギリス発祥の制度である「ISA(個人貯蓄口座)」にヒントを得て作られたと言われています。

そして、非課税となる一定額は、毎年120万円までです。

つまり、株に投資した金額が120万円までなら、それにかかる利益(値上がり益)や配当金は非課税になるので、とても大きいですよね。

ただし、非課税となる期間は、最大でも5年間です。

また、非課税投資枠を翌年へ繰り越すことはできないのが注意すべき点ですね。

そして、このNISA制度の他に新たに作られたのが、2018年1月にスタートした「積立NISA」という制度です。

NISAと積立NISAの違いについては、次の章でご紹介します。

NISAと積立NISAはどう違う?

ここでは、NISAと積立NISAの違いをご紹介しましょう。

NISAと積立NISAでは、以下のような共通点と相違点があります。

●共通点

・どちらも運用益は非課税である

(ただし、NISAは年間120万円で期間が5年、積立NISAは年間40万円で期間が20年)

●相違点

・随時購入できる金融商品(株、ETFなど)に投資できるのがNISA、できないのが積立NISA

(積立NISAでは、定期的に継続している金融商品しか購入できない)

・積立NISAの商品は、金融庁が承認したものでなくてはならない

・積立NISAは手数料も低いが、配当金の支払い頻度も低い

そのため、NISAをしている方でも、NISAから積立NISAに切り替えるべき方と、そうではない方(NISAのままにしておくのが良い方)がいます。

そして、NISAから積立NISAに切り替えるかどうかは、自分にとってどちらがメリットが大きいにかを判断して決めることになります。

しかし、それを判断するには、NISAから積立NISAに切り替えた場合のメリットとデメリットをきちんと知っておく必要があります。

次の章では切り替えるメリットについて、その次の章ではデメリットについて見ていくことにしましょう。

積立NISAに切り替えるメリット

では、NISAから積立NISAに切り替えると、どのようなメリットが得られるのでしょうか。

・投資商品が厳選されているため、NISAよりも安心感がある

・NISAよりも、少ない額で長期的な運用が可能になる

・限られた資産でも、コツコツと投資することができる

積立NISAにはこうしたメリットがあります。

そのめ、

・「投資はまだ初心者」という方

・「NISAでの投資ではちょっとやりにくい」と思っている方

・「複雑なことや難しいことは苦手だけど投資したい」という方

は、積立NISAへの切り替えると良いでしょう。

実際に、積立NISAの特徴が自分に合っていると考えて、NISAから積立NISAに切り替える方は少なくありません。

投資で利益を出すためには、自分の性格や自分の資金力をよく見極めて行うことが重要です。

無理のない投資でコツコツと行えばリスクを減らすことができるので、積立NISAに切り替える方が多いのも頷けますね。

積立NISAへの切り替えで起こるデメリットは?

先ほどは、NISAをしている方が積立NISAに切り替えることで得られるメリットをご紹介しました。

それだけを見ると、今すぐにでもNISAから積立NISAに切り替えたくなってしまいますよね。

しかし、どんなことにもリスクはあります。

ここで、積立NISAへの切り替えで起こるデメリットを見ておきましょう。

積立NISAへ切り替えるということは、「口座を移す」ということです。

そのため、積立NISAへの切り替えで起こるデメリットとしては、

・NISAよりもはるかに投資商品が少ないため、投資になれた人は物足りなく感じる

・他の口座と損益通算することができない

などがあります。

他の口座と損益通算できないのは、意外と痛いものです。

例えば、他の投資で別の口座が+40万円になっても、積立NISA口座が-20万円だった場合、40万円がそのまま課税対象になる(プラマイで20万円にはならない)からです。

そして、これ以外にもデメリットはあります。

積立NISAへの切り替えを考えている方は、これに関する情報を集めてよく検討して下さい。

切り替えた後で「こんなはずではなかった」ということにならないよう、デメリットについてもきちんと知っておきましょう。

NISAから積立NISAに切り替えるには

「NISAから積立NISAに切り替えたい」と思ったら、比較的簡単に切り替えることができます。

変更の手続きをすれば良いだけです。

そして、NISA口座にある今の資産をどうするかによって、切り替えの方法が変わります。

現在考えられる方法は、

1、今の資産は売却して、積立NISAに移行する

2、NISA口座にある資産を特定口座に移す

3、NISA口座の資産はそのままで、積立NISAを始める

4、何もせず、そのままにしておく

の4つです。

1と2、4は割愛しますが、3についてご説明すると以下のようになります。

NISAと積立NISAは、「年単位」での選択制です。

そのため、同じ年にNISAと積立NISAを併用することはできません。

しかし、積立NISAを始めたとしても、2017年までにNISAで購入した株式は、5年間は引き続き持ることができます。

また反対に、例えば、2018年分を積立NISAにし、2019年分をNISAにしても良いということになっています。

これはとても面白い仕組みです。

そうした特徴があるので、NISAから積立NISAに切り替える場合に3を選ぶこともできるのですね。

NISAから積立NISAに切り替える場合の注意点!

先ほどは、NISAから積立NISAに切り替える場合に考えられる方法(4つの選択肢)をご紹介しました。

しかし、ここで重要なのが、「1~4の選択肢のうち、どれにするのが自分にとって有利なのか」をよく考えることです。

この判断を間違えてしまうと、切り替えてから後悔することになるからです。

特に、1を選ぶ場合には注意が必要です。

現段階でNISAをしている人が、何も考えずにそれを売って積立NISAに切り替えてしまうと、損をすることにもつながりかねません。

そうなってから慌てないためにも、今の資産がどのくらいあるのかを確認し、制度のメリットとデメリットをよく理解した上で、どの方法で切り替えるのか決めましょう。

そして、その結果、どんなことになっても自己責任です。

自分にとって良くない結果になっても誰かのせいにすることはできないので、行動する前に情報を精査し、きちんと考えることをおすすめします。

デメリットも理解した上で積立NISAに切り替えよう!

今回は、NISAから積立NISAに切り替えるメリットやデメリット、切り替えの際に考えられる選択肢についてご紹介しました。

この記事を読んで、「NISAから積立NISAに切り替えたい」と思った方もいるのではないでしょうか。

ですが、NISAから積立NISAに切り替える場合には、慎重に判断することが重要です。

移行して後悔することのないよう、デメリットもしっかりと理解しましょう。

 - NISA, 投資