債券利回りで投資するか判断しよう!計算式の覚え方を解説!

株式投資や投資信託と同様に、債券投資をする方もいらっしゃいますね。

株などと違って、リスクも少ないことからじわじわと注目されはじめています。

この債券投資を行うときに、判断すべき要素が「債券利回り」です。

ここでは、その債券利回りとその計算式の覚え方についてご説明していきます。

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債券投資って何?

それでは、債券投資がどのようなものかをはじめにご説明していきます。

債券投資とは簡単に言うと、国や企業にお金を貸し、それに対して利息を受け取るもののことをいいます。

よくニュースなどでも「国債」というワードを聞くと思いますが、この国債も債券の一種です。

国債とは国にお金を貸すことで発行される債券のことをいい、同様に企業にお金を貸す場合は「社債」という債券が発行されます。

債券は、あらかじめ設定されている満期の日まで途中売却せず保有していることで、最初に設定されている利息を受け取ることができます。

株式投資の場合、保有している間は日々の株価の動きに悩まされて、最終的にいくらになるかがはっきりとわかりません。

利益が出るときもあれば、大損になってしまうこともありますね。

しかし、債券の場合は、貸した先が破綻して借金を返せないという最悪の事態にならない限りは、損失になることはないのです。

そして、債券投資をするか判断する要素に、債券利回りというものがあります。

このあと、計算式の覚え方についてもお話をしていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

債券投資にメリットはあるの?

債券投資の判断材料になり得る債券利回りについてお話をする前に、債券投資をするメリットについてお話ししていきます。

「債券投資をするメリットはあるのか」と疑問に思う方もいると思いますので、ここでみていきましょう。

債券投資を行うメリットは、大きく3つあります。

【収益性】

債券は満期まで保有していると、決まった利息を受け取ることができます。

それだけではなく、もしも債券を額面より安く途中購入した際、満期まで保有すると額面金額通り受け取ることができるのです。

例えば、額面100万円の債券を99万円で途中購入した際、満期まで保有すると額面通りの100万円を受け取ることになり、1万円得をするということなのです。

さらに、債券は満期までの間は市場で流通していますので、価格が当初より値上がりすることも考えられます。

債券価格が購入時の価格より上がったところで売却すると、その差額を利益として受け取ることができるのです。

【安全性】

債券は市場で流通することから満期までの間は債券価格が変動しますが、満期になると額面金額通りで償還されます。

株式投資と違って大損するといったリスクは避けやすいです。

しかし、債券の発行元がどのくらいの信用度かによってもリスクは変わってきますので、安全性をなるべく重視されたい方は発行元の信用度が高い債券を選ばれることをおすすめします。

【流動性】

債券は市場で流通しますので、満期まで待たずに売却することが可能です。

しかし、さきほどもお話ししました通り、債券価格は変動しますので途中売却する際は注意しなければなりません。

このような3つのメリットがあることから、株式投資よりもはじめやすく大損するリスクも低いのです。

そして、どれぐらいの利益があるかを前もって知るために、債券利回りを計算することも重要な要素になってきます。

覚え方を知り、債券投資に役立てましょう。

次からは、債券利回りについてみていきます。

債券投資で重要な要素!債券利回りとは?

ここでは、債券利回りがどのようなものかをご説明していきます。

債券利回りとは、債券に投資したときの投資金額に対する、1年あたりのリターンの割合のことをいいます。

先ほどもお話をしましたが、債券は借金の証文のようなものですので、投資した金額は全て戻ってきます。

これに利息もプラスされて戻ってきますね。

利息だけでなく、「換金損益」といった利益(もしくは損失)をリターンされることもあるのです。

この換金損益というのは、額面金額と実際に購入した金額の差額から出た損益のことをいいます。

例えば、額面金額100万円の債券を95万円で購入したら、5万円の利益が得られるようになります。

そのため、債券利回りとは、「投資金額に対する1年当たりの利息の割合」と「投資金額に対する1年当たりの換金損益の割合」を足したものといえます。

ですから、債券投資ではこの債券利回りが高いかどうかも、投資をするかどうかの判断材料となり得るのです。

そしてこれは、計算式で導き出すことが可能です。

覚え方は難しいですが、これをできるようになれば債券投資で利益をたくさん出すこともできます。

次からは、債券利回りの計算式をご説明していきます。

債券利回りを計算しよう!計算式の覚え方①

それではここから、債券利回りの計算式の覚え方についてお話をしていきます。

覚え方の前に、そもそも基本の計算式を知らなくては意味がありませんから、はじめに計算式をご説明します。

債券利回りの説明でもお話をしましたが、債券利回りは、「投資金額に対する1年あたりの利息の割合」と「投資金額に対する1年あたりの換金損益の割合」を足したものとお伝えしましたね。

そのため、「投資金額に対する1年あたりの利息の割合」と「投資金額に対する1年あたりの換金損益の割合」のそれぞれを、まずは計算をしなくてはなりません。

各計算式は以下のようになります。

●「投資金額に対する1年当たりの利息の割合」=「表面利率による利子額÷投資金額」

●「投資金額に対する1年当たりの換金損益の割合」=「{(換金額-投資金額)÷保有(予定)期間}÷投資金額」

ちなみに、表面利率とは、債券の額面金額に対する1年分の利子の割合(利率)のことをいいます。

これにより、債券利回りの計算式は以下のようになります。

債券利回り

=「表面利率による利子額÷投資金額」+「{(換金額-投資金額)÷保有(予定)期間}÷投資金額」

=「{表面利率による利子額+(換金額-投資金額)÷保有(予定)期間}÷投資金額」

これに100をかけてあげると、債券利回りが求められるのです。

文字だけだと分かりにくいと思いますので、次は例文を用いて解説していきます。

債券利回りを計算しよう!計算式の覚え方②

債券利回りの計算式についてご説明しましたが、例を挙げて考えてみましょう。

例えば、額面総額100万円で表面利率5パーセントの債券を95万円で購入(投資)したとします。

そして、これを4年間保有して償還したとき、債券利回りはいくつになるのでしょうか。

先ほどの計算式に当てはめてみます。

債券利回り

=「{表面利率による利子額+(額面金額-投資金額)÷保有(予定)期間}÷投資金額×100」

=「{100万円×5パーセント+(100万円-95万円)÷4年間}÷95万円×100」

=「(5万円+5万円÷4年間)÷95万円×100」

=「(5万円+1.25万円)÷95万円×100」

=「6.25万円÷95万円×100」

≒6.58パーセント

このように計算されるので、このときの債券利回りは約6.58パーセントとなるのです。

文字だけの覚え方よりも、実際の例文で考えてみると、先ほどよりは理解できたのではないでしょうか。

債券投資を行うときは、この計算で利回りを計算し、1つの判断材料にしてみてくださいね。

計算式だと混乱する方に!語呂合わせの覚え方をご紹介

債券利回りの計算式について理解して頂けたでしょうか。

理解できたとしても、言葉を覚えるのはなかなか大変ですよね。

そこで最後に、債券利回りの計算式を、語呂合わせによる覚え方をご紹介します。

「リーマンはお守と学童で大忙しでわりーね。最後にワルぶる父さん。」

リーマン=利回り

お守と=表面利率(表と利で「おもり」)

学童=額面金額と投資金額

わりーね=÷年数

最後にワルぶる父さん=最後に以上の式を÷投資金額

これを組み合わせると、債券利回りの計算式となるわけです。

「債券利回り=(表面利率+(額面金額+投資金額)÷年数)÷投資金額×100」

自分で覚えやすい単語があれば、それに置き換えてしまっても問題ありません。

債券投資するときに、目安の要素となり得る債券利回りを、語呂合わせによって計算しやすくなれば幸いです。

投資するかはまずは自分で計算してみよう!

債券利回りについてと、計算式についてお話をしてきました。

はじめて計算式を聞いた方は難しく感じるかもしれません。

しかし、債券投資で利益をより出したいのであれば、計算してみる価値有りです。

ぜひ、自分で債券利回りの計算をして、投資するかの判断材料として活用してみてくださいね。