やってみれば意外と難しくない!?庭・駐車場のdiy4選!

一軒家は庭あり、駐車場ありの、まさに夢のあるものですね。

しかし、年数が経つにつれ、経年劣化という現実問題がどうしても出てきます。

家自体ももちろんですが、自然にさらされている部分は、その劣化も早いでしょう。

業者に頼むと意外と高くつく外構工事も、自身で行うdiyがおすすめです。

一戸建て住宅を管理している人にも、おすすめの内容です。

庭・駐車場のdiyに必要な道具を揃える

「diyなんて今までやったことないし・・・」

大抵の人がそうだと思います。

そのために、なんとなく難しそうという先入観で、中々手が出ないという悪循環があります。

しかし、庭・駐車場のdiyは、思ってるよりも難しくありません。

必要な道具をホームセンターで揃えてしまえば、少しのやる気と時間があれば、誰でも可能なのです。

では、実際に必要な道具とは何かを、考えてみましょう。

庭・駐車場の外構工事から連想されるキーワードは、土・壁あたりでしょうか。

であれば、土は掘りますからスコップ、シャベルなどが必要ですね。

壁はどんな素材で作るかによりますが、レンガやブロックなど、シンプルな材料でしたら、コテや水平器ですね。

フェンスなどの木材であれば、加工するためのノコギリ、木材同士を固定するための電動ドライバーあたりです。

この時点で面倒だなと思われるのであれば、素直に業者に頼みましょう。

ですが、まずは見積もりを取って、その金額を見てからの判断でも良いのではないでしょうか?

その支払う金額を、diyで何分の一かに抑えれば、他のことに使うことができます。

道具を揃えたところで、おすすめの庭・駐車場外構工事diy4選をご紹介します。

これだけできればご近所でも評判になること間違いなしです!

庭にも駐車場にも使えるレンガはdiyにおすすめ

最初にご紹介するdiy工事は「レンガ」です。

おしゃれな庭・駐車場ではよく見かける、誰でも気軽に使える便利アイテムです。
積む以外にも「埋める」「敷く」という方法でも、使用できます。

花壇の周りにレンガを埋めるだけで、おしゃれな花壇に仕上がります。
また、その際に、レンガを斜めに埋めるなどの、個性を出すことも可能です。

さらに、土を浅く掘って、そこにレンガを並べて敷けば、きれいなタイル地になって見栄えがします。

レンガを敷く場合は、敷く前に防草シートという、雑草を生えにくくさせるシートを敷くと年月が経過しても、きれいな状態が続くのでおすすめです。

そして、両方の工事に共通するのは、隙間をモルタルで埋めることです。

モルタルとは、分かりやすく言えば、レンガやブロックの接着剤です。
これで固定することによって、強度も増しますので、あると便利ですが、なくても工事可能です。

モルタルの入手方法は、次項で説明します。

レンガ本来の使い方として「積む」のも良いでしょう。

ブロックと違って、微妙に色の違いがあるレンガをバラバラに積んでいくと、おしゃれに見えます。
手軽に、華やかな外壁が出来上がることでしょう。

ただし、コテを持って、モルタルでしっかりとレンガを接着しましょう。

何かのハプニングで崩れたときに、通行人に怪我を負わせてしまう可能性も、ゼロではありませんから、気をつけましょう。

diyでコンクリートやモルタルは作れる?

コンクリートやモルタルをdiyで作れることは、意外と一般的ではありません。
それどころか、大半の人が知らないのではないでしょうか。

専門業者がいるくらいですから、素人が手を出すものではないと思いがちですが、注意点さえ守れば、意外と簡単にできます。

庭や駐車場に、直接使用は、あまりしないかもしれませんが。

では、どこに使用するのかと言われれば、基礎工事などの強度が必要な場合はコンクリート、先ほどのレンガを固定するにはモルタルを使います。

diy初心者であれば、モルタルをよく使うことになるでしょう。

砂とセメントを、1:3の割合で混ぜて作ります。
混ぜるには、角スコップとトロ船と呼ばれるプラスチックで作られたセメントを、混ぜる容器を用意しましょう。

これも、もちろんホームセンターで売ってますので、手軽に入手可能です。
大抵、セメントの袋に使用方法が書いてありますから、この使用方法をしっかり守ることが重要です。

そして、少しずつ水を入れて、混ぜていきます。
このとき、一気に水を流し込まないように注意します。

使用用途によって異なりますが、接着程度であれば、ソフトクリームくらいの柔らかさになれば、大体良いかと思います。

自己流で混ぜてしまうと、粘度や強度が足りずに、失敗してしまうので要注意です。
後は、コテで塗って使用するだけです。

使用後は、モルタルが固まる前に、道具を水で洗います。
万が一、固まってしまった場合は、庭に穴を掘って埋めてしまいましょう。

庭・駐車場のアクセントにdiyでフェンス作り!

庭・駐車場に、コンクリートで塀を作るとなると、膨大なコンクリートブロックが必要になります。
そこで、diyで木製フェンスを作るのがおすすめです。

まずは、基礎となる部分に、スコップで穴を掘ります。

そこにコンクリートブロックを埋めますが、そこで支柱をコンクリートブロックの穴に立てておきます。
支柱周りの隙間を、モルタルやコンクリートで埋めて、完全に固定しましょう。

このとき、基礎部分が強度不足だった場合、台風などの強風で倒れて隣家に損害を与えてしまうこともありえますので、念入りに作業しましょう。

モルタルやコンクリートが乾いて固まったら、いよいよ木製フェンスを設置していきます。

見栄えを良くするためのポイントとしては、フェンスの高さをきっちり揃えることです。
そして、もう一点、木材に防腐処理が、しっかりされていることを確認することです。

雨風にさらされている木材は、腐りやすいものです。

フェンスもできれば、diyで自作したいですよね。

設置する場所の寸法をしっかり測定して、材料をホームセンターで揃えたら、電動ドライバーで固定して完成です。

しかし、最近だと、ホームセンターで材料を指定のサイズで加工してくれるサービスがありますから、上手く活用しましょう。

自作のフェンスがあれば、庭や駐車場に目をやるのも、ちょっとした楽しみになること受け合いです。

芝生を植えて見栄えするdiy庭造り

隣の芝生は青く見えるという言葉があります。

使い方としては、ここで使う言葉ではありません。

しかし、お隣さんからすれば、青々とした芝生はとても見栄えするものだと思いますので、思い切って庭に芝生を植えてみましょう。

管理が面倒くさそうな印象の芝生ですが、雑草防止にもなりますし、diyレベルとしては誰でもできる、初心者におすすめなアイテムです。

その作り方ですが、まずは、徹底的に雑草を駆除します。

地下部分に根が残っていると、生えてきてしまいますので、ここは特に念入りに、スコップで掘り返してください。

ついでに、石も除けておきます。
芝生の根が伸びるのに、邪魔になります。

そして、水はけを良くするために、5cm程度の砂や砂利を敷き詰めます。

ここまで出来たら、後は培養土などの栄養がある土を、2~3cmかぶせるだけです。

その上に、ホームセンターで売っているマット状の芝生を植えれば、根付いてくれることでしょう。

定期的に水をたっぷりあげることと、伸びてきたら草刈りが少し手間ですが、緑のある庭というのは、殺風景な駐車場と比べて気持ちの良いものです。

庭をお持ちでしたら、挑戦して欲しいdiyです。

ただし、芝生には少し条件が必要です。

・風通しが良い
・日当り良好
・水はけが良い場所

集合住宅地では、少し場所を選ぶかもしれませんので、よくご自分の庭を観察して判断してください。

diyで家族の絆を深める方法

ここまでご紹介したdiyは、どれも実践するものでしたが、少し違う方向からdiyを見てみましょう。

外構工事は、大きな決断を伴うことが多いかと思います。

化粧砂利だった駐車場を、基礎でガチガチに固めた駐車場に変えるとなれば、家の外観も大きく変化します。
仮に、diyで実行できたとしても、かなりの費用と時間が掛かります。

そのような大事であれば、独自の判断では敢行できません。
必ず、家族の同意が必要になるはずです。

そのような大事であれば、家族総出で取り掛かってはいかがでしょうか。

庭・駐車場などのdiyは、簡単と言われる工事でも、慣れてない人であれば、間違いなく大変で疲れると思います。

そのような大事を、家族で共にすることによって絆も深まりますし、何より最大の思い出として、いつまでも語り続けることができるのです。

庭・駐車場以外にも、diyの活躍場所は、どこにでもあります。

ちょっとした棚を作ろう、あの椅子壊れてたから直そう。

このような簡単なことでも、息子や娘と一緒にdiyで作れば、子供たちの将来にも、間違いなく影響を与えます。

奥さんからは、苦労しながらも、庭に芝生を植える姿を見て、惚れ直されるかもしれませんよ?

そういった意味でも、実用面を考えても、diyは本当におすすめできる、ステキな趣味になり得ると思います。

diyでいつまでもきれいな庭・駐車場を!

diyの良いところは、作る工程も楽しめるうえに、作った後もメンテナンスが自分でできることです。

手間隙が掛かることは抗えない事実ですが、後から自分が手掛けた工事を見れば、感慨もひとしおです。
我が家に、さらに愛着が湧くことでしょう。

そんなdiyライフを、あなたも堪能してみませんか?