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魅力的な木造三階建てに住みたい!実際の耐震性はどうなの?

2019.7.24

木造住宅の中で、よく目にするものと言えば平屋や二階建てです。

三階建ての一般住宅はこれらに比べ見かけません。

そのため、周辺で木造三階建てに住んでいる方が少ないなどの理由から、その魅力などを詳しくご存知ない場合もあるでしょう。

今回はその魅力に加え、気になる耐震性などについてもご説明していきます。

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耐震性が高いのはどれ?木造平屋と二・三階建て

私達が見かける木造住宅の中には、二・三階建てはもちろん、平屋もあります。

それぞれの特徴について、まずは見ていきましょう。

・木造平屋

木造平屋と聞くと、少し前までは古いという印象を多くの方が持っていたことでしょう。

しかし、昨今その住みやすさなどが見直され、人気となっています。

階段を上らなくとも部屋の行き来ができ、そこに住む老若男女が快適に生活できる点が魅力です。

また上階を設けない平屋は、二・三階建てと比べ耐震性にも優れていると言えます。

・木造2階建て

「木造」と「二階建て」という条件は、一般的に最も多く見かける住宅の形ではないでしょうか。

部屋を一階と二階に分けることで、住人ごとのプライバシーを確保することもできます。

また、一般的に平屋や三階建てと比べると建築コストが抑えられるという点も良いところです。

・木造三階建て

土地の価格が高い場所などで見かけることが多いのが、木造三階建てです。

階数を多く設けることにより、狭い敷地を有効に利用できます。

また、高さのある木造三階建ては、三階からの眺めも良くなります。

一方で、その高さゆえ耐震性に関しては心配になるかもしれません。

展望などにとどまらない!木造三階建ての溢れる魅力

前項では、木造平屋と木造二・三階建ての魅力をご説明しました。

ここでは引き続き、その中でも木造三階建てについてもう少し詳しくご説明していきます。

述べた通り、木造三階建ては敷地の有効利用や三階からの展望が魅力です。

しかし、木造三階建ての魅力はそれだけにとどまりません。

まず、木造三階建ては見てわかる通り階数が多いため、階数ごとに違った使用方法ができる点が魅力です。

例えば、個人で事務所を経営している方などは、一階に事務所を設け、二・三階を住まいとするのにも適しています。

他に事務所を構えることに比べ家賃もかからず、住まいと仕事場の行き来もスムーズです。

それだけでなく、車が趣味の方などには一階をビルドインガレージにすることもできます。

自転車やバイクなども保管でき、加えてタイヤなど光を避けたいものの保管にも役立つでしょう。

このように、木造三階建てには多くの魅力があることがわかります。

では、耐震性の面ではどうでしょうか。

木造三階建ては耐震等級に加え耐風等級も重要

住宅などの建物に求める条件として、耐震性があげられます。

各建物ごとに求められる耐震等級を満たしているものであれば、震災の際にも安心と言えるでしょう。

しかし、木造三階建ての場合、この耐震等級に加え、耐風等級を満たしているかも重要となります。

それには、三階建て特有とも言える、風圧の影響を受けやすいということが関係しています。

平屋や2階建ての場合、風圧よりも地震による揺れの方が建物に大きく影響するでしょう。

そのため、耐震等級のみを満たしていれば安心と言えます。

一方、高さのある木造三階建てでは、場合により地震よりも風圧による揺れのほうが影響が大きいこともあります。

建物ごとに求められる耐震等級は、あくまでも地震の揺れに対するものです。

そのため、風圧による木造三階建ての揺れを防ぐには耐風等級2を満たすことを基準に考えることがおすすめです。

実際には、耐風等級2を満たしていない木造三階建ては意外に多いものです。

そのような建物であっても、耐震等級など建築基準法で定められる最低要件を満たしていれば問題にはなりません。

木造三階建ての耐震性は土地の狭さで阻まれることも

述べた通り、私達が目にする木造三階建ては、ほとんどのものが定められた耐震等級を満たしていることでしょう。

しかし、そのような木造三階建てであっても、その構造によっては実際の耐震性と異なる場合もあります。

まず挙げられるのが、比較的狭い土地に建てられた木造三階建てです。

土地が狭いということは、そこに建てる建物の幅は狭く、一方で高さが突出している構造となるでしょう。

このような構造の木造三階建ては、地震だけでなく普段の風圧からも影響を受けやすいため、より頑丈な造りが求められます。

もし、そのような土地に新築などをお考えの方は、確かな実績のある建築業者に依頼することも重要です。

他の業者には無い知識や発想なども豊富なため、土地が狭いというデメリットを感じさせないような頑丈な家を建ててくれるはすです。

木造三階建ての耐震性はこだわりのある構造にも注意

耐震等級を満たしている木造三階建てであっても、一階をビルトインガレージとしている場合は注意が必要です。

ビルトインガレージは車好きの方などにとって魅力的ですが、建物の耐震性に着目した場合、心配なところもあります。

一般的に、ビルドインガレージがある木造三階建の場合、駐車場の入り口と玄関が隣接していることが多いです。

すると一階の壁の面積が少なくなることが予想され、それにより玄関付近の強度が低下する恐れがあります。

また、階が上がるごとに床面積が狭くなっている構造の木造三階建てにも注意が必要です。

お城のような見た目で風格も感じられますが、地震だけでなく風圧の影響も受けやすい構造と言えます。

二・三階からの力を、一階に行き渡らせることが困難な構造であることが原因となります。

これらの構造の木造三階建ての場合、耐震等級を満たしていたとしても何らかの対策を講じることが望ましいです。

構造に限らず木造三階建ては揺れへの対策を

建物自体の耐震性は重要ですが、全ての木造三階建てに必要とも言えるのが揺れに対する対策です。

建物の構造を変えたりするのは難しいですが、住んでいく上でできる対策もあります。

その対策方法について、いくつか以下でご説明していきましょう。

まずおすすめの対策方法としては、二・三階に重さのあるものをできる限り配置しないようにすることです。

上階の方に重さがあると、建物の重心が高くなるため、ゆれが大きくなります。

そのため、上階に収納家具などを配置する場合は、プラスチック素材のものなど軽い素材のものがおすすめです。

また、ピアノや本棚など、重いものはできれば一階に配置したほうが良いでしょう。

それに加え、木造三階建てに限らず多くの建物に見られるバルコニーにも注意が必要です。

バルコニーは、建物から張り出している構造が多いため、木造三階建ての場合その部分の重さが建物の揺れに影響します。

できれば、バルコニーは多くのものを置かずにすっきりとさせることも心掛けましょう。

みんなの憧れ・木造三階建て!揺れ対策で安心を手に入れる

住宅で見た場合、木造三階建てはその高さはもちろん、展望が望めるなど多くの魅力に溢れています。

建築コストなど、条件が揃っていたならば住んでみたいという憧れを持っている方も多いのではないでしょうか。

しかしそれと引き換えに、木造三階建ては風圧の影響を受けやすいなどの心配な面があるのも事実です。

耐震等級を満たしているものであっても、実際に住んでみると風圧による揺れを大きく感じるという声もあり、それに対する対策も重要と言えます。

ご紹介した揺れに対する対策法を参考に、できるところから取り組むと良いでしょう。

 - 建物, 構造