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1KのKとは何の単位?お金の金額を示すほか何に使われる?

2019.7.26

1Kと聞いたら何を思い浮かべますか。

人によってさまざまでしょうが、今回は1Kの「K」を、ある単位としてとらえた場合と、ある言葉の頭文字としてとらえた場合の、主に2つをご紹介いたします。

前者はお金の金額を表し、後者は不動産会社さんでの間取りとしてよく見かけるものです。

併せてそれぞれの周辺知識についてもご紹介していますので、参考にしていただければ幸いです。

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1KのKとは1,000を意味する単位

1Kというと「4Kや8Kなどテレビのこと?」と思う人もいるでしょう。

確かに、テレビの解像度は4Kや8Kと表します。

しかし、1Kという解像度はありません。

フルハイビジョンと呼ばれるもので2K、その上を行く超高画質画像が4Kや8Kといった解像度です。

テレビは画面が大きくなればなるほど画像が粗くなります。

しかし、画素数を増やすことによってその課題を乗り越え、大画面でもくっきり美しく見えるようになるのです。

解像度が2Kの場合、およそ横2,000×縦1,000の画素が集積しているといいます。

4Kでは倍の横4,000×縦2,000、8Kではさらに倍の横8,000×縦4,000ほどの画素が集まっています。

この2K、4K、8Kの「2」、「4」、「8」の数字は、それぞれの横の画素数である「2,000」、「4,000」、「8,000」に由来しています。

つまり、Kが1,000を意味しているのです。

K=1,000と聞いて思い出されるのは、kgやkmの「K」ではないでしょうか。

kgは「キログラム」、kmは「キロメートル」と読み、それぞれ重さの単位、距離の単位として使われていますよね。

1kgは1,000gですし、1kmは1,000mです。

このほかにもKは1,000を表す単位として、お金の金額を示す場合があります。

詳しく説明いたしましょう。

金額を1,000の単位であるKを使って表記する理由

株や為替取引の帳簿をつける際、1,000を表す単位Kを用いて金額を表記することがあります。

1,000円を1K、2,000円を2K、3,000円を3Kと書くのです。

さらに金額が増えると下記のようになります。

・5K=5,000円
・50K=50,000(5万)円
・500K=500,000(50万)円

金額が大きくなればなるほど、0(ゼロ)をいくつも並べて書くより「,000」を「K」で表した方が省スペースですし、間違いも起こりにくくなりますよね。

この原理はネットの世界でも使われているようです。

かつて2チャンネルや掲示板などでは、文字数制限がなされていました。

そのため、例えば要らなくなったゲーム機などを売りたい場合「プレイヤー5K」などと表記していたのです。

5,000円と書くより文字数が少なくて済みますよね。

この流れは現在でも続いており、オンラインゲームや株為替取引のブログなどではお金の金額をKで表しているようです。

ちなみに、5,000円なら5K円と書くより、5Kもしくは¥5Kと表記するのが一般的です。

金額を表す単位は3桁ごとに切り替わる

1,000の単位であるKを使って金額を表示すると、慣れないうちはいくらを指しているのかピンと来ませんよね。

1Kは1,000円ですから2Kが2,000円を指すことはわかっても、20Kとなると一瞬いくらのことかわからなくなってしまいませんか。

次のように、Kを「,」(カンマ)で区切られた「0」(ゼロ)3つ分に当てはめるといいようです。

・1K=1,000(1千)
・10K=10,000(1万)
・100K=100,000(10万)

200Kなら「200」と「,000」を合体させて「200,000」、つまり20万円というわけです。

では、1,000,000(100万)円は1,000Kかというと、そうではありません。

ここからはKではなく、1M(メガ)という単位に変わります。

その後も1,000ごとに下記のように単位が切り替わっていきます。

・1K=1,000(1千)
・1M(メガ)=1,000,000(100万)
・1G(ギガ)=1,000,000,000(10億)
・1T(テラ)=1,000,000,000,000(1兆)

メガやギガはすでにGB(ギガバイト)やMG(メガバイト)でお馴染みですよね。

海外では数字を3桁ごとにカンマで区切るのが一般的ですので、1,000ごと=3桁ごとに単位が切り替わるのは都合が良いのです。

そのため海外との取引が多い金融や投資の世界では、こうした表記がよく用いられているというわけです。

不動産業界の1Kは1,000の単位でも金額でもない!

ここまで1,000の単位としてのKを使ったテレビの解像度やお金の金額を示すことについて見てきました。

しかし、それらとは全く異なる意味を持ったものがあります。

それが不動産業界における1K(「ワンケー」と読みます)で、部屋の間取りを表しています。

1KのKは「キロ」ではなく、「キッチン(=Kitchen)」を指すのです。

1Kとは「キッチンが1つ」のことではなく、ここが紛らわしいのですが、「キッチン+居室が1つ」を表しています。

2Kなら「キッチン+居室が2つ」、3Kなら「キッチン+居室が3つ」です。

キッチンの数はあくまでも1つであり、Kの前の数字が居室(主に寝室のこと)の数を示しています。

賃貸物件が1Kであれば、通常「キッチン+居室1つ+トイレ+風呂(もしくはユニットバス)」の間取りです。

同じように間取りを示す用語に、1DKや2DK、1R、1LDK、2LDK、3LDKなどがあります。

1K同様、単身者向けの間取りをご紹介しましょう。

1K、1DK、1Rは単身者向けの間取り

不動産業界で使われる1Kとは、前述したように、Kという何かの単位が1個ある、という意味ではなく、KとはKitchen(キッチン)のことを指し、「1つの居室(=寝室)+キッチン」の間取りを示しています。

寝室が1つですから、1Kは単身者向けの間取りと言えるでしょう。

同様に、寝室が1つの間取りには以下のようなものがあります。

・1K(ワンケー):1つの居室+キッチン(Kitchen)
・1R(ワンルーム):1つの居室(Room)のみ
・1DK(ワンディーケー):1つの居室+ダイニングキッチン(Dining Kitchen)

いずれも単身者向けなので、寝室が複数あるファミリータイプの物件より金額は低めに設定されています。

しかし、立地条件や部屋の広さによってはファミリー向け並みに金額が上昇することもあります。

また、同じ立地条件、同じ広さであっても、間取りによって使い勝手が良かったり悪かったりしますから、しっかり見学をして自分のライフスタイルに合った物件を選ぶようにしましょう。

1K、1DK、1Rの違い

単身者向けの間取りである1K、1R、1DKをもう少し具体的に比較してみましょう。

まず1Rは部屋の単位としては最小で文字通りワンルーム、キッチンがついていても仕切られていません。

料理を作るところ、食べるところ、寝るところがすべて一緒です。

オープンスペースなので開放的ですが、部屋そのものが広くないと料理のにおいが充満したり、お客さんが来た時などに困るかもしれません。

その点1Kはキッチンが扉で仕切られているため、部屋が2つ区別されています。

臭いが充満する心配はありませんが、キッチンが通常4.5畳未満と狭いため、寝室で食事をするようになるでしょう。

キッチンスペースが4.5~8畳と広いのが1DKです。

料理を作るところと食べるところがきちんと独立した1部屋として確保されていますから、お客さんが来ても寝室のプライバシーが守られます、

ただその分金額が高く、予算の関係で1Kもしくは1Rを選ばざるを得ない場合もあるでしょう。

いずれの間取りも寝室が1つですが、広さにより印象がだいぶ変わります。

家賃も平米数も1件1件異なるため、百聞は一見にしかず、実際の物件をよく見て決めてくださいね。

お金の単位としての1Kは1,000円、部屋の間取りとしての1Kは寝室+キッチン

「1K」は金額を表す単位で1,000円を意味する場合と、部屋の間取りを表す場合があります。

金額の単位として使われる場合は、主にビジネスかインターネットにおいてです。

間取りとして使われる場合は不動産の賃貸物件においてです。

1Kは、使われる文脈によってずいぶん違った意味になるのですね。

 - 経済, 通貨