ALTERNATIVE INVESTMENT UNIVERSITY

SOCIAL MEDIA

ALTERNATIVE INVESTMENT UNIVERSITY│オルタナティブ投資の大学

「モルタル造形」にチャレンジ!ポイントはセメントの配合!

2019.5.31

皆さんは、「モルタル造形」をご存知でしょうか。

建物の壁や塀などにモルタルを塗って、その上にコテで石やレンガなどの模様を作っていくものです。

よくテーマパークなどで、古い建物をイメージした壁などがありますが、あれが「モルタル造形」です。

この「モルタル造形」は、DIYで作ることができます。

それでは、セメントの配合の仕方から、「モルタル造形」の作り方までご紹介していきましょう。

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

鉄骨造の柱には耐火被覆を!目的と工法について知ろう!

所有する土地にアパートを建てるときに、その構造次第で柱に施す工法に違いがあります。 もし、鉄骨...

新築予定の人必見!窓シャッターの必要性をご紹介!

新築する際、窓シャッターをつけるかどうか、迷う人は多いでしょう。 全ての窓につけるとかなり金額...

納戸に窓を設置する住宅が急増中!?快適さも必要なポイント

納戸といえば、本来思いつくのが収納スペースとしての役割でしょう。 しかし、現在の住宅では、納戸...

サイディング屋の単価が適正かどうかをどうやって判断する?

アパート経営は、毎月決まった家賃収入が得られるため、人気のある投資の一つです。 しかし、特に建...

住宅平面図で見ることができる引き戸の書き方4種類をご紹介

一般住宅の戸・ドアとよばれるものには、「開き戸・開きドア・開き扉」と「引き戸」というものがありま...

窓が大きいと寒い!冷暖房効率をあげるにはどうしたらいい?

あなたのご自宅の窓はどのくらいの大きさですか? リビングの窓が大きいと家の見栄えがよく、光もた...

窓に面格子が付いている場合の効果的な掃除方法は?

新築の家を建てる際、窓の防犯を考えて窓の外側に面格子を付ける人が増えています。 しかし、その後...

モルタルはセメントと砂を混ぜて作る?コンクリートとの違い

新築する際に、モルタルを取り入れた玄関や土間などを選ぶお宅も多いです。 また、モルタルはDIY...

定められている基本的な窓の寸法と規格について再確認しよう

部屋を借りたいと考えている人たちが重要視するポイントは幾つかありますが、部屋を見た瞬間の第一印象...

木造住宅は遮音性が心配?新築前に木造住宅の特徴を知ろう!

木造住宅は無垢の床材を使用したりすることで生まれる、温かみのある味わいが魅力です。 また、独特...

いろいろあるオートロックの開け方「暗証番号」はもう古い?

今やマンションにとって、オートロックは標準的な設備となりました。 エントランスに、管理者や入居者以...

サイディング選びは重要!ニチハとケイミューどちらを選ぶ?

新築やリフォームをするときに、一番迷うのがサイディングではないでしょうか。 なぜなら、家の顔ともい...

内装をインダストリアル風に!レザーや木材でDIY!

ここ最近、部屋の内装を「インダストリアル風」に仕上げたいという方が多くなってきています。 しか...

人気の窓メーカー!YKK・リクシル・三協アルミを比較しよう

新築を予定している人は、間取りや内装など、取り決めることがたくさんあります。 その一つが住...

ウォシュレットの水漏れの原因は?ノズルは綺麗に保とう

現代では当たり前になりつつあるウォシュレット。 海外からも注目されていますよね。 ある調査に...

スポンサーリンク

「モルタル造形」の基本!モルタルについて知ろう!

モルタルとは、セメントに砂を配合して、水を加えて練り上げたものを言います。

一般的には、レンガやブロックを積み上げるときに接着剤として使われています。

また、仕上げ材としても使われることが多く、コンクリートの上に塗られることも多くあります。

さらに、外壁材として使われることもあり、「木造モルタル二階建て」と言えば、木造の二階建てで外壁がモルタルで仕上げられているということです。

そして、モルタルのもとになるセメントとは、石灰石、粘土、石膏などを細かく砕いて混ぜ合わせたものを言います。

セメントを水で練った、セメントペーストのことをノロと言い、モルタルのひび割れなどの修繕に使われます。
ちなみに、セメントに砂と砂利を配合したものがコンクリートです。

セメントは乾くと強度は高いのですが、収縮率も高いため、広範囲には使えません。

しかし、セメントに砂を配合したモルタルは、セメントほどではありませんが強度があり、収縮率が低くく、滑らかなので、幅広い用途で使われているのです。

また、一般的に灰色をしたセメントですが、ホワイトセメントもあり、色粉を配合すれば、モルタルの色を変えることもできますし、乾いたモルタルは塗装も簡単にできます。

このようなことから、モルタルは造形物を作るのに向いていると言えるのです。

モルタルの作り方①セメントと水の配合について

それでは、モルタルを作っていきましょう。

材料は前述したように、セメントと砂と水です。

セメントも砂もホームセンターで手に入ります。

まずは、基本の配合からです。

セメント1に対して、砂は3、水は0.6になります。

ただし、水はあくまでも目安で、天候や季節、用途によって調整する必要があります。

このセメント1:砂3の配合は、仕上げ材として広範囲に使う場合の基本の配合になります。

レンガやブロックを積み上げるときに接着剤として使う場合には、強度が必要なのでセメント1:砂2が良いとされています。

今回取り上げている「モルタル造形」の場合は、セメント1:砂3~4の配合になります。

ちなみに、水は数回に分けて加えていきますが、接着剤として使う場合は耳たぶくらいの固さが良いとされています。

「モルタル造形」の場合は、作業しやすいように少し固めにすると良いでしょう。

また、モルタルを作るときには、モルタルを混ぜ合わせる道具と容器が必要です。

専用のクワやフネと呼ばれる容器があるのですが、身近にあるスコップやプラスチックケースで代用可能です。

モルタルの作り方②セメントに砂を配合する

次は、実際にモルタルを作っていきます。

このとき、セメントと砂をきちんと計量してください。

配合の割合がいい加減ですと、作業がしにくくなり、仕上がりも良くありません。

【モルタルの作り方】

《から練り》

きちんと計量したセメントと砂を容器に入れ、混ぜ合わせます。

この混ぜ合わせる作業を「から練り」と言います。

このから練りが、モルタル作りで最も重要なポイントで、セメントと砂が均一に混ざっていないと、乾かした後にひび割れの原因になってしまいます。

そのため、十分に混ぜ合わせましょう。

《練り上げ》

均一に混ざったセメントと砂に水を加えていきます。

先程も述べましたが、セメント1に対して水0.6、つまり60%が目安になります。

水を加えては混ぜる作業を数回に分けて繰り返します。

今回は「モルタル造形」に使うので、耳たぶよりもやや固めに練り上げます。

なお、セメントは水を加えて練り上げると、徐々に固まりはじめます。

そのため、モルタルの作り置きはできませんし、作業を手早く進めていかないとモルタルが固まってしまうので注意してください。

モルタルの作り方③ホワイトセメントに色粉を配合する

最初にお話ししましたが、乾くと塗装しやすくなる性質もあるモルタルは、造形物を造るのに向いていると言えます。

しかし、基礎となるモルタルにはじめから着色してあれば、より便利ですよね。

何色か重ね塗りをするだけでも、手軽にモルタル造形が作れます。

そこで、ホワイトセメントに色粉を配合し、色付きモルタルを作りましょう。

ホワイトセメントは、ホームセンターや通販などで手軽に購入できます。

セメントと砂がすでに配合されている「インスタントセメント」として販売されていて、1.3㎏で278円ほどです。

通常の灰色のインスタントセメント4㎏が税込み298円ほどで購入できるので、ホワイトセメントは少々お高めではあります。

しかし、色粉を配合したときの仕上がりは、ホワイトセメントの方がきれいです。

色粉は、黄色・黒色・緑色・赤色・茶色などがあり、ホワイトセメント1に対して0.1、つまり10%の配合が基準となります。

こちらもしっかりから練りをしてから、水を加えましょう。

色の濃淡など、色粉の配合で変わってくるので、自分好みの色を作ってみてください。

モルタル造形を作る!まずは小物から

では、いよいよモルタル造形を作っていきましょう。

まずは、作りやすい小物からです。

《ペーパーウエイト》

①作りたい大きさのモルタルを手に取ります。

②手で形を整えます。

③好みでビーズや貝殻などを埋め込みます。

④しっかり乾燥させればでき上がりです。

先程ご紹介した色粉を配合したモルタルを使うと、同じ形でも違う味わいのものができ上がります。

また、同じ形、違う色のものを組み合わせることで、お部屋のインテリアとしても使えますね。

《ネームプレート》

①ベースとなる板を用意します。

②板にモルタルを塗っていきます。

レンガ風にするなど、好みのデザインを施します。

③完全に乾いたら、水性塗料で色を塗り、名前を書き込んででき上がりです。

モルタル造形によくある、剥がれ落ちた壁の下から古いレンガが見えるなど、セメント本来の色を活かしたスタンダードなデザインは人気があります。

そこまで凝ったものでなくても、表面を少し凸凹させて、色で変化をつけるもの素敵ですね。

ただ、モルタルは肌荒れする場合があるので、モルタル造形を作る場合は、必ず防水手袋を着用してください。

モルタル造形を作る!次はフェンスに挑戦!

次は、フェンスにレンガ風モルタル造形を作っていきましょう。

1.フェンスに鉛筆でデザインを下書きします。

2.下書きよりも少し大きめにモルタルを5㎜くらいの厚さで塗っていきます。

3.モルタルが乾きはじめたら、コテで平らにならしていきましょう。

4.表面が固まってきたら、下書きを思い出しながらモルタルを1㎝ほど重ね塗りしてください。

5.モルタルが乾きはじめたら、コテなどでレンガの形に整えていきます。

6.モルタルがしっかりフェンスに付くように表面から圧をかけましょう。

7.もう一度、モルタルを重ね塗りして、形を整えます。

8.モルタルが硬化してきたら、ブラシなどで表面を擦り、レンガの味わいを出します。

9.しっかり乾燥させれば、レンガ風モルタル造形のでき上がりです。

あとは、好みの色を塗っていきましょう。

季節や水の配合などにもよりますが、外での作業ですとセメントが早く固まってしまう場合があります。

造形を作る場合は、固まる少し手前で手を加えることがポイントなので、モルタルの乾き具合をまめにチェックしましょう。

モルタル造形はアイデア次第で幅が広がる!

このようにモルタルは、接着剤や仕上げ材として使う以外に、モルタル造形として使うことができます。

最初は、小物からはじめて、徐々に大きなものにチャレンジしていきましょう。

セメント本来の色を生かしたり、色粉を配合した色付きモルタルを使ったり、アイデア次第で造形の幅も広がります。

ぜひ、アイデアを活かしたオリジナルモルタル造形を作ってみてください。

 - 建材, 建物, 構造・建材・建具