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木造住宅の柱にひび割れが!?各場所により注意点も違う

2019.5.3

木造住宅は、日本においてもっとも多く見掛ける住宅ですよね。

その理由や、木造住宅ならではの特徴も気になるところです。

また、よく耳にするのが柱や基礎などの、木造住宅の各所におけるひび割れでしょう。

その場合、ひび割れが起こった場所によっても注意点に違いがあるため、ここではそれらに関しても詳しく見ていきます。

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進化した木造住宅の主流・木造軸組工法!

木造住宅で主流の工法といえば、木造軸組工法ではないでしょうか。

現在の木造住宅でも、この木造軸組工法が約8割で採用されています。

それには、木造軸組工法特有の、木の温かみを感じさせる点などが私たち日本人に合っていた、ということが考えられます。

木造軸組工法の住宅は、土台や柱、筋交いなどにより構成され、その中でも筋交いは耐震性に大きく影響する役割があります。

また、施工依頼者に喜ばれる点の一つとして、外観に縛りがないということが挙げられます。

外壁材の種類や屋根の形状を自由に選ぶことができるのです。

このような特徴のある木造軸組工法ですが、現在は時代に合わせて進化を遂げているのをご存知でしょうか。

例としては、プレカットといって予め木材を加工し、現場では組み立てるだけという方法を採用していることが挙げられます。

これにより、工期の短縮や、職人の腕などに左右されない安定した仕上がりにすることができるなど、さまざまなメリットがあります。

それは、仕上がりにより壁や柱などがひび割れを起こす、というようなことを克服しているともいえるでしょう。

木造住宅は木造枠組壁工法も人気!

日本での木造住宅において、従来から主流の木造軸組工法がある一方、北米の木造住宅で主流なのが木造枠組壁工法です。

とはいうものの、木造枠組壁工法は木造軸組工法に続いて、現在の日本においても木造住宅の主流となりつつあります。

これには、木造枠組壁工法の合理性が影響しているといえるでしょう。

木造枠組壁工法は木材の規格を2インチ×4インチとしています。

このことから通称「ツーバイフォー工法」ともいいます。

特徴は、壁や床などで建物を支えるという構造にあります。

つまり、面で支える構造なので、柱や梁という線で支える木造軸組工法と比べて耐震性などの高さにも長けているといわれます。

また、木造枠組壁工法は木造軸組工法に比べ、施工しやすいという点も特徴です。

木造組壁工法では、工場である程度組み立ててパネル状にしたものを、現地で一気に組み立てます。

それにより、施工の際、仕上がりが職人の腕に左右されることなく安定します。

ただ、その構造ゆえに木造軸組工法と比べた場合に多少の制約があり、また壁などにひび割れを起こしやすいという意見もあります。

大量生産が魅力の軽量鉄骨造!断熱性は木造住宅に軍配

先程までは木造住宅についてお伝えしてきましたが、木造以外についても見ていきましょう。

ここではその中で、軽量鉄骨造についてお話していきます。

軽量鉄骨造は主に、大量生産を目的としたもので、大手の住宅メーカーでも採用されています。

この軽量鉄骨造では、柱や梁などに、厚さが6㎜以下の鋼材が使用されています。

そのため、木材と違って材質が均一で安定しているため、木材の特性に起因するようなひび割れの心配はないでしょう。

また、パッケージ化されていて、工場で製造したものを組み立てていくため、工期が短くなります。

しかし、軽量鉄骨造の魅力であるこれらの工業化は、翻ってデメリットにもつながっています。

例としては、施工の際、寸法の自由さがないということが挙げられるでしょう。

上記の通り、パッケージ化されているため、同じような形の建物になりがちなのです。

また、軽量鉄骨造の主な材料である鉄の特徴にも注意しなければなりません。

鉄は、さびの発生に弱く、熱を伝えやすいという性質をもっています。

さびの発生には各住宅メーカーが対策を講じている一方、熱を伝えやすいという点の克服は今ひとつといったところでしょう。

つまり、現在の住宅で重要視されている点の一つでもある断熱性については、まだ課題があるともいえますね。

そのため、この点に関しては木造住宅に軍配が上がるといえます。

木造住宅のトラブル・基礎のひび割れ!場合により柱にも影響する

ここでは、木造軸組工法や木造枠組壁工法で施工された木造住宅におけるトラブルを見ていきましょう。

まずこれらのトラブルで多いのが、基礎のひび割れです。

この基礎のひび割れには、表面の部分だけで起こっているのか、それともコンクリート内部から起こっているのかを見極めなければなりません。

それにより、対処方法も違ってきますので注意が必要です。

表面の部分だけでひび割れが起こっている場合は、基礎の表面処理だけで済むでしょう。

しかし、問題なのはコンクリート内部からひび割れが起こっている場合です。

それにより、基礎だけでなく、柱やそれ以外の場所のひび割れに繋がることもあるのです。

家の柱などにひび割れを見つけた場合、基礎のひび割れも疑ってください。

とはいえ、このような基礎のひび割れの原因を突き止めるのは、素人では難しいでしょう。

ひび割れを見つけたら、早急に施工業者に連絡することをおすすめします。

柱がひび割れた!?無垢素材住宅の音の原因

木造軸組工法や木造枠組壁工法で施工される住宅の中でも、現在人気を集めているのが無垢などの自然素材を使用した住宅でしょう。

これらは、一見私たちにとっていいこと尽くめのように感じますが、一方で注意しなければならない点もあることを覚えておきましょう。

まずよく耳にするのが、何かが弾けるような音が聞こえることがあるという点です。

例として、「ミシミシ」という音や、大きいものだと「パツッ」という音が聞こえることがあります。

このような音を不安に思う方も多いでしょう。

この原因は、柱など使用されている木材がひび割れることの場合があります。

まず、伐採されたばかりの木は水分を多く含んでいます。

木材は乾燥の過程で縮んだり、捻れたり、割れたりといった狂いが出るため、そのままでは使用できず、予め工程を経て乾燥させられます。

しかし、建材として使用された後も木材の乾燥は進み、割れたりすることがあるのです。

では、このように柱などの木材にひび割れが起こった場合、木造住宅に影響はないのでしょうか。

柱にひび割れが!木造住宅に影響はないのか

前項でご説明した木材のひび割れですが、木造住宅においては心配な点の一つですよね。

では、このようなヒビ割れによる木造住宅への影響について見ていきましょう。

まず気になるのは、木造住宅の強度などに影響はないのかというところです。

この点に関しては、各研究機関の研究結果により、大きな影響はないとされています。

それどころか、ひび割れを起こす木材の方が、素材としては強いとさえいわれているのです。

つまり、木材のひび割れは木造住宅の強度おいて心配には値しないといえます。

とはいえ、ひび割れの度合いにより心配な場合は、遠慮せずに施工業者に連絡するとよいでしょう。

また、生活する上での影響はどうでしょう。

木材のひび割れといってもその発生場所は様々です。

例えば、天井などの梁のひび割れが起こった場合、主に手で触れることはないため、心配はいりません。

しかし、柱などの手で触れる機会の多い場所に関しては、オイルを塗るなど、ささくれに対処するとよいでしょう。

木造住宅は魅力満載!木材のひび割れは強さの証

木造軸組工法や木造枠組壁工法で施工された木造住宅は、木の温もりを感じられると人気です。

それに加え、断熱性の高さや、鉄骨造などと比べて自由度があることも魅力です。

このように魅力満載の木造ですが、木材のひび割れによる音が聞こえることもあります。

しかし、その際の木材のひび割れは、木造住宅の強度には影響せず、むしろ強い木材の証であるということを覚えておくとよいでしょう。

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