窓はどのメーカーを選ぶ?国内外で人気の2大メーカーに着目

住宅に欠かせない存在である窓ですが、それを選ぶ際にはどのメーカーがよいのか迷うものですよね。

しかし、数あるメーカーのなかでも、国内外で人気の高い窓メーカーといえば、LIXILとYKK APではないでしょうか。

そこで、今回はこれらのメーカーについてご紹介していきます。

両社の製品の特徴はもちろん、製品開発における姿勢などにも着目して見ていきましょう。

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2大人気窓メーカー・LIXILとYKK APの歴史

まずは、LIXILについてご説明しましょう。

LIXILというメーカー名は、住(LIVING)と生活(LIFE)の二つの言葉から生まれた造語で、創業は2010年4月です。

また、当時の本社は東京都にあり、初代社長は三洋電機元社長である井植敏雅でした。

その後、住環境グループの運営の効率化を狙い、商材ごとにわけていた事業子会社を国内外・金属建材・水回りの機能別に統合し、再編する方針が打ち立てられました。

それにより、2011年4月にはトステム株式会社を存続会社とする一方、新日軽株式会社や初代の株式会社LIXILなど、計四社を吸収合併し、株式会社LIXILとしました。

それに加え、サンウエーブ工業株式会社の開発および管理部門も統合したことにより、売上高1兆円を超える巨大メーカーとして生まれ変わったのです。

その後、サンウエーブ工業株式会社も吸収合併したことは記憶に新しいでしょう。

一方、YKK APですが、元をたどると1957年にスライドファスナーの輸出や伸銅品の営業を主な事業内容としていた吉田商事まで歴史はさかのぼります。

その後、窓サッシの製造からバルコニーなどのエクステリア製品の製造まで幅広く行ない、その人気ゆえ各拠点も国内外に広がっていきました。

そして、メーカー名を吉田商事からYKK AP株式会社へと変更したのは1990年のことです。

現在人気のLIXILとYKK APには、このような歴史があるのです。

2大人気窓メーカー・LIXILとYKK APの魅力

ここでは、LIXILとYKK APの両社の魅力を、いくつかの特徴に着目しながらみていきましょう。

まず注目したいのは、窓の使い勝手や鍵の特徴についてです。

YKK APの人気シリーズであるAPW310は、引き違い窓や片引窓の鍵が手元のレバーで開閉と同時に操作できる点が魅力です。

優れたデザイン性により、クレセントが窓の外から見えないため、防犯性にも長けています。

それに加え、コンパクトなオペレーターハンドルが便利との声も多く聞かれます。

また、窓のなかでもガラスはLIXILとYKK AP両社とも特にこだわっている点です。

まずLIXILからみていきますと、国内外の窓メーカーのなかでも、Low-Eペアガラスが世界トップクラスの品質とうたわれています。

一方のYKK APは、3層からなるトリプルガラスが人気で、なんといってもその結露のしづらさが人気を支えているといっても過言ではないでしょう。

そのため、主に寒冷地などではトリプルガラスを使用したYKK APが人気です。

2大人気窓メーカー・LIXILとYKK APの高断熱窓について①コスト

住宅の高断熱化が加速している昨今ですが、そのなかでも主な熱の通り道である窓は、LIXILとYKK AP両社とも高断熱窓の開発に力を注いでいます。

しかし、まずこのような断熱窓の欠点として挙げられるのが、コストがかかるということでしょう。

この点に関して、LIXILでは現在ある9種類の人気シリーズを数年かけて集約し、それによりコストがかからないようにしてくという方針を打ち出しています。

また、近い将来である東京オリンピックの後、新築の建設が減少するということを見越し、製品の原価はもちろん、物流コストなどをメーカーとしても改めて見直すことを掲げています。

一方、YKK APが考えるのは断熱窓の普及率の向上です。

断熱窓に変えることで、冷暖房効率が上がり、快適に暮らすことが出来るようになります。

つまり、「エコ」で「健康的」な暮らしが手に入る、ということです。

このように、断熱窓は初期のコストはかかりますが、ランニングコストを考えると、結果としてはかなりお得ということを伝えていこうとしています。

2大人気窓メーカー・LIXILとYKK APの高断熱窓について②重量

断熱窓といえば、前項でお伝えしたコスト同様、その重量も欠点といわれる部分でしょう。

その点に対しても、人気窓メーカーでは改善に向けた努力がなされています。

例えば、トリプルガラスであれば、真ん中に入るガラスの厚さを1.3mmにすることで、重量を減らすことに成功しています。

これにより、従来の断熱窓に比べ、約2割の重量が減ることになります。

また、断熱窓同様人気の防火窓ですが、部材の小型化などにより重量を減らすことに繋がります。

他にも、現在複層ガラスでトリプルガラス並みの性能を持たせることで、重量を減らすことができるでしょう。

ちなみに、重量のある断熱窓や防火窓などは、開けづらいという声も多く聞かれます。

その点の工夫として、LIXILでは大型把手をオプションで取り付けることができ、後付けも可能なので人気です。

それに加え、センサー付の窓などの開発にも力を注いでいます。

一方のYKK APでは、大きく開くタイプの窓に関しては、ハンドルだけでなく戸車も工夫しています。

窓だけじゃない!LIXILは玄関ドアも人気

ここまで、2大人気窓メーカーであるLIXILとYKK APについてご説明してきました。

しかし、これらのメーカーは両社とも玄関ドアの人気も高いのをご存知でしょうか。

まずLIXILですが、なんといってもそのデザインが豊富な点が魅力で、約70種類ほどのデザインから選ぶことができ人気です。

また、昨今人気の電子錠の機能性が高い点も、見逃せません。

そのなかでも「CAZAS+(カザスプラス)」は、玄関ドアに付属したセンサーにスマホやカードをかざすことで、施錠や開錠ができ便利だと人気です。

または、バッグなどにリモコンキーを入れておけば、ドア側に付属したボタンを押して施錠や開錠できる、「タッチキー」もおすすめです。

さらに便利なのは「システムキー」で、先程のようにリモコンキーを持っていれば、ドアに近づくだけで開錠することができます。

両手がふさがっている時などには、とても便利ですね。

いずれも、今までと同じようにシリンダーキーを使うこともできますし、ピッキングなどによる空き巣対策もされているので安心です。

窓だけじゃない!YKK APは玄関ドアも人気

YKK APは、窓のアルミサッシの国内シェア2位を誇るメーカーで、前述したように窓はもちろん玄関ドアも人気です。

そのなかでも、人気シリーズであるスマートドアヴェナートは、そのデザイン性の高さや機能性により、2012年にグッドデザイン賞を受賞しました。

また、昨今のYKK APの玄関ドアでは、シールキーの採用に注目が高まっています。

それにより、スマホなどにシールを貼ることで、施錠と開錠が簡単にできると人気です。

それだけでなく、YKK APの玄関ドアはその防犯性の高さも魅力でしょう。

これには、こじ開けづらい鎌錠を採用していることが関わっています。

鎌錠は、かんぬきの鎌と受け部が噛み合うことにより、こじ開けづらいように開発されたものです。

また、YKK APの玄関ドアと言えば、忘れてならないのがその断熱性の高さです。

そのなかでも、イノベストというシリーズは、特に断熱性が高いと人気です。

それには、70㎜の厚さのある断熱パネルや、腐敗や反りに強い天然木の使用が役立っています。

また、LIXIL同様、デザインの種類が豊富な点も人気の秘密です。

ホワイトなどのポピュラーなものから木目柄など、幅広い種類により選ぶ楽しさも感じられるでしょう。

LIXILとYKK APの人気は努力と真摯さの賜物

2大人気窓メーカーとして有名なLIXILとYKK APですが、それには両社の様々な努力が背景としてあることがお分かりいただけたと思います。

なかでも、昨今人気の断熱窓ですが、LIXILはLow-Eペアガラス、YKK APはトリプルガラスが、その性能から高い支持を得ています。

また、その断熱窓特有の欠点にも着目し、改善しようとする真摯な姿勢も、両社の人気を支えているといっても過言ではないでしょう。