賃貸住宅仲介業者をいろいろなランキングで分析してみよう

全国に賃貸住宅を仲介する業者はたくさんあります。

大手直営からFC、町の不動産屋さんまでその種類もさまざまですが、賃貸物件を探すとき、必ずといってよいほどこれらのどこかを利用しますね。

そこで、みなさんが賃貸物件を選ぶ際の参考になるように、いろいろなランキングの上位に入る、賃貸住宅仲介業者を分析してみたいと思います。

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全国展開している賃貸住宅の仲介業者をピックアップ

みなさんが賃貸物件を探す際は、おそらく住みたい町の駅近くの不動産業者を訪れて、物件を紹介してもらうという手段が一般的でしょう。

インターネットで気に入った物件を探したとしても、最終的にはその物件を紹介してくれる仲介業者を訪れて、内覧させてもらいますね。

また、1つの物件であっても、複数の賃貸住宅仲介業者が仲介している際は、どこの仲介業者を選ぶかで、条件が変わる場合もあります。

つまりは、賃貸物件選びの際には、同時に仲介業者も選ばなければならないわけです。

昨今は仲介業者も多種多様で、都市部などでは1つの駅周辺でも、競合店舗が乱立していたり、ある店舗から数歩歩けば違う仲介業者の店舗があったりします。

その中でも全国展開している有名どころといえば以下の業者でしょう。

アパマンショップ、レオパレス21、エイブル、いい部屋ネット、ミニミニ、東急リバブル、センチュリー21、ピタットハウス、ハウスメイトなどです。

みなさんも、一度はCMや実店舗でも目にされたことのある業者ばかりだと思います。

そこで、全国展開をしているこれらの賃貸住宅の仲介業者を、いろいろな点から上位3位までランクづけしていきたいと思います。

業界新聞や調査会社による正式なランキングや、口コミなどから判断した独自のランキングまでさまざまですが、少しでも参考になれば幸いです。

賃貸住宅仲介業者の店舗数ランキング

最初は、その賃貸住宅仲介業者の店舗数からみていきましょう。

これは、2018年2月に公開された調査会社のランキングです。

第1位はアパマンショップの1143店舗で、直営店104店舗、FC店1026店舗、海外店13店舗で、唯一の1000店舗越えの仲介業者です。

そういわれれば、よく見かけるし、どこにでもあるような気がしますね。

第2位は、センチュリー21で926店舗ですが、これはすべてFC店で、直営店はありません。

このような形態は、不動産業界でも珍しい形態といえるでしょう。

第3位は、エイブルの810店舗です。

内訳は、直営店422店舗、FC店375店舗、海外店13店舗で、直営店だけでいえばダントツといえます。

3社それぞれに店舗数の拡大の仕方に特徴がみられておもしろい結果だと思います。

大まかな傾向としては、直営店は社員教育がされているため、対応に一定の傾向がみられますが、FC店が多い会社は対応がまちまちになりがちです。

結果、総合的な評判のよしあしに多少影響しているような気がします。

賃貸住宅仲介業者の仲介件数ランキング

次に、賃貸住宅の仲介件数のランキングを見ていきたいと思います。

これは、2017年の業界新聞調べのランキングで、直営店舗の直接仲介をカウントしています。

第1位は、いい部屋ネットをはじめとする大東建託グループで、仲介件数は19万7969件です。

これは、なんと7年連続1位という結果でしたが、直営店舗数は280店舗程度で、2位の会社より少ないので、店舗あたりの成約件数が多いといえるでしょう。

また、グループであるハウスコムの契約も今回からカウントしたことで、昨対比4万件以上増となっています。

第2位はエイブルで、15万8517件でした。

エイブルは、2016年度も第2位で15万件以上の仲介実績があり、直営店舗数が調査時で417件と、他社よりとびぬけていることがその理由といえます。

そして第3位はミニミニです。

仲介件数は14万9657件で、2016年度もやはり第3位、14万8986件と安定した結果を残しています。

直営店舗数は242件なので、店舗あたりの仲介件数は2位のエイブルより多いことがわかります。

仲介件数の多いこれらの業者は、やはり知名度も高く、全国的に知られている会社といえるでしょう。

みんなが利用している会社ということができます。

賃貸住宅仲介業者の仲介手数料ランキング

これまでは、いわゆる不動産業界の正式なデータといえるもののランキングでしたが、ここからはもう少しお客さん目線でランキングをみていきましょう。

まずは仲介手数料が安い業者のランキングです。

実は賃貸住宅の仲介手数料は、宅建業法という法律で、家賃の1ヶ月分を上限とすると定められています。

以前は、上限の家賃1ヶ月分が当たり前でしたが、昨今は業者によってバラつきがあり、仲介手数料半額などを売りにしている業者もあります。

まずは第1位はレオパレス21です。

レオパレス21は家具家電付き物件を自社所有しており、家賃収入が自社収入となるため、仲介手数料は0円です。

また、礼金敷金もほとんどの物件で0円で、とりあえずの初期費用がダントツで安いといえるでしょう。

ただ、家賃は相場より1万円程度は高めに設定されているようです。

第2位はエイブルで、0.5ヶ月分~0円と物件によって差があるようです。

他社でも0.5ヶ月分のところはありますが、0円はほとんどありません。

そこで2位としました。

第3位はミニミニで、仲介手数料は0.5ヶ月分です。

ミニミニは、いち早く仲介手数料半額を打ち出したように記憶しています。

私が利用した1990年代後半には、店頭に仲介料半額ののぼりが立っていて、びっくりしたことを覚えています。

家賃の半月分~1ヶ月分が節約できると考えると、結構大きな違いといえるのではないでしょうか。

賃貸住宅仲介業者の礼金・敷金ランキング

では、賃貸の初期費用の大きな要素である礼金・敷金の安さはどうでしょう。

礼金・敷金は大家さんが決めるお金なので、基本的に店舗の取り扱い全物件で0円ということはありません。

ただ、先ほどのランキングでのべたように、レオパレス21はすべて自社物件のため、ほとんどで礼金・敷金が0円なので、当然1位はレオパレス21でしょう。

次に、2位はミニミニです。

ミニミニには、スーパー君というシステムがあり、物件によっては礼金・敷金が0円になります。

ただ、かわりに入居時に内装のクリーニング代などの30%を負担しなければなりません。

クリーニング代だけだと3万円程度なので、だいたい1万円程度の負担で入居できます。

そして退去時は、よっぽどの汚れや破損がない限り鍵を返すだけで退去できるので、かなりお得です。

ただ、家賃の支払いはミニテックカードというカード払いのみとなるそうで、カード契約が必須条件となります。

そして第3位は、いい部屋ネットです。

物件によっては礼金敷金が0円というのはどの業者も同じですが、いい部屋ネットは大東建託の自社物件が多いため、その数が多いといえます。

また、更新時の更新費用がかからないというメリットもあるので、総合的に第3位としました。

お金がないけど引っ越しをという方は、検討してみる価値があるのではないでしょうか。

賃貸住宅仲介業者の口コミからわかること

最後は、口コミランキングです。

賃貸住宅仲介業者の評判と考えていただければよいですが、口コミは個人的要素が強いので、参考までにとどめておいていただければと思います。

第1位はピタットハウスで、まじめな対応で悪評はほとんどありません。

第2位は東急リバブルで、ブランド力と堅実性が評価されており、高評価を得ています。

ただ、会社自体は賃貸より売買がメインといえます。

第3位はハウスメイトで、入居の審査基準が厳しいので安心、クレーム対応がよいなどの口コミがみられました。

不動産の口コミは悪評がかなり多い傾向があるので、この3件は悪評が少ないことがランキングの大きな要因です。

一方、残念なワースト部門はランキングではなく、どんな傾向の口コミかを紹介します。

まず、レオパレス21といい部屋ネットでは、物件に対しての悪評が多い傾向があります。

壁が薄くて騒音がひどいというようなものです。

また、アパマンショップやミニミニでは、説明と契約が違う、断ると営業マンの態度が急変するなど、物件より営業マンに起因するものが多かったです。

FC店などでは特に、営業マンによってよしあしがかなり左右されるようです。

また、エイブルやミニミニでは、勧誘がしつこいなどの口コミも多数みられました。

高評価ももちろんありますが、店舗数や仲介数が多いだけに、悪評が悪目立ちするということもあるのかもしれません。

ランキングをどう見るか、選択は利用者次第

今回は、さまざまな視点からランキングを中心にみていきました。

それによって、なんとなくではありますが、各業社の傾向が垣間見えたような気がします。

初期費用で選ぶか、対応の良さで選ぶか、知名度で選ぶか、そのあたりは利用者にまかされています。

また、時期により各社キャンペーンなどを行っていますので、CMやインターネットでチェックして、よりよい物件探しをしていただきたいと思います。