窓の隙間は隙間テープで塞ごう!虫や隙間風をシャットアウト

気が付くと部屋の中を小さな虫が飛んでいた、というご経験はありませんか。

窓が閉まっているのにどこから侵入したのか不思議ですよね。

そのような場合、部屋の窓に隙間ができている可能性が考えられます。

しかし、窓の隙間は「隙間テープ」で簡単にふさぐことが可能です。

隙間テープについて、当記事でくわしくご説明していきましょう。

部屋に虫が!窓に隙間ができる原因

窓に隙間があると、虫だけでなく隙間風も入り込んでしまいます。

そもそも、窓にはなぜ隙間ができてしまうのでしょうか。

ここでは、窓に隙間ができてしまう原因を2つご紹介していきましょう。

●窓のサッシが原因

窓のサッシは定期的に調節をする必要があります。

長年、窓の開け閉めを繰り返すことで、窓サッシにゆがみが起こることがあります。

ゆがみは窓サッシの調節が緩むことに繋がりますので、その結果窓の隙間となってしまうことが多いのです。

すると虫や隙間風が入り込む原因となるので、隙間テープなどで早急にふさぐことが大事でしょう。

●家の傾きが原因

窓の開閉に違和感を感じる時は、家が傾いている可能性があります。

家の傾きは窓の隙間を生む深刻な問題です。

その確認方法ですが、ビー玉などを平らな場所において転がるかどうか試してみましょう。

ビー玉が動いたら家が傾いていることになります。

また、壁や塀にひびが入っている際も、家の傾きを疑ってください。

窓の隙間には隙間テープが有効!

窓サッシに隙間ができてしまったら、早めに対策を取ることが大事です。

ちなみに、窓自体の交換は費用や工事期間などを考えると、対策としては理想的と言えない場合があります。

そのような時に役立つのが「隙間テープ」です。

隙間テープとはその名の通り、「さまざまな場所の隙間を埋めるテープ」で、主に窓サッシやドアに貼って隙間をなくすものになります。

種類はさまざまですが、一般的によく使われているものは、テープの裏側に両面テープが付いたタイプのものになるでしょう。

主にホームセンターなどで購入できますが、最近では100均ショップなどでも取り扱われています。

100均ショップですと、手軽にチャレンジしやすいですよね。

窓に隙間があると、寒い冬はそこから部屋の暖まった空気が外へと逃げてしまいます。

逆に夏は、蚊やハエなどの虫が部屋に入り込んでしまう原因となります。

さらに強風の日は「ピューピュー」と鳴る隙間風が部屋に入ってしまいます。

隙間テープならば、それらに早急に対応できるでしょう。

隙間テープを貼るとどんな効果があるの?

窓の隙間に隙間テープを貼ると、部屋への虫や隙間風の侵入を防ぐことができます。

では、他にはどんな効果を生み出すのでしょうか。

以下でご紹介していきます。

●保温効果

窓サッシの隙間を埋めると、断熱され、「保温効果」が上がります。

窓サッシは室内と室外の熱の渡し役となっています。

窓を介して移動する熱のうち、およそ4割がサッシが原因となっているのです。

例えば冬の場合は、暖房をつけ続けても熱が逃げてしまうため、深刻な問題ですよね。

隙間テープを貼ると外気が侵入しなくなると同時に、冷暖房効率が上がることが期待できるでしょう。

●防音効果

上記のことから、隙間テープを貼ると外から外気が侵入しなくなることが分かりましたよね。

それと同時に外からの音を遮断する、「防音効果」も期待できるのです。

外の音が家の中まで聞こえてくることが多く、気になるという人もいるのではないでしょうか。

それでは、家でリラックスして過ごすこともままならないでしょう。

また、家の中の音が外に漏れてしまうことも考えられます。

隙間テープを貼ると、上記のような音を防音することが可能なのです。

窓に貼って虫をシャットアウト!隙間テープの貼り方

ここでは、隙間テープの貼り方を詳しくご紹介していきます。

隙間テープは両面テープが付いているので、1人で簡単に貼ることができます。

しかし、粘着が弱い隙間テープもあり、それらは接着部分がすぐに剥がれてしまう可能性があるため、別途で接着剤が必要となるケースもあります。

では、以下でご説明していきましょう。

【隙間テープの貼り方】

①隙間の場所を確認する

まず、窓のどの部分に隙間があるのか探すことから始めましょう。

窓サッシに手のひらをかざしながら動かして、わずかに風を感じる場所を探しましょう。

手のひらで分かりにくい場合はティッシュペーパーなどを使って風の通り道を見つけましょう。

②貼る部分を掃除する

隙間テープを貼る部分の汚れを取りのぞいておきましょう。

いきなり隙間テープを貼ると、ほこりや汚れによって粘着が損なわれ、すぐに剥がれてしまうためです。

サッシはゴミが溜まりやすいので、ブラシなどをかけておきましょう。

③隙間テープを貼る

貼る部分に合わせて隙間テープをカットします。

両面テープを覆うシートは先に剥がさず、サッシに貼りつつ剥がしていきましょう。

軽く抑えながら貼っていくのがポイントです。

きれいに貼れたら隙間テープを貼る作業は完了となります。

これで部屋に侵入する虫をシャットアウトできるでしょう。

虫の侵入を防ぎたい!隙間テープの選び方とは

虫や隙間風を防ぐため隙間テープの購入を検討しているけれど、どの種類を選んだら良いか分からない人もいらっしゃるでしょう。

その場合、どのような隙間テープが自分の窓に適しているのか考えることが大事です。

ここでは隙間テープ選びのポイントをご紹介していきます。

●隙間テープの幅

隙間テープを貼る場所の幅を事前に確認しておきましょう。

幅を間違えるとうまく隙間が埋められないので、注意が必要です。

●剥がす時のことを考える

賃貸の場合は退去の際に原状回復が求められます。

もし接着剤などで窓サッシに隙間テープを貼ってしまうと、剥がす時に一苦労です。

簡単に剥がせるタイプの隙間テープを選びましょう。

●心配なら安価なものから

初めて貼る方は、うまく貼れるか心配ですよね。

そのような場合は、100均ショップで購入できる安価なものからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

機能で満足できなくても、安価で経済的にはあまり痛手になりませんので、そのときは別のものを試してみるというつもりでも良いでしょう。

窓に貼ろう!さまざまな隙間テープ

隙間テープにはさまざまな種類があります。

ここではおすすめの隙間テープを3つご紹介します。

以下の隙間テープを自宅の窓に貼って、虫や隙間風をシャットアウトしましょう。

【Loobani:スキ用テープ気密 E型】

こちらの隙間テープは、テープ自体にいくつもの溝があります。

この構造により、窓の開閉による窓への負担を軽減してくれるのです。

また、気密性が高いので、防音や虫対策に効果が高いでしょう。

【槌屋:すき間モヘアシール】

モヘアタイプの隙間シールは、虫をシャットアウトする効果が高くなっています。

実際に使用して、虫の侵入が激減したとの声も耳にします。

【Loobani:防水防カビ補修テープ 台所】

こちらはトイレ専用の隙間テープになります。

便器と床の間は意外と隙間ができがちです。

こちらの隙間テープは防水・防カビ効果が期待できるので、安心して使用できるでしょう。

目的に合わせた隙間テープで窓の隙間を埋めよう!

窓の隙間を放置すると、虫の侵入を許し、冷暖房の効率は下がります。

そのため、窓の隙間には隙間テープを貼って対策を取りましょう。

隙間テープはさまざまな種類が販売しているので、目的に合った隙間テープを探すことが大事です。

また、初めてチャレンジするのなら、安価なものから始めてみても良いでしょう。

ぜひ、隙間テープで隙間をふさぎ、快適な空間を手に入れてください。