ロフト部分が暑いときや下のフロアが寒いときなどの温度対策

限られた空間のなかで有効活用できるロフト。

その活用方法は実にさまざまです。

しかし、ロフト付きの物件だからこその問題もあります。

熱を感じやすいことから夏場は暑く、天井が高いがゆえに冬は寒いなど、暑い寒いの温度対策が必要になります。

では、どんな対策を行えばよいのでしょうか。

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自分なりの使いかたができるロフト

ロフト付きの物件は今でこそ一般的ですが、賃貸物件でロフトのついた物件が見られるようになったのは、1980年代の好景気時代です。

今まで実家暮らしだった学生などが大学や就職といった形で一人暮らしをするときは、ワンルームや1kといった間取りを選ぶことが多いですよね。

そうした若者をターゲットにして限られたスペースで快適な部屋にすべく、ロフトを採用したアパートが建てられました。

友人の家に遊びに行ってロフトがあると、どこかおしゃれに見えたものです。

ロフトは天井を高くとり、屋根裏にできる空間が生まれました。

空間はあるものの、建築基準法上では居室とは認められていません。

しかし、収納スペースにしたり、あるいは寝室として使うなど、空間を十分に活用できる方法はいくらでもあります。

こうした自分なりの使い方ができるのも、ロフトの魅力ですよね。

次項では、ロフトの活用方法をご紹介します。

暑い寒いなどの温度対策も併せてご覧ください。

暑い季節や寒い季節にしか着ない衣類はロフトで収納

一人暮らしで必要となる広さは、8畳ほどともいわれています。

部屋数は多い方がいいとの意見もありますが、毎月の家賃を抑えることも考えなければなりません。

そうなると、一人暮らしでワンルーム、1kに住んでいる方は全体の半数を超えるのではないでしょうか。

しかし、生活をするための家電製品や衣類などを部屋に置くと、部屋のスペースはどんどん狭くなります。

暑い季節にしか使わない水着や、寒いときにしか着ないコートなど、部屋に置いておきたくないといった悩みもでてきますよね。

そこでロフトが活用できます。

オフシーズンの衣類や日用品のストックなど、ロフトに収納すれば部屋を広く使えます。

ただし、生活で生じる匂いは上に上がりやすいため、衣類は衣装ケースに入れて収納し、防虫剤を入れるのも忘れないでくださいね。

扇風機やヒーターなど、季節ものの家電製品をロフトの物置に収納している方もいらっしゃいますが、あまりおすすめしません。

なぜなら、上から下に降ろしたり、下から上に上げたりと、重いものを運ぶのは大変です。

運ぶ際にバランスを崩してしまうと危険ですから、重いものはロフトに上げないようにしましょう。

ロフトを寝室にするときの注意点

物置以外で多いのは、ロフトを寝室として活用する方法です。

ロフトを寝室として使うと、部屋のスペースが広くとれます。

部屋が広くとれると、友人や恋人を招きやすくなりますよね。

そして、秘密基地で寝ているような楽しさも味わえます。

一方、ロフトを寝室にしている方の意見を聞いてみると、ロフトのはしごを上り下りするのが面倒という声もありました。

普段の生活であればはしごの上り下りも慣れてきますが、風邪をひいたときはどうでしょうか。

先ほど重いものをロフトから運ぶことが危険とお話ししたとおり、足を踏み外して怪我をしては大変です。

ロフトを寝室にしたいというかたは、こういったときでも対応できるように、部屋でも横に慣れる環境を整えていきましょう。

また、ロフトは夏に暑い、冬はロフトがあって天井が高く、下の部屋が寒いという声もあります。

何か対策はあるのでしょうか。

夏場は寝れないほど暑いロフト

さまざまなことに活用できるロフトは夏に暑く、冬は暖かい空気がロフトに流れるため、下の部屋が寒いという点があります。

夏場は、下のフロアとロフトの温度差は5℃以上にもなるのです。

下のフロアが30℃だとすると、ロフトの温度は35℃越えということになります。

ロフトを寝室として使っている場合、35℃近くのなか寝ていたら熱中症になってしまいますよね。

ロフトが夏に暑い理由のひとつに、天井や天井裏の熱が関係しています。

とくに、アパートの2階や3階など、屋根から近いロフトは天井や天井裏にこもった熱を感じやすいのです。

断熱シートの有無によっても熱の伝わり方は軽減できるので、引っ越しを考えている方であれば、夏場の暑いときに内見してみるのも手段です。

しかし、夏のロフト状況を知らずに引っ越したかたや、今まさに暑さに困っている方は、どうしたらよいのでしょうか。

暑い空気は上に溜まりやすく寒い空気は下に溜まりやすい

ロフトの気温が高くなってしまう原因は、部屋の上部に溜まりやすい暑い空気によるものです。

この暑い空気を循環させることがポイントになってきます。

天窓があれば、定期的に窓を開けて、暑い空気を逃がしましょう。

このとき、下の部屋の窓も開けておくと、空気の流れができて効率良く暑い空気を外に出せますよ。

また、天窓がなかったり、空気を部屋全体に循環させたいときは、サーキュレーターがおすすめです。

サーキュレーターは真っすぐ風を送ってくれるので、ロフトにこもっている暑い空気を循環させてくれます。

扇風機よりも遠くまで風を送れますし、片手で持ち上げられるコンパクトな商品が多いため、ロフトに上げやすいといった面もありますよ。

また、ちょっとした裏技ですが、ペットボトルに水を入れて凍らせたものをサーキュレーターの前に置くと、涼しい風に感じるため、過ごしやすくなります。

ペットボトルは結露しますので、結露した水滴が床に付かないように、少し深さがある器に乗せましょう。

エアコンを付けっぱなしで寝ると寒いという方は、ぜひやってみてくださいね。

下の部屋が寒いときは床と窓に対策

暖かい空気は上に溜まりやすく、反対に寒い空気は下に溜まる傾向があるとお話ししました。

暑い季節のときはロフトを寝室にするとダイレクトにこもった空気を感じてしまいますが、冬は下の部屋で寝るよりも暖かく感じるかもしれませんね。

しかし、ロフトがあることで天井が高くなることから、下のフロアが寒いといった現象が起きます。

暖房器具を使っていても、なかなか部屋が暖まりません。

そんなときは、床や窓に対策することがポイントです。

まず床ですが、フローリングの部屋にアルミシートを敷いてから、カーペットを敷きましょう。

たったこれだけで、部屋が温かく感じます。

足からくる冷えや暖房効率も上がるので、お試しください。

続いて窓対策ですが、一番安く効果的なのが、梱包用のクッションシートです。

プチプチとも呼ばれるシートを、マスキングテープや両面テープを使って窓に貼り付けるだけで、断熱効果が高まります。

貼るときは、プチプチした面を窓に付けましょうね。

また、暑さ対策でお話ししたサーキュレーターも、空気を循環させるため、暖房器具と一緒に使うことをおすすめします。

上手にロフトを使おう

ロフト付きの物件は、温度対策を行えば有効活用できます。

1部屋なのに、2部屋分の使いかたができるなんて、とてもお得ですよね。

せっかくのロフトを使わないのは、もったいないです。

暑さや寒さ対策を行って、あなたの使いやすい空間を作ってみてください。